PrePWC USA Task5 Cancel 閉会式

大会も残すところあと二日。の、はずだったのですが、今日は強風でキャンセル、明日も強風予報で早々とキャンセル。


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表彰式は一日繰り上がり大会も今日で終了と成ってしまいました。


結果、私の順位は14位となりました。


今回のプレワールドカップはクラス3の大会ですので、これでPWCのレターはFをゲットしました。


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表彰式では、選手だけではなくてボランティアのスタッフなんかも名前を呼んで記念品を配っていました。もちろん、名前が呼ばれるたびにみんなで感謝の拍手。


私も15位以内に入ったと名前を呼ばれて、ちょっとだけ賞品をいただけました。


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一位の選手はエリック、上位の選手は凄い飛びをしていました。


私も最初のうちだけでも彼らと一緒に飛べて、楽しかったです。


表彰式の後は、バーベキュー。美味しいハンバーガーをいただけました。


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その後も、夜遅くまで、ダンスやゲームが続いて飲めや踊れの大騒ぎ。私も12時近くまでむりやりな英会話で、パイロット達と交流が出来ました。


今回、JPAの選手育成基金の援助で、はじめて海外の大会に参加出来て、たくさんの海外の選手と交流したり、トップ選手と一緒にフライトしたり、スケールの大きなタスクが出来たりと、日本では出来ない多くの経験をつむことが出来ました。


タスクは7日間の大会期間の中、2日しか出来ませんでしたが、それでも74km、108kmというロングタスクが成立し、両日共にゴールすることが出来たのは、大きな自信につながりました。


コースが読めなかったり、サーマルの位置がわからなかったり、みんなと一緒に飛べなかったり、


課題も沢山見えました。


今回の大会をきっかけに、また大きくスキルアップ出来たのでは無いかと思っています。


大きな大会に参加すると、大会当日の経験はもちろんの事、大会前に準備したり、練習したり、考えたり、といった事がスキルアップにつながっているんだと思います。二日間だけのタスクでも私にとっては、とても大きな経験になりました。


大会に参加する前は、英語がほとんど出来ない中、一人での大会参加は不安でいっぱいでしたが、


現地について、大会のスタッフやパイロットたちに有った途端にそんな不安は無くなりました。


アメリカの人達はとても親切でフレンドリーで、英語が話せない日本人にも顔を見るたびに声を掛けてくれ、わからないことがあれば、みんなでよってたかって分かるまで教えてくれて、本当に助かりました。


おかげで、アメリカの大会は、初めての海外大会としては最適だったのでは無いかと思っています。これから海外大会に参加しようと思っている選手の方にも、お勧します。


最後に、素晴らしい機会を頂いた、


JPAの皆さんには本当に感謝でいっぱいです。


ありがとうございました。


Pre PWC USA Task5 108km ゴール!

今日も朝から快晴。予報も良いです。レースも出来るに違いありません。


今日は、昨日ヘトヘトになった反省を踏まえて、カロリーが必要だと思って朝から、食べまくりました。


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でかいソーセージ5本に、ホットケーキ三枚、卵一つ、自分で作るワッフルも平らげました。


これで長時間のフライトも少しは楽になるでしょうか?


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テイクに上がると、天気は良いのですが昨日同様逆転層がしっかり見えます。今日のタスクは、ウェイポイントを一つ挟んで108kmのクロカンタスク。昨日の75kmでもヘロヘロでしたが、今日は更に30km伸ばして100km超えです。もちろん私はそんな距離は、飛んだことがありません。


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ブリーフィング後には、地形図の周りに集まって、色々と議論していました。此処でしっかり地形と、プランを頭にいれました。


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ウインドオープンは11時15分でスタートは12時45分です。昨日は、最初にテイクオフしてスタートまでで疲れてしまったので、今日は、オープンと同時にテイクオフするのはやめて様子をみることにしました。


私は、スタート一時間前にテイクオフしたのですが、それでも三人目でした。皆さんなかなか出ようとしません。


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テイクオフすると、高度は3600mと昨日よりは500mほど高く上がれましたが、空域は荒れていて、グライダーを落ち着かせるのが難しいです。


必死で操作してスタートまで耐えていたのですが、スタート前には3100mまで高度が落ちてしまって、なかなか上げ直せません。うまい人達はそれでも3500mまで上げてスタートしていきましたが、私は、数分遅れてスタートしました。


