2014年 ルール改正について(要点)

2013年12月18日 競技事業部

2014年 大会規定

PNL、N2L、共通

使用グライダー

LTF、EN の認証グライダーであること。

シード選手のテイクオフ優先権

大会初日、シード選手(前年度PNL総合TOP15)はテイクオフにおいて、指定されたシードゾーンから優先権をもってテイクオフゾーンに入ることができる。
2日目以降、前日までの大会総合成績TOP15は指定されたシードゾーンから優先権をもってテイクオフゾーンに入ることができる。

受付の順番

大会初日の受付順は、シード選手(前年度総合TOP15)を除き、エントリー費を入金した順とする。
エントリー費の入金が同日の場合はゼッケン順とする。
2日目以降の受付順は、大会総合成績TOP15を除き、前日までの大会総合成績順位が採用される。

PNL

参加資格

過去3年以内でPNLに参加実績のある者。またはナショナルリーグ参加申請書が受理された者。

N2L

表彰

各大会表彰のオープン表彰(オープンクラス選手を含んだ表彰)は1位のみとする。また女子表彰は1位~3位とする。

PCL

PCL タスクの種類

  • 判定にGPS軌跡(IGCデータ)を使ったパイロンレース。
  • スコアリングフォーミュラ及び集計ソフトは主催者が選択したものとする。

PCL リージョナルステージの開催

  • 昨年同様にN2リーグまたはナショナルリーグとの同時開催にて開催されるチャレンジリーグの大会を『ノーマルステージ』とし、正会員スクールがチャレンジリーグのみを単独で開催する大会を『リージョナルステージ』とする。
  • リージョナルステージにはJPAから役員の派遣は行われない。
  • リージョナルステージ開催には、ノーマルステージの見学または参加、もしくは開催エリアでのチャレンジリーグと同等の大会開催実績があることが望ましい。
  • リージョナルステージを各エリアにおいて自主的に開催することが出来る。ただし、一定 期間前に競技事業部にその旨の通知を行い、充分な告知を行う必要がある。
  • リージョナルステージでは、GPSの取り扱いやタスク入力等をサポートする要員を置くことが求められる。
  • 選手への無線によるアドバイスも許容される。
  • リージョナルステージにおいて獲得したポイントは、リーグポイントとして計上することが出来る。
  • リージョナルステージは、最低7名の選手が参加しなければ有効ポイントとならない。

ただし年間1エリア1大会分とする。

PCL ランキングポイント

  • ランキングポイントは大会順位に基づき与えられたポイント制とする。
  • 基準得点(100点)を1位に付与し、一定の割合で2位以降の選手に与える。
    順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    ポイント 100 90 82 75 70 65 61 57 53 50 47 44
    順位 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
    ポイント 41 38 35 32 29 26 23 21 19 17 15 13
    ※ 25位以降はすべての選手に11ポイントが与えられる。
  • 基準得点はトップが、基準距離(ノミナル距離)15㎞を超えたタスクが成立した場合に100%与えられ、基準距離に満たないタスクの場合は、基準距離を100とした比例により配分されて与えられる。
    例:基準得点100点の場合で、タスク距離が10Kmのタスクが成立した場合
    100×(10/15)=67点 が1位の選手に与えられる。(小数点以下四捨五入)
  • タスク距離はGPS距離を採用する。
  • 大会参加人数が変動しても、1位から与えられるポイントは変動しない。
    例:30人参加の大会でも、10人参加の大会でも1位の基準得点は同じ。

PCL ランキング

パイロットはJPA 公認のPCL大会又はPCLリージョナルステージに出場し成立した大会の各タスクで得られた得点を計上する。PCL年度に成立したタスク数を基準として以下の本数の得点合計とする。但し、PCL年度内にPCLリージョナルステージが同一エリアにおいて2回以上行われた場合の年間成立タスク数カウントは、同一エリアで行われた各リージョナルステージの最も多い成立タスク数とする。

  • 年間成立タスク数が7本以下の場合は、タスク計上数を3本とする。
  • 年間成立タスク数が8本以上 10本以下の場合は、タスク計上数を4本とする。
  • 年間成立タスク数が11本以上の場合は、タスク計上数を5本とする。

得点は高いほうから計上される。
大会の総合成績が0スコアの選手には順位をつけない。

ランキング総合結果で同点の場合は、計上されたタスク以外の有効なタスクを点数差が出るまで加算する。それでも点数差が出ない場合はゼッケン順とする。

チーム戦年間ランキングの廃止

各大会でチーム登録し、各大会ごとのチーム戦表彰を行う。

PCL 日本グランプリ規定変更点

成立条件
PCL グランプリが成立するためには、開催日程最終日(予備日を含む)まで競技を行った上で、以下の要件のいずれかを満たす場合を成立とする。

  • 基準距離を満たすタスクが成立し、且つ1人以上のゴール者がいる場合
  • タスクにおける選手の総飛行距離の平均が、基準距離の50%を超える場合