2003年度
第一回【近畿地区】レスキューパラシュートリガー講習会レポート
 
 
【3月9日 一日目】

森の教室のような丹波少年自然の家第2研修室で今日から2日間の日程、近畿地区の参加者7名はパラグライダーの緊急用パラシュートをリパックおよびチェックを参加者が何度もパッキングすることにより頭より身体で覚える。それと今まで意外と軽視されていたセクションを学習し、より安全でパーフェクトなパッキング術と開傘原理を理解し一般のパイロットに還元することを目的とする。

初日は9時からJPA会長の挨拶から(地元なので、、、)始まって、午前中は新しく出来たレスパラリガーの規定や、なぜリガーが必要なのか?という今回のセミナーの意味を説明して、リパックについてのイロハをやりました。

お昼からは、とにかくマスターリガーの監督下で数多くリパックして基礎的な重要なことをマスターするようにしました。

結局この日は平均1人7つでフィニッシュです。
普通なら7つリパックするのに2時間30分かかります。それ以上に時間がかかっているのはそれだけ一つ一つの作業を一所懸命取り組んでいる現われです。
みなさん、きれいにリパックができると思わず顔が綻んでしまうようです。とにかく真剣です。あちょー!
午後9時過ぎまでみっちりやって終了です。
明日は、リパックとアウターコンテナへの収納をやります。

近畿地区の責任者「正一郎」より一日目の感想です
>実技講習が始まってリパック一回目と比べると飛躍的に参加者全員が上達しています。しかし、2日間で完全に習得できるとは思っていません。それだけ経験が必要なのです。
われわれマスターリガーがこのセミナーで目指すところは受講者が基本を理解し、何が良くて何が悪いのか判断できるようにすることです。そのためにマスターリガーが監督している中、最低でも10個はリパックした実績をつくりそれが基礎を習得した証明にするのです。今回は、歴史的な第一回目なので試行錯誤しながら進んでいきますが確実に良い結果がでるように出来る限り努力していきます。



【3月10日 二日目】

今朝は9時集合でやるはずだったが、熱心な方々は8時からスタートしていた。

この2日間という限られた時間の中でひとつでも多くリパックをして習得しようという意気込みを感じられました。

リパックというのは、頭でイメージして、手でキャノピーやラインを感じながらパックしていくものなので、言葉だけではなかなか伝わらないものなのです。そのため数多くマスターリガーの監督下でやっていくことが重要だと我々マスターリガーの先生が言っていました

お昼までに10個目のリパックが終了しました。しかし、あと一つで目標の数に、と言う方がいたので午後に繰り越しました。みんなはその熱意に駆られたのかさらにもう一つリパックを!と結局11個やったことになりました。

午後二時からハーネスへの収納方法(注意点を含む)
その後に、実技試験と学科試験をやり全員優秀な結果で終了しました。最後に、JPA会長の挨拶でセミナーは終了しました。

責任者:正一郎からの感想

本当に2日間、みなさまお疲れ様でした。みんな熱心だったのがすごくうれしかったです。今回合格した方々は自信もってリパックを続けてほしいですが、せっかく2日間一所懸命やって体得した技術と習得した知識を濁らすことなく常に鍛錬し、スクーリングにリパックにと頑張ってほしいですね。どうもありがとうございました。


リポート:只野正一郎
 
 
 
 
 
 
 2003年度 第一回レスキューリガー研修検定会 合格者 
 順不同敬称略
 
氏名:所属スクールor会社:ライセンスNo、取得日
検定員リガーマスター:只野正一郎、大澤行英、曽我部真人

  
金田 英樹 八木 淳 小林 大介
スノーハントPGスクール アークPGスクール パラグライダースクール京北
R0324 2004/3/10 R0325 2004/3/10 R0326 2004/3/10
産本 元 上村 茂人 藤原 由幸
NCおおさPGスクール パラグライダースクール京北 JMB関西PGスクール
R0327 2004/3/10 R0328 2004/3/10 R0329 2004/3/10
山口 雅裕
エアーハートコーポレーション
R0330 2004/3/10
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