スタートと同時に、南北に走るサンバレーの谷渡りがあります。10km程、幅があるのでここで降りてしまう選手もたくさんいました。私は、マントラとマーキュリーについて渡っていきましたが、マーキュリーはどんどん高度を失っていくのでわたしは、マントラ側にコースを移動してなんとか谷を渡ることが出来ました。


谷を渡ると、今度は東西の谷を進むのですが、選手は谷の北側と南側に別れます。


今日は自分で考えて飛ぶことに決めたので、上がるかどうか人を見てから飛ぶのはやめて地形を見て上がりそうなところに向かって進んでみることにしました。


先頭集団は、谷の南側の尾根を進んでいくのが見えますが、私は北側の尾根の方が、日がよくあたってあがりそうなので北側をすすみました。見ていると先頭集団は途中でスタック。


私は、途中10m/s越えのバリオが真っ白になるサーマルにあたりながらどんどん進みます。しかし、一緒に走っていたグライダーがどんどん脱落していって、途中からは一人旅。


ここで先頭に立つことが出来ました。


谷が終わると、広いフラットランドに出て、その先の4000m近い山がターンポイントです。しかし、私はフラットランドの飛び方が分かりません。


フラフラ飛んでいたら、低くなってスタック。泣きそうになりながらリフトを探していたら、先頭集団が追いついてきて、頭上を抜かしていきました。


彼らのおかげで、サーマルの位置がわかって復活。助かりました。彼らが走っていたラインはコンバージェンスになっていて、高度を落とさずに平野を横切って、ターンポイントにたどり着くことが出来ました。


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その後は、3000m越えの尾根がゴール近くまで続いています。朝霧のハイウェイを思い出して、楽勝だと思って走っていったら、これが大失敗。ものすごいリフトとシンクとローターの巣でさらにところどころ強風が吹き荒れていて、調子にのってセンタリングしていると流されて前に出てこれません。富士山が沢山連なっていると考えたほうが良いみたいです。歯を食いしばってアクセルを踏み込んでなんとか抜け出す事ができました。


先頭集団は、平野の方を走っていったので、向こうが正解だったようです。それでもなんとか進んで、最後のファイナルグライド。


滑空比8で届く高さまで高度を上げてゴールに向かったのですが、ものすごいシンク。これは無理だと諦めて、もう一度山に戻って上げなおすことにしました。


ところが山が上がりません。


西向きの斜面でよく上がりそうなのですが駄目です。


ジリジリと高度を失って行きます。


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周りには誰もおらず、どうしようかと考えていると、平野部の方に積雲がポコポコで来ています。


山が上がらないなら、沖だ!と平野に進むとリフトにヒット、それほど強くはないので時間はかかりましたが4000mまで高度が復活。


改めてファイナルグライドを切ることが出来ました。


ゴールはなんにもない、牧草地。


降りたあとは、108kmを飛びきった感動でいっぱいでした。


今日は、よく食べたせいか、よく寝たせいか、慣れてきた為か、昨日より距離も長いし、コンディションもハードでしたが、疲れはそれほどでもありませんでした。


体調管理が大切だと痛感しました。


さて、明日は強風予報ですがレースは出来るでしょうか?


※追記


今日の順位は14位でした。


昨日の18位からは上昇。自分で考えて飛んだ効果か?


