J P A  I N F O R M A T I O N
安全普及事業部からのお知らせ
サマーシーズン到来、安全に対する配慮を万全に!

パイロット・体験コース参加の皆さんへ。
楽しいフライトのために、夏本番を迎えてご注意下さい!

涼しかった梅雨が明け、いよいよパイロットが待ちに待った夏がやってきます。夏休みにパラグライダーの体験をしたり、また、どこか遠くのエリアへ出かけてフライトを楽しむ方も多いことでしょう。夏は、アクティブに活動する季節ですが、パラグライダーを楽しむために、ぜひ、以下のことに気をつけて、素晴らしい思い出をつくりましょう!




●体験コースに参加される方へ
 「日焼け」・「熱中症」にご注意!

普段あまり外で遊ぶことのない方が、パラグライダーの体験に出かけたときに、夏の太陽は強い日差しを持っています。

<日焼け>
まず、あまり肌を露出しすぎないこと!太陽に長い時間素肌で当たっているとそれだけで体力を消耗します。日焼けも度を超すと「焼けど」になります。首の周りも襟のある服を着るか、無い場合はタオルを巻いて直射日光から守ってあげましょう。

<熱中症>
体験で夢中で走り回っていると、気がつかないうちに水分が失われ、体調が悪くなることがあります。軽度でも失神(数秒間程度なもの)などの症状がでます。失神の他に、脈拍が速く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまい、などが見られることがあります。特に運動をやめた直後に起こることが多いとされています。

水分をこまめに取り、休み休み無理をしないように遊びましょう。特にスポーツドリンクなどは体に必要な成分が含まれており、飲みやすくなっていますのでお勧めです。




●高高度フライトを楽しまれる
  パイロットの方へ
 「体調の管理」・「フライト前の準備運動」は万全に!

この時期、遠出をしてパラグライダーを楽しまれる方が多くなります。パラグライダーを楽しむためにぜひ、以下のことを注意して飛びましょう。

<体調の管理>
遠くへ出かけるために夜中に車で移動したり、早朝に移動したりと普段とは違う行動パターンがほとんどになります。ほとんど寝ずに移動した後、はっきりしない頭で、エリアについてすぐに飛ぶことは危険です。注意力が散漫で普段ならなんでもないことで判断が遅れる、もしくはミスを起こすなどでちょっとしたことで怪我につながってしまいます。

ツアーを楽しい思い出にするためにも、エリアに着いたら自分の体調を良く調べて、体調に合わせてフライトするかどうか決めましょう。仮眠をゆっくり取ってから、飛ぶのもいいでしょう。

<フライト前の準備運動>
パラグライダーはスポーツです。自然のなかで遊ぶのですから、判断力とコントロールが常に正常に働くよう体調管理が必要です。テイクオフについたらすぐに飛ぶのではなく、充分に準備運動をして、筋肉を動かし、体のなかのこれから飛ぶための筋肉を目覚めさせましょう。ベテランになればなるほど、この飛ぶ前の準備運動をしなくなりがちですから注意しましょう。

ウォームアップ(ウォーキングなど)→ストレッチ(大きな筋肉群)→ストレッチ(小さな筋肉群)といった順序での準備運動が良いでしょう。






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