JPAインフォメーション

パラグライダー体験会、及びスクーリング再開に向けたガイドライン

1. パラグライダー体験会、及びスクーリング再開に向けたガイドライン概要

政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において改正された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(以下「改正基本的対処方針」という。)においては、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(以下「専門家会議」という。)「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」も踏まえ、事業者及び関係団体は、今後の持続的な対策を見据え、業種や施設の種別ごとにガイドラインを作成するなど、自主的な感染防止のための取組を進めることが求められています。

本ガイドラインは、改正基本的対処方針を受けて、各種スポーツイベントに含まれるパラグライダー活動を再開するに当たっての基準や、再開後における感染拡大予防のための留意点について、専門家会議の提言等を参考にして纏めたものです。

JPAに所属するパラグライダースクール各位におかれては、本ガイドラインを参考にスクーリング、及び体験受け入れ業務(以下「スクーリング活動」という。)を行っていただきますようお願いします。なお、スクーリング活動の実施に際しての新型コロナウイルス感染症への感染を防止するための方策については、必ずしも十分な科学的な知見が集積されている訳ではありません。このため、ここに示すガイドラインは、現段階で得られている知見等に基づいています。今後の知見の集積及び各地域の感染状況を踏まえて、逐次見直すことがあり得ることに御注意をお願いします。

2. スクーリング活動の再開に当たっての基本的考え方について

スクーリング活動の再開に当たっては、改正基本的対処方針、専門家会議提言等に基づき、以下のとおり対応することが適当です。なお、個々のスクーリング活動が行われる都道府県の方針に従うことが大前提であり、開催や実施の判断に迷われた際は、開催地や施設が所在する都道府県の衛生部局等への御相談をお願いします。

3. スクーリング活動開催・実施時の感染防止策について

「スクーリング活動開催の感染防止策」について、改正基本的対処方針、専門家会議提言等に基づき、参加者がスクーリング活動に安全・安心に参加できるよう、都道府県知事の方針に反しないことを前提として、開催・実施することとした主催者が、その運営に当たり留意すべき事項を取りまとめたものです。

また、スクーリング活動の主催者(以下「主催者」という。)は、以下の内容を踏まえつつ、スクーリング活動の特性を勘案して、感染防止のため自らが実施すべき事項や参加者が遵守すべき事項をあらかじめ整理することが求められます。また、各事項については、チェックリスト化し、適切な場所(スクーリング活動の受付場所等)に掲示するとともに、各事項がきちんと遵守されているか定期的に巡回・確認することにより、主催者だけでなく、参加者を含む関係者全員が感染防止のために取り組むことが必要です。なお、各事項の整理に当たっては、「新しい生活様式」の実践例が示されているので、そちらも参照してください。また、障がい者や高齢者など参加者の特性にも配慮する必要があります。

(1)スクーリング活動の参加募集時の対応

主催者は、参加募集に際し、感染拡大の防止のために参加者が遵守すべき事項を明確にして、協力を求めることが必要です。また、これを遵守できない参加者には、他の参加者の安全を確保する等の観点から、参加を取り消したり、途中退場を求めたりすることがあり得ることを周知することが必要です。

なお、主催者が参加者に求める感染拡大防止のための措置としては、以下のものが挙げられます。

  1. 以下の事項に該当する場合は、自主的に参加を見合わせること(スクーリング活動当日に書面で確認を行う。)。
  1. 体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
  2. 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  3. 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  1. マスクを持参すること(参加受付時や着替え時等のスポーツを行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること。)
  2. こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること。
  3. 他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2m以上)を確保すること。(障がい者の誘導や介助を行う場合を除く。)
  4. スクーリング活動中に大きな声で会話、応援等をしないこと。
  5. 感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、主催者の指示に従うこと。
  6. イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること。

(2)当日の参加受付時の留意事項

主催者は、開催当日の受付時に参加者が密になることへの防止や、安全にイベントを開催・実施するため、以下に配慮して受付事務を行うことが必要です。

  1. 受付窓口には、手指消毒剤を設置すること。
  2. 発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人は来場しないように呼び掛けること。(状況によっては、発熱者を体温計などで特定し入場を制限することも考えられる。)
  3. 人と人が対面する場所は、アクリル板、透明ビニールカーテンなどで遮蔽すること。
  4. 参加者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行うこと。
  5. 受付を行うスタッフには、マスクを着用させること。
  6. インターネットやスマートフォンを使った電子的な受付の一層の普及を図り、受付場所での書面の記入や現金の授受等を避けるようにすること。
  7. 当日の受付のほか、前日の受付を行い混雑を極力避けること。

