JPA競技会３リーグ制へ再編

① PNL（ナショナルリーグ）

世界で行われているPWCをベースとしたスポーツ性を持ち、世界を舞台として戦っていける選手の育成を目的とする。

② N2L（エヌ2リーグ）

LTF（DHV）2-3以下 or CEN (D)以下 or AFNORパフォーマンス以下のグライダーを対象としたPNLへの登竜門としての選手育成を目的とする。

③ PCL（チャレンジリーグ）

競技入門者およびレクリエーションパイロットを対象とし、パラグライダー競技人口の底辺拡大と競技の活性化を目的とする。

各リーグ共通変更点

・受付手順について

キャンセルの連絡が大会開催10日前までになかった場合は参加費を請求する。

・ペナルティーについて

高度制限義務違反はGPS高度から判定し、そのタスク100％減点とする。

・チーム戦成績について

成績は参加した選手の内、チームメンバーの2番目、3番目選手の合計得点とするただし、チーム内の女子選手が1位の場合はチームメンバーの1番目、2番目選手の合計得点が採用される。

・テイクオフにおけるシード権

シード選手、テクニカルデリゲート、タスクコミッティにはテイクオフのスペースが限られるエリアにおいて、テイクオフ順の優先権が与えられる。

・有効なGPSデータについて

連続とは、GPS機器においてファイルが分離していないことも含める。分離したファイルを繋ぐことによるフライトの証明は無効となる場合がある。

PNL変更点

・PNLランキングについて

（シリアルクラス表彰はPNL毎大会ごと行われるが、年間ランキングは計上しない）

・スコアリングフォーミュラについて

GAP2007システムならびにPWC2010フォーミュラーをComp-Checkにより判定、採用したタスクポイントを計上する。パラメータは以下とする。

・タスクストップにおける高度による距離補正

タスクストップ時においてパイロットの飛行距離はベストポジションにおいて、ゴール地点の海抜高度を基準にした獲得高度に対しL/D2で距離補正する。

N2L（2010年PCLオープンからの）変更点

・リーグ登録グライダーについて

LTF（DHV）2-3以下 or CEN (D)以下 or AFNORパフォーマンス以下 （対象グライダー外のグライダー（コンペ機）を使用する選手に関して大会ごとの総合表彰は行われるがリーグ対象とはならない。）

・リーグ表彰について

年間ランキングから以下の表彰を行う。

N2リーグ総合 1位〜3位
レディースランキング 1位〜3位
チームランキング 1位〜3位

N2リーグ総合トップ3位選手は次年度のPNL大会に優待選手として出場することができる（大会2日間の場合、\9,000(JPA専用無線機使用料含む)）
N2リーグ総合ランキング10位までの選手は次年度のN2L大会に優待選手として出場することが出来る。（大会2日間の場合、\9,000(JPA専用無線機使用料含む) ）副賞として下記の賞金が授与される。

N2L  総合1位：5万円
N2L  女子1位：5万円

・スコアリングフォーミュラについて

GAP2007システムならびにPWC2010フォーミュラーをComp-Checkにより判定、採用したタスクポイントを計上する。パラメータは以下とする。

・タスクストップにおける高度による距離補正（PNL共通）

タスクストップ時においてパイロットの飛行距離はベストポジションにおいて、ゴール地点の海抜高度を基準にした獲得高度に対しL/D2で距離補正する。

PCL変更点

・グライダークラス分けとシリンダーハンデについて