競技事業部トップページへ ホームトップへ このページのトップへ
ホーム競技事業部トップ>大会リポートオールジャパンパラグライディング大会in白鷹

 ナショナルリーグ第三戦
 
 
 
オールジャパンパラグライディング大会in白鷹
 
参加者名簿 ターンポイントと地図 フォトアルバム 優勝選手コメント  大会別ポイント成績表
上位選手のトラックログTask1 Task2
2004年5月1日−4日 開催:白鷹スカイパークエリア
 
5月1日

【一日目】 タスク成立

朝は雲量が多く西風が強い。朝早く集まった選手にも「今日は厳しいかな?」と不安の顔。気象予報担当の小野寺からは風の強さはお昼をピークに弱くなり、晴れてくると言う頼もしい予報に後押しされ、テイクオフへ。発表されたタスクはテイクオフ周辺の三角パイロンを2周した後、約30km南にある米沢ゴールの63kmのビックタスク。
12時を過ぎても、予想ほど北西風が強まらないためゴールは20km手前のムツミ橋ゴールに変更。その代わり北西風と南西風のコンバージェンスがテイクオフ周辺に形成されサーマル活動も活発となり、絶好のコンディションとなった。13:20のスタートにはほぼ全員が空中で待機し、一斉にスタートとなった。トップ集団は約20機で形成され、1800mの雲底をハイスピードで展開さることに。集団を引っ張るのは扇沢。スタックすることなく終始トップを独走!そのままゴールフィニッシュを決めた。
ゴール付近の低い高度はアゲンストの南風が進入していて、低く行った数名のパイロットはゴールライン手前に無念のランディングとなってしまった。後藤雄大選手はこのムツミ橋ゴールまさかの3連続ショート。しっかり手前で上げきった選手は楽々ゴール。この日は26名の約半数がゴールすることとなり、最高の大会初日となった。残り3日間楽しみだ。
一日目結果
総合 PDFファイル
女子 PDFファイル
U-25 PDFファイル
  タスクマップ TASK1 拡大
5月2日

【二日目】 タスクキャンセル

朝から最高の天気に恵まれたにもかかわらず、風が東風(テイクオフ・フォロー)。選手たちは最新の予報に基づきウエイティングにはいりました。予報では弱まる傾向がみられるため午後1時までウエイティングするも、風の方向は変わらず午後1時半大会二日目の競技はキャンセルされました。結果的には夕方になっても風向きは変わらず・・・好転に恵まれたものの風に恵まれず残念な二日目となってしまいました。明日、明後日の天候に期待したいものです。
  
5月3日

【三日目】 成立

朝から快晴!西、東日本はすでに天気が崩れてきていたが白鷹マジック発生!白鷹山周辺はだけポッカリと晴れ間に覆われている様子。今回の気象庁予報担当の小野寺氏からは日差しは15時まで続きタスクは可能!との心強いアドバイスをいただき、選手は気合十分でテイクオフに上がることに。
 南風は弱く、雲底高度も2000mの予報。テイクオフ周辺の三角パイロンを2周して南に10kmの荒砥橋ゴールが組まれた。しかしウインドオープンタイムが近づくにつれて明らかに北方向から高層雲が広がってきてしまった。一斉スタートは無理と判断され、エラップスタイムレースに変更となった。
ウィンドオープン後、次々と選手はテイクオフしていくがサーマルは徐々に渋くなる様子。