(3)スクーリング活動参加者への対応

1)体調の確認

主催者は、イベント当日に、参加者から以下の事項を記載した書面の提出を求めることが必要です。

  1. 氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号)※個人情報の取扱いに十分注意する。
  2. 当日の体温
  3. スクーリング活動前2週間における以下の事項の有無
  1. 平熱を超える発熱
  2. 咳(せき)、のどの痛みなど風邪の症状
  3. だるさ(倦怠(けんたい)感)、息苦しさ(呼吸困難)
  4. 嗅覚や味覚の異常
  5. 体が重く感じる、疲れやすい等
  6. 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触の有無
  7. 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  8. 過去14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合

2)マスク等の準備

主催者は、参加者がマスクを準備しているか確認することが必要です。なお、フライト中のマスクの着用は参加者等の判断によるもの(※)とするものの、参加の受付、着替え、パラグライダー活動を行っていない間、特に会話する時には、マスクの着用を求めることが考えられます。

(※)マスク(特に外気を取り込みにくいN95などのマスク)を着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に影響を及ぼす可能性があることに留意するとともに、適宜周知することに配慮すること。

3)スクーリング活動参加前後の留意事項

スクーリング活動に参加する個人や団体は、スクーリング活動前後のミーティングや懇親会等においても、三つの密を避けること、会話時にマスクを着用するなどの感染対策に十分に配慮することが求められます。

(4)主催者が準備等すべき事項

1)手洗い場所

主催者は、参加者がイベント開催・実施の間に手洗いをこまめに行えるよう、以下に配慮して手洗い場所を確保することが必要です。

  1. 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること。
  2. 「手洗いは30 秒以上」等の掲示をすること。
  3. 手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を用意することも考えられる。(参加者にマイタオルの持参を求めてもよい。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しないようにすること。)
  4. 手洗いが難しい場合は、アルコール等の手指消毒剤を用意すること。

2)更衣室、休憩・待機スペース

更衣室、休憩・待機スペースは感染リスクが比較的高いと考えられることに留意することが必要です。主催者は、運動・スポーツを行うための服装に着替える更衣室や、一時的な休息をするための休憩スペース、参加者等が参加前の確認を受ける待機スペース(クラブハウス)について、以下に配慮して準備することが求められます。

  1. 広さにはゆとりを持たせ、他の参加者と密になることを避けること。(障がい者の介助を行う場合を除く。)
  2. ゆとりを持たせることが難しい場合は、一度に入室する参加者の数を制限する等の措置を講じること。
  3. 室内又はスペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、椅子等)については、こまめに消毒すること。
  4. 換気扇を常に回す、換気用の小窓を開ける等、換気に配慮すること。

3)洗面所

洗面所(トイレ)についても感染リスクが比較的高いと考えられることに留意することが必要です。スクーリング活動の主催者は、運動・スポーツを行う際に利用する洗面所(トイレ)について、以下に配慮して管理することが求められます。

  1. トイレ内の複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、水洗トイレのレバー等)については、こまめに消毒すること。
  2. トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示すること。
  3. 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること。
  4. 「手洗いは30 秒以上」等の掲示をすること。
  5. 手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を用意することも考えられる。(参加者にマイタオルの持参を求めてもよい。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しないようにすること。)

4)飲食物の提供時

主催者は、運動・スポーツの際の栄養補給等として飲食物を参加者に提供する際は、以下に配慮して行うことが求められます。

  1. 参加者が飲食物を手にする前に、手洗い、手指消毒を行うよう声を掛けること。
  2. スポーツドリンク等の飲料については、ペットボトル・ビン・缶や使い捨ての紙コップで提供すること。(ただし、ドーピング検査の対象となる者が参加するイベントでは、未開封の飲料を提供しなければならないこと。)
  3. 果物等の食品については、参加者が同じトング等で大皿から取り分ける方式を避け、一人分を小皿に取り分けたものを参加者に提供するなど、工夫を行うこと。
  4. 飲食物を取り扱うスタッフにはマスクを着用させること。
  5. 5)観客の管理

    スクーリング活動に観客も参加させる場合には、観客同士が密な状態とならないよう、必要に応じ、あらかじめ観客席の数を減らすなどの対応をとることが求められます。また、大声での声援を送らないことや会話を控えること、会話をする場合にはマスクを着用すること等の留意事項を周知することが必要です。

    6)会場

    スクーリング活動を室内で実施する場合には、換気の悪い密閉空間とならないよう、十分な換気を行う必要があります。具体的には、換気設備を適切に運転することや、定期的に窓を開け外気を取り入れる等の換気を行うことが考えられます。

    7)ゴミの廃棄

    鼻水、唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛り、ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用することが求められます。また、マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗い、手指消毒することが必要です。

