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 ナショナルリーグ第二戦

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スプリングカップinCOOリポート 
2004年4月17日−18日 開催エアーパークCOO
 ・・・・・・1日目  タスクはキャンセル
【一日目】

4月17日
JPAの主催する公認大会。ナショナルリーグ第二戦が茨城県八郷町のエアパークCOOで開催されました。朝霧の第一戦が良いコンディションで成立したので第二戦も期待がもたれていましたが、初日は快晴の天気ながらも風が強く大会は早々にキャンセル。

各地から集まった80名を超えるまった選手はしばらくの間、エアーパークCOOクラブハウス前でウエイティング。予報では風の収まる可能性は低くお昼まで待って、宮田選手が足尾周辺からのクロスカントリーフライトのためのセミナーを実施。
80名を超える選手が一堂に集まるのは大会のときぐらい。有効に時間を使います。

半袖になる人も多いほど気温が上がり初夏のような日差し。講習終了後は17時以降に予定されていたウエルカムパーティーを早めに開催。

暖かい日差しの中、選手たちもめいめい楽しい時間を過ごしました。
明日18日のコンディションに期待です。







【二日目】

4月18日
前線通過も昨日中に通過し、移動性高気圧に覆われ快晴!昨日までの南風が昼前には強くなるとの予報に、8時受付後直ぐに東テイクオフへの送迎開始となった。前日のパーティでは本日のタスクがフリーディスタンスになるとの噂も流れていて、朝から選手も気合が入っている様子。9:30、やはり昨日の予報よりも南風は弱く、東風のサーマルブローと本流の南風がテイクオフ前でコンバージェンスを形成しているためテイクオフの風は不安定。東のアゲンストを狙ってテイクオフしたダミーはテイクオフ前で直ぐにサーマルヒット!1000m付近に逆転層があるもののテイクオフレベルの中層まではすでにサーマル活動が活発なのが分かった。発表されたタスクは福島県白河ゴールの94.2kmのストレートゴール。90kmを越えるビックタスクに選手は興奮気味!昨日のセミナーでの復習か地図をにらみつけてイメージトレーニング。強くなる南風を避けるために10:10にはウインドオープン。テイクオフ不安定な風の中、次々と選手はテイクオフしていく。途中、南西風が強くなり、何名かは西テイクオフへ移動となったが全選手がソアリングして空中で待機。予定とおり空中で本流の南風を待つこととなった。
 テイクオフのある筑波山系は南風と東風のコンバージェンスによりやや荒れてはいるが、しっかりとしたリフト帯を形成していた。ツバメ鉄塔がスタートのエラップスタイムレースのため、選手は自分の好きな時間にスタートすることができる。しっかりとしたした強い南風が入るまでスタートを遅らせようと1時間以上、ほとんどの選手はテイクオフ上空でお互いをけん制するかのように待機。何名かポロポロとスタートしていく中、12:00に最初の集団がスタート。ツバメ鉄塔からやや東よりに飛んだ只野、和田、宮田、木下はウィルソンゴルフクラブ、羽黒山経由で確実に高峰へトレース。辻、植田は雨引き鉄塔経由で行くがほとんどリフト無く激低に!辻は何とか高峰へとたどり着き上げなおすことに成功したが、植田を含む数名は50号付近にランディング。長島、伊澤、大澤、小幡を含むセカンド集団は12:30ごろスタート、扇澤は最後まで残り12:40にスタート。やはり東よりのコースを通り確実に高峰をクリアーした。先行していた只野は真っ直ぐ茂木町へ、宮田は仏頂山から東よりのコースを北上した。ここまで順調にみえたが、しかし茂木町を越えたあたりから那珂川沿いに急に西風成分が強くなり、北上できず「那珂川ドックレッグ」あえなくランディング。宮田は御前山から通称「男コース」で山の中を進むが北上はできず断念。後発集団は冷静に西風成分が収まり、茂木周辺がしっかりした南風になるまで判断し、我慢のフライト。そしてなんとか烏山をクリアー。馬頭町に差し掛かったところでやはり強い南西風によりサーマルは完全にブレークしてしまい、ランディングを余儀なくされた。トップは僅差で辻56.9km、2位に小幡56.4km、3位に大野56,2km、4位同距離で長島と衣笠55.6km。トップ10人は7km以内の接戦となる結果であった。
 難しいコンディションの中、ゴールは出なかったものの50km以上のフライトを成功させる選手のレベルの高さを感じることができた。また総合6位に水沼54.7km、11位岡部50.2km、12位増子49.7kmと女子選手のがんばりが素晴らしい結果となったことはうれしいことだ。

今日の競技結果
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 ・・・・・・2日目 タスク成立
 
 
優勝した辻選手のコメント
優勝出来てとてもうれしいです。
今回は、イタリアのワールドカップであまり飛べなかった分、沢山飛んでやろうと思い、ゲートが開くとすぐにテイクオフしました。スタートは12:00過ぎてから、それまで十分コンデションを観察できた。最高高度は1200mで南西風、少しづつ、十分南風が強くなってから燕山を離れた。通常は北に行けば行くほどコンデションが良くなるはずだが、今回は上昇気流が弱く、1000mぐらいやっとで何度も降りそうになった。しかし、何とか弱くても上昇気流を引っ掛けて風に流されながら距離を伸ばすことが出来ました。ほとんど一人で飛んでいたが先に飛んでいた数人のパイロットを目印にシンクの少ないラインを読みながらのフライトがとても上手くいった。約5時間のフライトで思いっきり飛ぶことが出来ました。 大会関係者の皆様、本当にありがとうございまいした。   辻 強
 
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ナショナルリーグ第三戦オールジャパンパラグライディング大会in白鷹
5月01日ー04日三日間山形県白鷹町白鷹スカイパークエリアにて開催されます。
参加募集要項は競技事業部HPよりご覧いただけます。
日本パラグライダー協会では多くの方の参加をお待ちしております。
大会に関するご質問・ご要望は事務局競技事業部宛へメールまたはお電話でお気軽にお問合せ下さい。

 








































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