2010 PCL 第6戦 ジャムリゾート・サマーカップ2010 レポート

開催地:福井県勝山市 スキージャム勝山
主催:ジャムスポーツパラグライダースクール
レポート:鈴村 恵司

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【1日目】
 地球温暖化がこのまま進めば酷暑の最初の年として、そうでなければ、少なくともこれから数年間は記録的な酷暑の年と記憶されるだろう今年2010年。その8月の終わりに開催されたJPAチャレンジリーグ第6戦のジャムリゾート・サマーカップ2010のテイクオフでは、選手・スタッフともども、その暑さに痛めつけられていた。標高960m、気温は地表面より涼しいが日射はむしろきつい。そんな中、汗まみれの選手のテイクオフが延々と、そう、延々と続いていた。
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 JPAパラグライダーチャレンジリーグとしては4年目の開催となるジャムリゾート・サマーCUP2010。過去3年間、トリッキーなコンディションをはらみつつも「タスク成立」を続けている。今年のウェザー予報は、風向きこそまちまちの予報ながら晴天は保証されており、ここ数年、低めの雲底で使うことを諦めていたテイクより後ろ(東側)のターンポイントも使いスキージャム勝山のエリア全域を活用したタスクが出来るのではないかとの期待感を持った選手とスタッフが集合していた。
受付、ゼネラルブリーフィングを経て、タスクブリーフィングで発表されたタスクはオープンクラス36km、チャレンジクラス25km。距離でだけなら、チャレンジリーグとしては一般的だが、ともにターンポイント数11個と少なめで構成されているのがミソだ。つまりターンポイント間の距離が長いのが特徴である。
11時30分にウィンドゥオープン。ナショナルリーグで活躍する選手を中心に、選手がどんどん出て行く。しかし12時のデパーチャーオープンまで耐えきれずに降りてしまうもの、しっかり上げきるもの、どうもサーマルが継続していない様子である。そして、この不連続なサーマル条件は延々と続いてしまうことになる。
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 見上げればとても高い高度で最西端のアンテナターンポイントをクリアする選手がいる。でもメインランディングにも多くのグライダーが吸い込まれて行く。サーマルに当たれば2000m近くまで上げることが出来るが、トランジット後にサーマルを当てるのが難しい状況。降りた選手達はあわててリフライトにチャレンジする。3回目のリフライトをトライした選手もいて、結果的にはテイクオフエリアは常に選手でにぎわう暑苦しい状況がウィンドウクローズまで続いた。
 西向きエリアに対して、時間の経過とともに南から南東ぎみに風向きも変化し、パワーも増すことでサーマルの発生する空域もテイクオフ回りのみに縮小。タスクコミッティの予測を超えた難しいコンディションの中、オープン、チャレンジの両クラスを含めて唯一のゴール者に輝いたのはゼッケン18の稲見選手。ナショナルクラスの技量を持ってしても平均速度18km/hの結果は、いかにも苦しいフライトであったことが伺える。オープンのシリアルクラスはゼッケン348の黒田選手が25kmのリ・フライト距離でトップに輝いた。コンディションがきつくなった後半に地元の理を活かして距離を伸ばしたようだ。チャレンジクラスはゼッケン523の山本選手が2位のゼッケン501の大溝選手を100m差で抑えてタスクトップを手に入れた。
 この大会、ワールドクラスのゼッケン1の扇澤選手、ゼッケン4長島選手は「オブザーバ」としての参加である。基本、タスクをこなしながらも、時に選手を先行して次のターンポイントに導き、時に安全確認の空域監視をしたりと、いろいろな役割をこなして頂いた。一緒に飛ぶ幸運を得た選手達には、そのグライダーコントロールが大いに参考になったことだろう。
 夕方からは選手交流会のパーティが開催された。スクリーンを準備して今日のテイクオフの画像も映され、「あの時間帯は苦しかった」「あの空域のシンクはすごかった」、今日のフライトの感想をトリガーに選手間の交流が行われた。関係者のささやかな誕生日祝いも行われ、賑やかにパーティは進む。そしてパーティ後も場所を換え、例えば露天風呂で、例えばそれぞれの宿泊場所で選手交流は続いたことだろう。
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【2日目】
 2日目、テイクオフに上がった選手を迎えたのは、強めの南風。西風に好転すると信じて、タスクコミッティはオープン28km、チャレンジ20kmのタスクをつくりウィンドゥオープンのタイミングを待つ。
 結果として、ウィンドゥオープンすることなく、この日は終わる。扇澤、長島、両オブザーバにはウィンドダミーを努めて頂いた。両氏こそ高いスキルによって飛び続けることが出来るものの、チャレンジリーグのコンディションとしては厳しいとの判断が続き、ランディング付近の風速がさらに上がった1時30分にはタスクキャンセルとなった。
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 チャレンジリーグ会場で毎回行われているベーシックセミナー、今回のテーマは「GAPシステムについて」で講師は本稿筆者がつとめた。夕方まで飛べるエリア故に何時、何処でも出来るようにと去年のパソコンスライド方式から、いわゆるビー紙に書き込む方式に変更したことが活き、テイクオフの待ち時間を有効活用して実施出来た。
 テイクオフで日干しにあった体とココロを少しクールダウンしてから表彰式、そして閉会式と続く。今年はこれで終了、また来年。不完全燃焼分は次の宿題としよう、パラグライダー競技はこれからもずっと続く。
 さて、最後にこの大会を支えて下さる方々に感謝してレポートを締めくくる。主催者であるジャムスポーツパラグライダースクールは今年創立10周年とのこと。それ以前からもスキージャム勝山エリアは毎年大会を開催し続けているそうだ。まったく頭が下がる思いだ。地元フライヤーの皆さんにはウィンドダミーを引き受けて頂いた。そして福井県立大学パラグライダー部SOLYERS (ソリャーズ)の面々には何から何までお願いしている。特に今年の灼熱のテイクオフサポートは大変でした。ご苦労様でした。ちなみにこのパラグライダー部、正規の部活だそうです。うらやましいなぁ。


