競技事業部 トピックス

■2011年 コンペカレンダー発表
http://www.jpa-pg.jp/08calender/compe_cal.html
コンペカレンダーリニューアルしました。


2011年からは、チャレンジリーグのオープンクラスとチャレンジクラスをそれぞれ独立したリーグとして運営して参ります。

チャレンジリーグ:オープンクラス → N2リーグ
チャレンジリーグ:チャレンジクラス → チャレンジリーグ

2011年新ルールは決まり次第発表いたします。

http://www.jpa-pg.jp/08calender/compe_cal.html

■2010年 大会受付開始
●チャレンジリーグ

http://www.jpa-pg.jp/10compe/entry/index.html#pcl_s
オープンクラス、チャレンジクラスそれぞれのWEBエントリーページがありますので、ご注意ください。

PCL第8戦  宇都宮 Open Cup 2010
受付締切 2010/10/4
入金締切 2010/10/22
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pcl08utsunomiya/yoko/pcl08utsunomiya_10y.html

■現在受け中の大会


現在受付中の大会は以下の大会です。
まだまだ受付しておりますので、ふるってご参加ください
たくさんのエントリーをお待ちしています。

●PCL第6戦 ジャムリゾート・サマーカップ2010
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pcl06jam/yoko/pcl06jam_10y.html

●PNL第5戦 2010立山らいちょうバレーカップ
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pnl05tateyama/yoko/pnl05tateyama_10y.html

●チャレンジクラス併催


チャレンジ立山
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pnl05tateyama/yoko/pclc05tateyama_10y.html

●PCL第7戦 高嶺カップ2010
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pcl07takane/yoko/pcl07takane_10y.html

●PNL第6戦  栂池ジャパンカップ
開催要項
http://www.jpa-pg.jp/11event/2010compe/pnl06tsugaike/yoko/pnl06tsugaike_10y.html


PCL第5戦 2010しらたかオープンカップレポート

開催地:山形県白鷹町白鷹スカイパーク
主催:トントンとんびPGスクール
レポート:吉田 功

<プロローグ>
安比オープンカップに続き東北で行われる白鷹オープンカップ、昨年は5月のゴールデンウィークに開催した白鷹では二日ともゴール者続出!すばらしい大会となりました。
今年のナショナルリーグ、オールジャパン白鷹は三日間不成立と残念な結果となってしまいました。そんな悔しさもありナショナルの上位メンバーも参加してくれ,、このチャレンジリーグ白鷹では71名の選手にエントリーしていただきました。


<7月31日(土)>

白鷹では毎大会お世話になっている「まぁどんな会」の朝食で白鷹大会は始まります。

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初日の天候は曇り、日差しも少し差し込みますが雲低も低く厚い雲と強い西風が止みそうにありません。選手は受付後、テイクオフに上がらず食堂で開会式が行われました。ブリーフィング後、ベーシックセミナーが行われ、講師の長島さんによる「気象講座」、選手の皆さんは真剣に聞いていました。


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続いてワールドカップに出場した宮田歩さん、村上恭子さんの大会報告をしてもらいました。アメリカワールドカップに出場した宮田さんは、1日だけ風が強くて飛べない日以外は毎日100kmを越すビックタスクが組まれたそうです(帰ってくるのも大変です)。ダストデビル(サーマル)を見て高度を獲得するなどサーマルトリガー(熱上昇発生場)が見えるなんて流石アメリカです!選手育成基金でイタリアワールドカップに出場した村上選手はイタリアでの経験をこれから生かしていきたい、ワールドカップは楽しかったと話してくれました。
風もやや落ちた12時前に選手はテイクオフへ、まだ西風強くウェイティング、そんな中、ナショナル上位陣の長島さん、正木さん、松原さんにダミーフライトとをしていただきました(皆さん選手なのにありがとうございました)。ダミーフライトしてくれた3人がテイクオフに上がってしばらくしてオープンクラスのタスクが発表され13時50分ウィンドオープン、オープンクラスのほとんどの選手がテイクオフしましたがコンペ機でも対地速度が一ケタになるほどの強風に、その後、風速がさらに上がってしまいタスクストップ!飛んだ選手は全員無事ランディング、チャレンジクラスはキャンセルとなってしまいました。