(5)参加者がフライトを行う際の留意点

主催者は、イベントの参加者に対し、以下の留意点や利用者が遵守すべき内容を周知・徹底することが求められます。

  1. 十分な距離の確保
    運動・スポーツの種類に関わらず、運動・スポーツをしていない間も含め、感染予防の観点から、周囲の人となるべく距離(※)を空けること。(介助者や誘導者の必要な場合を除く。)強度が高い運動・スポーツの場合は、呼気が激しくなるため、より一層距離を空ける必要があること。

    (※)感染予防の観点からは、少なくとも2mの距離を空けることが適当である。

  2. その他
  1. 運動・スポーツ中に、唾や痰をはくことは極力行わないこと。
  2. タオルの共用はしないこと。
  3. 飲食については、指定場所以外で行わず、周囲の人となるべく距離をとって対面を避け、会話は控えめにすること。また、同じトング等での大皿での取り分けや回し飲みはしないこと。
  4. 飲みきれなかったスポーツドリンク等を指定場所以外(例えば走路上)に捨てないこと。

(6)その他の留意事項

主催者は、万が一感染が発生した場合に備え、個人情報の取扱いに十分注意しながら、イベント当日に参加者より提出を求めた書面(上記(3)1))について、保存期間(少なくとも1月以上)を定めて保存しておくことが必要です。また、スクーリング活動終了後に、参加者から新型コロナウイルス感染症を発症したとの報告があった場合や地域の生活圏において感染拡大の可能性が報告された場合の対応方針について、開催自治体の衛生部局とあらかじめ検討しておくことが必要です。

* 参考ホームページ

文部科学省ホームページ「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」

https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(内閣官房ホームページ)

https://corona.go.jp/

新型コロナウイルス感染症対策の拡大防止と運動・スポーツの実施について(4月27日付けスポーツ庁健康スポーツ課事務連絡)

https://www.mext.go.jp/content/20200427-mxt_kouhou02-000004520_2.pdf

https://www.mext.go.jp/content/20200427-mxt_kouhou02-000004520_3.pdf

新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について(スポーツ庁ホームページ)

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html

新型コロナウイルス経済対策 スポーツ団体・個人向け支援策・お問合せ一覧

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop01/list/detail/jsa_00008.html

スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト

(主催者向け①)

全般的な事項

  • 感染防止のため主催者が実施すべき事項や参加者が遵守すべき事項をあらかじめ整理し、チェックリスト化したものを適切な場所(イベントの受付場所等)に掲示すること
  • 各事項がきちんと遵守されているか会場内を定期的に巡回・確認すること
  • 障がい者や高齢者など利用者の特性にも配慮すること
  • 万が一感染が発生した場合に備え、個人情報の取扱いに十分注意しながら、参加当日に参加者より提出を求めた書面について、保存期間(少なくとも1月以上)を定めて保存しておくこと
  • イベント後に参加者から新型コロナウイルス感染症を発症したとの報告された場合の対応方針について、施設の立地する自治体の衛生部局とあらかじめ検討しておくこと

スポーツイベント参加募集時の対応

主催者が参加者に求める感染拡大防止のための措置としては、以下のものが挙げられます。

  • 参加者が以下の事項に該当する場合は、参加の見合わせを求めること(イベント当日に書面で確認を行う)
  • 体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  • マスクを持参すること(参加受付時や着替え時等のスポーツを行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること)
  • こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること
  • 他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2m以上)を確保すること(障がい者の誘導や介助を行う場合を除く)
  • イベント中に大きな声で会話、応援等をしないこと
  • 感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、主催者の指示に従うこと
  • イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること

当日の参加受付時の対応

  • 受付窓口には、手指消毒剤を設置すること
  • 発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人は入場しないように呼び掛けること(状況によっては、発熱者を体温計などで特定し入場を制限することも考えられる)
  • 人と人が対面する場所は、アクリル板、透明ビニールカーテンなどで遮蔽すること
  • 参加者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行うこと
  • 受付を行うスタッフには、マスクを着用させること
  • インターネットやスマートフォンを使った電子的な受付の一層の普及を図り、受付場所での書面の記入や現金の授受等を避けるようにすること
  • 当日の受付のほか、イベント前日の受付を行い混雑を極力避けること
  • 参加者から以下の事項を記載した書面の提出を求めること
  • 氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号)※個人情報の取扱いに十分注意する
  • 利用当日の体温
  • 利用前2週間における以下の事項の有無
  • 平熱を超える発熱(おおむね37度5分以上)
  • 咳(せき)、のどの痛みなど風邪の症状
  • だるさ(倦怠(けんたい)感)、息苦しさ(呼吸困難)
  • 嗅覚や味覚の異常
  • 体が重く感じる、疲れやすい等
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触の有無
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合

スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト

(主催者向け②)

スクーリング活動参加者への対応

  • マスク等の準備
  • 参加者がマスクを準備しているか確認すること
  • 参加の受付、着替え、表彰式等の運動・スポーツを行っていない間については、マスクの着用を求めること(運動・スポーツ中のマスクの着用は参加者等の判断によるものとする)
  • スポーツイベント参加前後の留意事項
  • イベントの前後のミーティングや懇親会等においても、三つの密を避けること
  • 会話時にマスクを着用するなどの感染対策に十分に配慮すること

イベント主催者が準備すべき事項の対応

  • 手洗い場所
  • 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること
  • 「手洗いは30秒以上」等の掲示をすること
  • 手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を必要に応じて用意すること(参加者にマイタオルの持参を求めても良い。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しないようにすること)
  • 手洗いが難しい場合は、アルコール等の手指消毒剤を用意すること
  • 更衣室、休憩・待機スペース
  • 広さにはゆとりを持たせ、他の参加者と密になることを避けること(障がい者の介助を行う場合を除く)
  • ゆとりを持たせることが難しい場合は、一度に入室する参加者の数を制限する等の措置を講じること
  • 室内又はスペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、イス等)については、こまめに消毒すること
  • 換気扇を常に回す、換気用の小窓をあける等、換気に配慮すること
  • スタッフが使用する際は、入退室の前後に手洗いをすること
  • 洗面所
  • トイレ内の複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、水洗トイレのレバー等)については、こまめに消毒すること
  • トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示すること
  • 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること
  • 「手洗いは30秒以上」等の掲示をすること
  • 手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を用意すること(参加者にマイタオルの持参を求めても良い。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しないようにすること)
  • 飲食物の提供時
  • 参加者が飲食物を手にする前に、手洗い、手指消毒を行うよう声を掛けること
  • スポーツドリンク等の飲料については、ペットボトル・ビン・缶や使い捨ての紙コップで提供すること
  • 飲食物を取り扱うスタッフにはマスクを着用させること
  • 観客も参加させる場合には、観客同士が密な状態とならないよう、必要に応じ、あらかじめ観客席の数を減らすなどの対応をとること
  • 大声での声援を送らないことや会話を控えること
  • 会話をする場合にはマスクを着用すること等の留意事項を周知すること
  • スポーツイベント会場
  • スポーツイベントを室内で実施する場合には、換気の悪い密閉空間とならないよう、十分な換気を行うこと
  • 換気設備を適切に運転すること
  • 定期的に窓を開け外気を取り入れる等の換気を行うこと
  • ゴミの廃棄
  • 鼻水、唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛り、ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用すること
  • マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗い、手指消毒すること

本チェックリストはあくまでサンプルであり、各スポーツイベントの特性等を勘案して、上記以外に感染拡大防止のための必要な取組を適宜盛り込んでいただきますようお願いします。

スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト

(参加者向け)

参加者が遵守すべき事項

  • 以下の事項に該当する場合は、自主的に参加を見合わせること(利用当日に書面で確認を行う)
  • 体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  • マスクを持参すること(参加受付時や着替え時等のスポーツを行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること)
  • こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること
  • 他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2m以上)を確保すること(障がい者の誘導や介助を行う場合を除く)
  • イベント中に大きな声で会話、応援等をしないこと
  • 感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、主催者の指示に従うこと
  • イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること
  • イベントの前後のミーティングや懇親会等においても、三つの密を避けること

参加者がフライトもしくは練習を行う際の留意点

  • 十分な距離の確保
  • 運動・スポーツの種類に関わらず、運動・スポーツをしていない間も含め、感染予防の観点から、周囲の人となるべく距離(※)を空けること(介助者や誘導者の必要な場合を除く)

    (※)感染予防の観点からは、少なくとも2mの距離を空けることが適当である。

  • 強度が高い運動をする場合は、呼気が激しくなるため、より一層距離を空けること
  • フライトもしくは練習中に、唾や痰をはくことは極力行わないこと
  • タオルの共用はしないこと
  • 飲食については、指定場所以外で行わず、周囲の人となるべく距離を取って対面を避け、会話は控えめにすること
  • 同じトング等での大皿での取り分けや回し飲みはしないこと
  • 飲みきれなかったスポーツドリンク等を指定場所以外(例えば走路上)に捨てないこと

本チェックリストはあくまでサンプルであり、各スポーツイベントの特性等を勘案して、上記以外に感染拡大防止のための必要な取組を適宜盛り込んでいただきますようお願いします。