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 ナショナルリーグ第10戦 
 
 
 
 四国三郎ジャパンカップ 2004
参加者名簿 ターンポイントと地図 開催要綱 優勝者コメント フォトアルバム
上位選手のトラックログ TASK1 タスクマップ
2004年11月13日(土)〜14(日) 
開催地:徳島県三頭山エリア
2004年11月13日(土)

JNL最終戦となる四国三郎ジャパンカップが徳島県三頭山エリアで行われました。

毎年スケールの大きなタスクが成立している実績からか81人のエントリーがあり大いに盛り上がり、大会を迎えました。

昨日の寒冷前線通過で天気が心配されましたが、初日は朝から快晴に恵まれました。朝8時にはテイクオフ周辺には積雲がぽつぽつと発生していて、好コンディションが予想されます。

四国三郎こと、吉野川に沿って東西に延びる山並みをテイクオフを中心に往復する42kmのRaceToGoalが組まれた。

12時のエアースタートにはほぼ全員が1400mの雲底で待機でき、一斉にスタート!

テイクオフ西3kmにあるB06をと取った後、いきなり運命の分かれ道が・・。沖をダイレクトに向かった組は予想以上に強かった下層の東風に捕まり、いきなり低くスタック!山周りで帰った組は手前で大きく上げ高く行った。これで只野、薬師寺は大きく集団から抜けだした。
中盤戦になりテイクオフレベルも北東風が強くなりましたが、山並み上には東西にしっかり雲底が形成され、しっかりと雲底につけて飛べば風上にも進むことができました。

結局、ワールドカップから好調の只野がそのまま逃げ切りトップゴール!薬師寺も前半のアドバンテージをキープ2位をゲット!やや遅れて宮田3位。
26人がゴールをした時点で、東風が強くなり残念ながら、タスクストップとなりました。

ゴール直前まで駒を進めていた選手もいましたが・・。

明日も好条件が期待できます。逆転劇はあるか?

ウェルカムパーティでは、本日の上位選手のフライトログをプロジェクターで上映会。今日のタスクの攻略方法やポイントなどが上位選手から解説されました。上位選手のフライトに皆さん興味津々でしたね。

おまけに本日トップだった只野選手の31才の誕生お祝いも突然開催!!トップに花を添えていました。


 
2004年11月14日(日)
昨日までの予想では昼過ぎまで晴れるはずだったのに・・・。

朝から厚い高層雲が広がってしまいました。それでも全員テイクオフに集合しました。

全員がテイクオフし、かつ一人でもミニマム距離を超えれば大会は成立するGAPシステムの利点から、テイクオフからスモールシリンダー1kmのエラップスタイムレースが決定しました。

高度差700mで西方向にはランディングスペースも多くありリスクも少ないことから、5kmのミニマムは多くのパイロットがクリアーできることが予想できました。50%以上のミニマムクリアーがそろえばトップで何点ぐらいつくのだろうか?興味があるところでした。しかも昨日の結果では5位から20位までは僅差。逆転劇もあるかも?

しかし!無情にもタスクブリーフィング中に大粒の雨が降り始めてしまいました。せっかく盛り上がったモチベーションが・・。選手は急いでパッキングとなってしまいました。

オーガナイザーもやもえずキャンセルを決定することとなりました。雨が止んだ後にフリーフライトはすることができ、四国三郎の郷まで飛んで帰る選手も数名いました。

結局、昨日の成績が総合成績となりました。



 
大会結果 タスク1
総合  PDFファイル   Eingllish PDF file(英語版)
女子  PDFファイル
U-25  PDFファイル
 上位選手のトラックログ
 