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8/28 TASK1
オープンクラス
エラップスタイムレース
タスク距離:35.5km
ミニマム距離:5km
タスク:D97- A86(Start)-B58-B61-B37-D98-B30-D98-B30-B58-B30-A86(Goal)
ウィンドウオープン:11:30
ウィンドウクローズ:15:00
デパーチャーオープン:12:00
デパーチャークローズ:13:00
フィニッシュラインクローズ:16:30

チャレンジクラス
エラップスタイムレース
タスク距離:24km
ミニマム距離:3km
タスク:D97- A86(Start)-B58-B61-B59-B58-B61-B37-D98-B30-B45-A86(Goal)
ウィンドウオープン:12:00
ウィンドウクローズ:15:00
デパーチャーオープン:12:20
デパーチャークローズ:13:20
フィニッシュラインクローズ:16:30

8/29 TASK2 キャンセル

>>>成績表はこちらからどうぞ


PrePWC USA TASK4 74km ゴール!

今日は朝から快晴。こんなに青い空は此処に来て初めて見ました。予報も良いのでタスク成立の期待が持てます。


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テイクに上がってもやはり雲ひとつ無い青空です。しかし、地平線の方を見ると逆転層がくっきり見えます。どうも渋そうな感じがします。


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それでもみんなのテンションは高くて、ブリーフィングも盛り上がっていました。


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タスクは、テイクオフスタートで、74キロ先のゴールまで一直線です。初日同様、ターンポイントはありません。GPSにルート設定する必要すらありません。ウインドオープンは11時。スタートは12時45分です。


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今日は雲が無いので、雲を見ながらコースを考えるとかは出来ません。


みんなで、立体の地形図を見ながら、色々と話をしていました。


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ウインドオープンの時間になると、ダミーが飛び出しました。リフトは有るようで大きくピッチングしますが、ダミーが下手すぎて、リフトを通り越してぶっ飛んでいきます。それを見てか、選手は誰も用意しません。私はいつもどおり、さっさと用意して、ウインドオープンと同時に選手の中では一番最初にテイクオフ。テイク前にリフトはしっかり有って、すぐにトップアウト出来ました。


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がんがん上げましたが3100mぐらいに逆転層であがりません。


その後は選手も続々テイクオフ。みんなで逆転層の底に張り付いてもがいていました。私は、スタート時間まで1時間45分。ひたすらがんばって高度をキープ。スタート時間には、気温の上昇と共に逆転層も300mほど上がってきました。


12時45分に一斉スタート。


100機近いパラグライダーが一斉に動き出すのは壮観でした。


私は10km程度までは先頭集団に食らいついていたのですが、そのあたりで付いていくのは止めました。テイクを離れると、サーマルのある場所は限られていて、しかも高度が取れないため一発外すともうアウトです。最高高度は、4000mまで行きましたが大概は3500m止まり。テイクが2700m、山は3000m前後なので、大した高度ではありません。山より低くなると、地形が入り組んでいるので何が起こるかわかりません。先頭集団は高度があまりない状況でもどんどん前に進んで行くのですが、案の定、脱落者がどんどん降りていきます。


私はグライダーの性能に助けられて、生き残っていたのですが、次は、自分が降りる順番だと思って付いていくのはやめて、リフトのあるところで目一杯上げる作戦に変更しました。


私は、リフトのあるところで上げられるだけあげながら、先行する集団を見て集団がリフトにあたったら移動するという事を繰り返して先へすすみました。


それでも、そのうち置いて行かれてしまい、何処を通ってよいやらわからなくなってしまって、次の集団を先に行かせて付いていくという消極的な方法でなんとかゴールに辿り着きました。


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ゴールは、アメリカらしく小さな飛行場でした。


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ゴールに着くと、先にゴールした人達が集まってきて、


みんなで、おめでとう、おめでとうと言ってくれて嬉しかったです。


順位はまだ分かりませんが、74kmのクロカンタスクを達成出来て、自分としてはとても満足です。


74kmも飛んだのは初めてです!


