Report By Mizunuma&Sho

■3月21日
TASK2
昨日の今日で雄大積雲は元気よく発達しました。
朝から塔状積雲がニョキニョキ発生している状況でしたが、早めにタスクをやろうということで始まった。

タスク:D01−G09(15kmスタートシリンダー)−G10−G22 →テイクオフからくの字になるようなルートでゴールを目指す。
タスク距離:57.5km
天候:おおむね良い天気だが、大気の状態は引き続き不安定で午後から積乱雲が発生する可能性有。
ゲートオープン:11:45 
スタート:12:45

テイクオフゲートオープンから1時間後にレースが始まるのだが、テイクオフの後方に発生した積乱雲がじりじりソアリングしている選手に近づいてくる。あと5分スタートが遅かったらタスクキャンセルになっただろうと思えるほどぎりぎりの判断。 スタート前のポジショニングは、テイクオフの山に80%ぐらい、対岸の小山に残りの選手がいた。日本選手の中では、対岸に只野がいる以外はみんなテイクオフの上にいた。

スタートしてから最初のターンポイントはCasteloの町の西側。そこに行く手前で二手に分かれていたグループは合流し、2つ目のターンポイントを目指した。遅い組は、迫り来るにわか雨の影響を受けてしまった選手もいたようだ。 曇天の渋い中、サーマルが出そうなところを必死に探すが、サーマルの周期は短くどんどん乗り換えていかなければ移動できない。また、集団から離れてしまうとサーマルを発見するのは難しく移動速度もゆっくり。。。

集団の中から飛び出たのはフランク・ブラウン。見事トップゴール! 2時間25分のトップタイムを出したフランクは11機のトップ集団。最後の駆け引きは地元フライヤーでもあるフランクならではのものだったに違いない。 女子トップでゴールした水沼は、2時間52分。おめでとう!!! 女子のランキングが面白くなってきた。 ゴール者49名。 ゴールは小山の入り組む谷の中にあって、最期の小山を越せずに降りたパイロットは何人もいたようだ。 男子は、扇沢があとわずかでフランクに及ばず、手前でランディング。 只野、長島は途中で大きな山の壁を越せずにランディング。

頑張れ!日本男児!!
あと残すところ4本。。。


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