C-1成績表(日本語)
予測は大はずれ! 早めのブリーフィング、テイクオフ周りと前側の尾根線上を基準にした16,8kmのタスクを発表して10時半にはゲートオープン。真っ先にスタートしたのは前日最後尾スタートし、ボーナスポイントがもらえずに苦渋をのんだオープンクラスの長島と宮田、続いて昨日のトップゴールの呉がスタートしていきます。 渋い条件ながらも徐々に高度を上げ始めた先頭集団を見ながら、テイクオフは混乱もなく粛々と確実にスタートしていきます。テイクオフ場のすばらしさと相まって、選手達のテイクオフの確実さは目を見張るものがあり、失敗をする選手を捜すのが困難なほどです。60名の選手は程なくテイクオフを済ませ、きっちりと高度を上げていきます。 曇天から時折さす日差しとともにサーマル条件は時間を追うごとに活発になり、あっという間に予想サーマル高度を突破していきます。初日に続いて大きく予想が外れて、トップは1700m付近まで上がっています。この集団には前日の上位陣はしっかり入ってスタートのタイミングを見計らっています。 先行したオープンクラスの面々は、途中何回か高度を戻すためのセンタリングをしながら先を急ぐのですが、上を見れば大集団が尾根上のリフト帯に乗って悠々とスタートを切り始めていきます。裏の池を回り尾根先の休耕田から一気に池まで戻り、ランディングそばの金山を回って、テイクオフ前のサーマルポイントまで一気に回り込み、絶妙のタイミングで出始めてサーマルに乗って、TOを回り込んで池まで流しながら上げきります。後は休耕田を取ってセーフティーポイントをまわり、フルスピードでゴールへ雪崩れ込みます。先行した組はあっという間に差を縮められ、せっかく狙ったゴールポイントも差がほとんどつかない有様でした。 続々とゴールへ雪崩れ込んでくる選手達で、ランディングは朝のラッシュ状態、交通整理の無線がひっきりなしに右に左にと選手を誘導していきます。結果、40名という大量ゴールになり、LDではゴールの感動を噛みしめる嬉々とした顔で一杯になったのです。ゴールタイムは最速が前日同様、小林選手の27分!、続いて地元の北村選手29分と2人も30分を切る超スピードレースとなりました。 30分台にも多くの選手がひしめき合い、選手達のテクニック、スピードには驚かされるばかりです。 最速王者決定レース結果は、2日間とも驚異的な早さでゴールメイクした小林選手が豊島選手を逆転し、05年最初のオープン大会を制しました。また1位ー4位までをグランボレエリアの選手が独占し、地元パイロットのレベルの高さを知らしめる結果となりました。
大会は2日間ともコンディションは良く、C3クラスのグライダーでも他のクラスに遅れることなく高度が獲得できました。 高度がとれればあとはスタート。一つずつタスクをこなしていきました。しかし、テイクオフに戻るたびに高度をとり、といった具合にあまりにも考えずに飛んだため、時間をロスしゴールではかなり高度が余ってしまいました… ちなみに、2日間ともスタートが早いのは作戦ではなく性格です(^o^;
大会関係者の皆様、スタッフの皆様、私の下手なセンタリングに付き合ってくれた選手の皆様、ありがとうございました。そして、いつもお世話になっているCooおよびスカイダンシングの皆様のおかげで大会期間中も楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
総合1〜6位