さて、明日も天気は良さそう。


ちょっとでも順位を上げられるよう頑張ります。





※追記


今日の順位は総合18位


でした!。


PrePWC USA TASK3 Cancel

今日は朝から快晴。


昨日と違ってしっかり寝たので体調も万全です。しかし、予報は強風。空を見てもすごい勢いで雲が流れてきます。方角的にもテイクオフからはフォロー。こりゃ駄目だろうなと思いつつ、ランディングに向かいました。


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ランディングに着くと人がいません、おかしいなと思っていたら、スタッフの人が走ってきて、「今日のミーティングは大会本部で行ないます」との事でした。


大会本部に着くと、結構人が集まっていて、まだ時間があったので,サーッカーゲームをしたり、卓球をしたりして過ごしました。


卓球は少し自信が有ったのですが、写真手前のロシアのモスクワから来たサーゲイがやたら強くて勝てませんでした。サッカーはボロ負けです。。。


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ミーティングが始まると、早速今日はキャンセルな件が発表されました。


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その後はまた昨日同様、よくわからない表彰が続いて、何かと理由をつけては服だのお食事券だのを配っていました。その後は、今晩のパーティーについての説明などがありました。ここらへんは私はよくわからなくて、終わったあとで個人的に聴き直しに行きました。


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昼前には、ミーティングも終わってしまいました。このままホテルに帰って寝ると、また夜寝れなくなって次の日に支障をきたすので、何をしようか考えて、マウンテンバイクのダウンヒルに挑戦することにしました。


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ダウンヒルは、ゴンドラの下の駅でマウンテンバイクをレンタルして、ゴンドラとリフトでテイクまで上がって下り降ります。行くと、仲良くなったジニー達がいました。


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バイクは、前後輪ともディスクブレーキ、サスペンション装備で、タイヤは極太のマウンテンバイク。自転車は久しぶりです。


早速みんなで走り出しますが、みんなやたらと早くて、私は全くついていけません。あっという間に誰も見えなくなりました。


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スキーのゲレンデを縫うように、幅30cmから70cmぐらいの自転車用の小道がひたすら続いています。道は、こぶし大の瓦礫が落ちていたり、片側は崖になっていたりと、走るのはものすごく難しいです。


よく考えたら私は、アスファルトの無いところを自転車で走ったことすらありません。ちょっとしたサイクリングぐらいに考えていた私は、三分走って猛烈に後悔しました。下りだけでも大変ですが、場所によっては上りも結構あって、体力的にかなりキツイです。


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ところどころ休憩しながら、3時間掛けてやっとの思いで下りました。


こんなに大変だとは思ってもいませんでした。それでも、山の裏側を見ることが出来て山の感じがだいぶわかりました。


かなり起伏に飛んでいて、場所によって風の流れが複雑に入り組んでいて飛ぶのはかなり難しそうです。


山の近くの低いところを飛ぶと大変な事になりそうです。その後は、一緒に走ったみんなと昼食。


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屋台で、タコスで野菜や肉をくるんだものを食べました。写真は、ドイツ人のヨハン。


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とても美味しかったです。色々話をしていたら、ダウンヒルで何回クラッシュしたとか、何処を怪我したとか色々言っていて、


実際、腕だの足だの血まみれでした。私はまだ一回もタスクしていないのに怪我をするわけにはいかないと、


ものすごく慎重に走ったので、彼らの勢いにびっくりしました。


そうこうしているうちに、パーティーの時間になって会場に向かいました。会場はホテル近くのレストラン。


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庭でハンバーガーをひたすら作ってくれて、みんなとおしゃべりしながら食べました。


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ハンバーガは肉汁たっぷりで本当に美味しかったです。こんなに美味しいハンバーガーは食べたことがありません。


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写真はしょっぱなから世話になりっぱなしのスタッフのかた。


パーティーではみんなと自己紹介したりお話したりしたのですが、


私に話しかけてくれる時と、私が話しかけた時にはなんとか英語が通じるのですが、みんながしゃべっている中に入ろうとすると、何を言っているのか全く分かりません。もっと英語が分かれば楽しいのにと思いながらすごしました。それでも英語がわからない私に気を使ってくれて、みなさん一生懸命話しかけてくれました。


明日こそ飛べるとみんな言っていました。予報も良いです。


明日に備えてしっかり寝て万全の体調でレースに臨もうと思います。