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 ドイツフリーフライトショー報告
 
  4月2,3,4日にドイツのガルミッシュで開催された恒例のフリーフライトショーに行ってきました.
04/12
 


フリーフライトショーは、ご存知のとおりドイツハンググライディング連盟とドイツマーケットで販売しているメーカー、スクールが共同で開催している展示会です。毎年、ガルミッシュの町の雪が解け、スキー場からフライトできる時期とイースター休みにあわせて開催されます主催者発表では、今までの開催で一番多かったのは入場者12,000人。

多くのパイロットがドイツ国内のみならず、北欧や東欧などからもやってくる。展示会の楽しみはなんと行っても、各社が出す新しい商品の発表だ。今年は新しい計器や、ハーネス、グライダーが各種出ていて、展示会に訪れたパイロットは熱心に、お目当てのものを試したり、説明をメーカーから直接聞いている。


 
DHV(ドイツハンググライダ―連盟)ももちろん、連盟の紹介のブースを出していて、staffがパイロットへの説明など対応している。

また、会長自らがテレビクルーとなって、会場の中を撮影、インタビューを積極的に行っていた。DHVテスト部門のチーフ、ハンネス・バイニンガー氏に聞いてみたところ、今年も入場者も多く活気にあふれているようだ。また、各社グライダーのテストが多くテスト部門はいつも大忙しで、展示会を開催中もテストを行っているほどだと聞いた。


JPAの新しい取り組みとしてレスキューパラシュートのリパックを行うリガー研修会について話をして高い評価をいただいた。DHVとしてもレスキューパラシュートについてはパイロットが実際投げる訓練方法を編み出したり、ハーネスとレスキューパラシュートの相性の問題など考えられる限りの取り組みをしていると語っていた。

これからもお互いの情報を交換して、より安全なフライトへの取り組みの努力をしていこうとの話しで締めくくった。
 
会場の外には、簡易テントのレストランも設置されいつも大賑わい。エキジビションの目玉は、ヘリコプターで会場上空へあがって、ジャンプしてからマヌーバーを行う、マッド・マイク・クングと3人での連結フライトを行うレネゲードの面々。
 さらに切れの鋭い技を地面すれすれまで見せてくれる日本でもおなじみのマイク・クングとレネゲードのグループは、すばらしい技を見せてくれていた.


次は2006年4月。ガルミッシュで。