何名かの選手がランディングしていく中、何とか上げきった扇沢、星、吉川を含むファースト集団がスタート。順調に進んでいたがテイクオフから離れたB06(対岸南の民家)を取った空はオーバーキャスト。テイクオフ下に戻るが、低いところは激渋コンディションとなってしまいスタック。それを見ていた岩沢、宮田、小幡、蔀はB06の後ダイレクトにB08(対岸北の豚舎)に突っ込む。
B08周辺は一時的な北風の進入によりコンバージェンスが形成され、南斜面は弱いがサーマルが上がっていた。4名は何とか上げきりテイクオフレベルで白鷹山西斜面まで戻る。さらにコンディションは弱くなり、生き残りゲームの展開。そんな中、宮田一人テイクオフをトップアウトしB09へグライドするがサーマルは無く、B09を取った後ランディング。今日はこれで終わりかと思われたが・・・。でました白鷹マジック発生!!ウインドクローズぎりぎりで劇的に青空が帰ってきたのだ!!
リフライトの籾山選手はランディングから発生した強烈なサーマルで一気に2000mまで上げきり逆転劇開始!!テイクオフはウインドクローズとなり籾山選手の一人旅!ランディングから見上げる選手たちからの熱い視線を感じながら高くパイロンをクリアーしていく。このままゴールかと思われたが再び雲が広がりB09を取った後ランディング。22kmの宮田に200m届かず、惜しくも2位!見上げるスタッフ、選手はもちろん大会を沸かした!恐るべし白鷹マジック。
 
二日目結果
総合 PDFファイル
女子 PDFファイル
U-25 PDFファイル
タスクマップ TASK2 拡大
女子表彰 総合表彰
お手伝いいただいたスタッフの皆さん U-25表彰
5月4日 最終日は雨のためキャンセル

大会4日目は朝からあいにくの天気。予報では雨の上がる可能性がないため午前9時半キャンセルが決定し、表彰式
閉会式が行われ各賞が発表された。
大会中お手伝いいただいたエリアスタッフのみなさん、関係者の皆さんのお疲れさまでした。ありがとうございました。

フォトアルバム、選手コメントは後日掲載いたします

白鷹クラブ代表直志さんの挨拶
 
JNL第三戦 オールジャパンパラグライディングカップin白鷹
女子優勝 中浦誠子さん
 JNL第三戦白鷹でゴールをすることが出来てとても嬉しいです。その上、表彰台に上がることが出来たのはとても運が良かったと思います。初めての白鷹エリアでしたが、スタッフの方々には大変よくしていただき、楽しむことができました。朝食も山菜タップリ、ボリュームタップリで満足でした。個人的には、3月に機体を破いてしまったり、変な所にランディングしたりと、精神的に落ち込むことが続いていましたが、今回の大会で浮上でき、久しぶりにフライトを楽しめました。
 
地元スタッフの皆様、JPAスタッフの皆様、ありがとうございました。
 
U-25(アンダー25)優勝 川上賢一さん
まさか表彰台に立つことになるとは!・・・U25優勝を予感した閉会式前日の晩は手作り虎ユニフォームの作成で大変でした。大会初日は、途中からコンバージェンスで落ちずスピード勝負だと思い、サクッと上げて走っていくブーメラン達に追いていかれるのが嫌で、Ω5でアクセルを踏みまくってました。若気の至りです。潰れました。僕の中では、ヘルメットが吹っ飛んでいくほどの衝撃的な出来事でした。駄菓子菓子!4〜500mほど高度を失った後、回復したらまだTOよりだいぶ高く、気を取り直して(ヘルメットをかぶり直して)上げなおし、残りのパイロンを回ってゴール出来ました。40キロタスクのゴールラインを踏めてマンモス感激。雨の予報だった大会3日目もいい飛びが出来て、白鷹はめっちゃええエリアやなぁ〜と思いました。楽しかったです。お世話になったスタッフやレストランのおばちゃん、アニキ、TAKの人達、ありがとうございました!
大会総合
総合 PDFファイル
女子 PDFファイル
U-25 PDFファイル
 
栂池ジャパンカップは長野県 栂池スキー場にて5月29-30日まで開催されます
参加募集要項は競技事業部HPよりご覧いただけます。
日本パラグライダー協会では多くの方の参加をお待ちしております。
大会に関するご質問・ご要望は事務局競技事業部宛へメールまたはお電話でお気軽にお問合せ下さい。
ホーム競技事業部トップ>大会リポートオールジャパンパラグライディング大会in白鷹
ご質問はこちらへ