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オープンカップ第3戦 |
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高峰オープンカップ |
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開催要項 ターンポイントと地図 フォトアルバム |
リザルト タスク1(英語版) タスク1 C1 C2 C3 女子 |
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2004年10月2日−3日
開催地:茨城県岩瀬町 高峰山エリア、茨城県八郷町 エアパークCOO |
10月2日
オープンリーグ第三戦が茨城県高峰エリアで開かれました。この高峰エリアは筑波山系から北へ向かうクロスカントリーフライトコース上に位置しており、序盤の重要なサーマルポイントとして知られています。
本格的な競技会が行われることは今回が初めてとなりました。多くの参加選手において、クロスカントリーフライトにおいてエリア上空を通過することあっても、実際に高峰エリアからフライトしたことのある選手は少なく、タスク、気象コンディション共に未知数。
参加者全員が高峰エリアに挑戦するつもりで望むこととなります。 |
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大陸からの移動性高気圧に覆われ、爽やかな秋晴れの中、初日を迎えました。朝8時受付を終わらせた選手からテイクオフへ送迎開始。10時には全選手がテイクオフに集合終了!南西斜面のテイクオフですが、午前中早い時間からサーマルブローが吹き上げていて、ダミーのパイロットは490mのテイクオフから400mはゲインしています。さらに10km遠くに見える八郷盆地難台山上空にはすでに雲底1200mの積雲が形成されていて、午後にかけてさらにコンディションは良くなることが予想されました。 |
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今回、選手にできるだけ長くフライトしてもらうことを目的として、タスクコミッティは31.1kmの長めのタスクを発表。またシリンダー半径のクラス別ハンデを作るために多めのターンポイント9個が作られました。
タスク内容は東西に伸びるリッジをベースとして、基本的には東西に往復します。途中、変化を持たせるためにリッジから離れたパイロンがいくつか設けられています。そして最後はテイクオフ北約7kmのゴールに向かいます。
12時のゲートオープン後、西野選手を先頭に選手達は我先へとテイクオフしていきました。しかしテイクオフ前は予想外に渋く、なかなか高度を維持することができません。有力選手を含む数名のパイロットがランディングを余儀なくされてしまいました。
それでも13時のスタートには半数以上のパイロットがそろい、空中一斉にスタート!前半はC2クラス中田選手が集団を引っ張り、それに続くようにオープンクラス宮田、後藤選手が後を追う形となりました。13時のスタート時間以降、コンディションはますます渋くなり、300m以下の高度から上げ直すことはかなり困難となってしまいました。トップを走っていた中田、後藤選手は沖にあるのB52へ低く攻めすぎ撃沈・・。 |
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宮田選手は対地高度30mで野焼きの煙に入り込み、奇跡の復活。
それを見て、やや後方から確実に駒を進めていた松谷選手は、慌てずキープハイと絶妙なコース取りで沖のB52パイロンをクリアーし、一気にトップに!それに合わせるようにコンディションも好転しサーマルトップは1000mに達するようになってきたのです。
この頃にはリフライトの選手たちも加わり、テイクオフ上空は大きなガーグルが形成されました。 |
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15.1km飛んだC2クラス松谷選手が見事この日トップ!オープンクラス宮田選手は15.0kmで2位・・。リフライトのC2クラス庄司選手は14.5kmで3位!C3クラス木原選手は14.2kmで見事4位!でした。木原選手は大会初参戦にもかかわらず素晴らしい成績です。 |
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コンディション好転を確信した松谷、宮田選手は低く沖のパイロンを一気に目指します。これが大きな失敗でした。コンディションが好転したのは高度400m以上だけで、低い高度はやはり渋いままだったのです・・。
松谷、宮田選手もあえなく撃沈となってしまいました。そんな中、リフライトの木原、庄司、小林、金宮選手は驚異の粘りを見せます。ランディングしてしまった選手が見上げる中、諦めずじっくりタスクをこなしていきます。ところが沖に作られたパイロンをクリアーする際にやはり高度をロスしてしまいランディング。健闘空しくゴールする選手はいませんでした。 |
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結局初日の成績が総合結果となりました。 |
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10月3日
前線の接近により朝から雨が降ってしまい、残念ながら競技はキャンセルが決定。
昨日の上位選手フライトログをTVモニターに写し、デュスカッション方式の反省会が行われました。気になる上位選手のフライトから自分の反省点が自覚でき有意義なミーティングとなりました。
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総合成績
1位 松谷 智明 Nomad
2位 宮田 歩 Boomerang3
3位 庄司 通義 Nomad
C1クラス
1位 増子 友美 Boomerang3
2位 佐藤 裕子 Boomerang3
3位 西野 智博 Boomerang2
C2クラス
1位 松谷 智明 Nomad
2位 庄司 通義 Nomad
3位 岡部 奈々 Nomad
C3クラス
1位 木原 裕紀子 Golden
2位 小林 くみ Epsilon4
3位 小船 靖 Carbon
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優勝コメント |
オープンクラス 1位 松谷 智明選手 |
柏倉さん優勝しました!
いままでいろいろな大会に時々出て来ましたが、なかなか結果を残せずにいました。今シーズンに入り、春のCOOでやっと順位がつき、それだけでうれしくて、山形のエリアを楽しく飛びまわっていました。仕事の都合で不規則な休みの中、高峰オープンの日がたまたま連休となり、急遽、夫婦共々はくさんに連絡し、エントリーさせていただきました。そして、いよいよゲートオープン、独特のピリピリムードは少なく、早めにそして落ち着いてテイクオフできました。ガーグルではみなさんに迷惑をかけながらまわし、エアースタート。内容は、JPA発表の方がかっこいいのでそのままにしておきます。ランディングはX10のΣ5と同時進入となり、沖に出て高度処理をした結果、距離をかせぐこととなり勝てたようです。一日目のパーティーで1位を知らされたのですが、あまりのうれしさと酔いも手伝って、半谷さんに握手を求めてしまったにもかかわらず、快く応じてくださりありがとうございました。その席や宿舎での二次会などで、クラス関係なくその日の飛びの話やいろいろな話で盛り上がり、楽しく過ごさせてもらいました。二日目は残念ながら雨でキャンセルとなり終了しましたが、今度はゴールの喜びを味わいたく、みなさんとお会いする機会もあると思いますので、その時はまたよろしくお願いします。 |
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