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<8月1日(日)>


まだ雲が多めの朝、まずは腹ごしらえ「まぁどんな会」の朝食で選手達はパワー充電!ヤル気がでます!受付後テイクオフへ、昨日よりは風が収まるも3~4m、南風と西風が強くなるのを警戒してオープン、チャレンジとも北方面にはパイロンを取らない南西側だけを使ったトライアングルタスクが組まれました。


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10時40分チャレンジクラスウィンドオープン、15.2kmのテイクオフを起点に小さいトライアングルタスク、時間を開けて12時15分オープンクラスウィンドオープン、22.7kmのチャレンジより一回り大きいタスクで スタート!レースは山のリッジとサーマルを使って展開、風の強弱がありランディングする選手が続出、諦めずリフライトした選手も山から離れたパイロンを取りに走った先にサーマルが無く遭えなく撃沈する。そんなコンディションの中、世界の長島選手は粘りの飛びを見せるもゴールには届かず、オープンクラスはゴール者なし!チャレンジは野村和宏選手が唯一ゴール!難しいコンディションでしたがゴール者がでたのはなによりうれしいことです!


結果
オープンクラス総合 1位 長島信一選手 2位 窪島和明選手 3位三輪茂之選手
チャレンジクラス総合 1位 野村和宏選手 2位 宮手裕子選手 2位宇野登茂子選手

でした。


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PCL白鷹 Task2 速報

予報では朝から晴れでしたが、雲量は多め。風は弱く、フライトは問題なしです。テイクオフにて日照が出るのを待ちます。曇りながら気温減率はよく、ダミーはソアリングを開始。


10:40先にチャレンジクラスからスタート。15.1kmのエラップスタイムレースです。しかし、全員がテイクオフした後、コンディションは弱くなり、全員がランディング・・・。急いでリフライトに上がります。


12:10にはオープンクラスも22.6kmのエラップスタイムレースでスタート。高層雲は中々とれず、これまた全員がランディング。14:00には待望の晴れ間がやってきました。


先行するのはイタリア帰りの村上恭子選手。正木選手、松原選手も続きますが、10kmで無念のランディング。


後発組はコンディションが好転し、さらに距離を伸ばします。トップは長嶋選手。2位は窪島選手です。チャレンジは野村選手が見事ゴール!おめでとうございました。


詳しくは後日。f:id:PG-Compe:20100801104144j:image


PCL白鷹

朝から強めの風が吹き込み、8時からの受付の後は長島さんのセミナーとPWCイタリア・アメリカの報告会が行われた。


お昼を済ませ、13時からテイクオフへの送迎を開始。


オープンクラス 23km、チャレンジクラス 10km が組まれ13時50分オープンクラスからウィンドオープン。


序盤は大会常連組が引っ張る感じに見えたが、風速アップにより14時54分タスクストップ。


全員無事にランディングした。


結果は後ほど。


PWCアメリカ エピローグ

連日100kmを超えるタスクで、伝説になるほどの素晴らしい大会となったPWCChelanでしたが、総合優勝はJoshCorn、2位はUSAの若手Greece。3位は2010PWC アジアチャンピオンの小林Taro。宮田は僅差で4位。表彰台は逃しましたが、今回のテーマだった先行するフライトはSuperFinalへの手ごたえを掴むことができました。


詳しい結果はこちらから


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9月のトルコが決勝戦です。ご期待ください。


世界中のBestエリアで開催されるワールドカップですが、今回のChelanも間違いなく世界有数のフラットランドフライトが可能なエリアでした。サーマルトップは4000m。タスク距離も平均100kmを軽く凌駕しており、しかもトライアングルタスクです。ヨーロッパラウンドに出てきませんが、アメリカエリアのトップ選手も参加した今大会のパイロットクオリティは非常に高いものに感じました。


参加するためのセレクションの厳しいヨーロッパラウンド比べ、参加しやすいアメリカラウンドは、日本人パイロットには最高にトレーニングになるステージでしょう。広大なアメリカ大陸にはまだまだ我々の知らない、素晴らしいエリアが多くあると聞きます。アメリカはでっかい!


8月末にはオクラホマ州のサンバレーでプレPWCが開催されます。雲底高度5000mを超えるスーパーコンディションのエリアです。若手選手には是非、チャレンジしていただきたいものです。


皆様ご声援ありがとうございました