2004四国三郎優勝のコメント
 総合優勝 只野正一郎選手


今年最後のナショナルリーグ戦で優勝できてうれしいです。四国三郎の大会は相性がよく、3年連続優勝を達成しました。ここのコンディションと山並みはヨーロッパアルプスを感じさせられるものがあります。リーサイド、谷渡り、タスクの距離ととてもスケールの大きいエリアです。そして、エリアの管理が行き届いていて安全にフライトすることができるのです。本当にスケールでは日本一だと思っています。
2日間の内、一本成立の成績ですが、コンディションは四国三郎らしいものでスピード感のあるレース展開でした。序盤の戻りで薬師寺さんと2機でトップグループを形成し、その差を詰めさせないで最後までいけたのは貴重な体験になりました。通常ならばどこかで後続グループに吸収されるものなのですが、お互い確信のあるコースで、時には同じラインで、時には別々にレースを展開していました。レース中は、戦う意識より互いにいいものを作り上げていくような感じがしました。
勝った要因は(自己分析)、いかにいいラインに乗って、いかにセンタリングしないかを意識していました。こんなことはレースの基本中の基本ですが、基本ほど大切なものはありません。そして、だれよりも先にゴールへアプローチする事!
最後になりますが、選手のレベルが年々向上していることを感じられるレースでした。来年はもっといいレースができることを期待しています。一言アドバイスさせてもらえるならば、ゴールした選手は、あと5分タイムを縮めるようにしましょう。ゴールできなかった選手は、反省点より自分のいいところを探しましょう。
スタッフのみなさま、ありがとうございました。
そして、なにより一年通して応援していただいた方に心より感謝します。
 
 U-25優勝 佐藤 良行選手のコメント
週間天気予報では雨予報が多かったけれど、週末になるにつれて天気は好転して行き大会前日にはいい感じの天気予報に♪ワクワクしながら四国へ。チェックインを済ませて、いざテイクオフへ。ブリーフィングが始まり、開会式&タスク発表。今回は、42?のレースtoゴール。ダミーの人も順調に高度を上げていき11時10分ゲートオープン☆早めにセッティングを済ませてちゃっちゃとテイクオフ〜。2回も失敗してしまいました、、。ヘタクソですいませんm(_ _)mフワフワと高度を稼ぎながら、スタート時間を待つ。。前回の四国は出なかったが他の人の話で荒れてるから気をつけてねと言われていたが予想以上の荒れ方にビビリながら飛んでいた。上位選手がどこら辺にいるのかマークしてスタート!タイミングはちょい遅れ気味で後ろの方だった。。12時丁度に60機ほどの集団がいっせいに走り出す。下から見てたらすごいきれいなスタートだろうなぁ〜と思いつつスタートパイロンを目指すが折り返したところでトップ集団と一気に差が開いてしまう。尾根のローターを気にしすぎて、沖の方を飛んでしまった。。GPSを見てもスピードが5キロぐらいしか出ていない。
やっても〜た・・;と心の中で叫びつつ、なんとか尾根を回りこめた。上げ直したが、トップ集団はすでに次のターンポイント付近まで駒を進めている。今回の課題はラインを考えながら飛ぶことでした。B12は山側のラインを選び飛ぶことに、ターンポイントをローター側でぎりぎり取り、戻ろうとするとローターのシンクでズブズブと高度を下げていく。対置高度400mぐらいしかなく、後から来る集団の200mぐらい下にいた気がする。。何人かの人に良く帰ってこれたねと言われた。
かなり低めだったけど追い風に乗れば・・・となぜか行ける自信があった。風に乗りながら、一気に三頭山の鉄塔付近まで戻ることが出来た。。。。。。((( ・o・)後は、セカンド集団の後を追うようについて行き12位でゴール☆最後のファイナルグライドはアクセル勝負!最終パイロンを回ったときに4機が並んでいた。フルアクセル勝負は背伸びしてがんばったが足の長さには勝てず、3番目でした。。

来年はもっと上位に入っていけるようにがんばりたいと思います。
レセプションでは呉本君から次の日は丸刈りレースの宣戦布告が(°д°;;) !
もちろんライバルの小林君、呉本君には負けてられないので、こっちも次の日もU25トップ宣言?!2日目はキャンセルになり、残念ながら丸刈りレースも不成立。。フリーフライトで飛ぶことは出来ました♪コンディションも良く、荒れていたがとても楽しい大会でした。
スタッフの皆さんありがとうございました m(。−_−。)m
 
日本パラグライダー協会 四国支部内スクール
・JMB東四国パラグライダースクール
・VANスカイスポーツ
・JMB四国パラグライダースクール
  

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