Report By Mizunuma&Sho

■3月22日
TASK3
6時ごろ、夜明けとともに目が覚めるようになったので朝の天気を見るようになった。 今日は、朝焼けがオレンジ色でとても綺麗だった。通常なら天気が崩れる前兆なのであまりいいことはないのだが、ブラジルだし大丈夫でしょう。
結局、日中は晴れ渡り良い天気になった。

タスク:D01−G11(25kmスタートシリンダー)−G09 →テイクオフからくの字になるようなルートでゴールを目指す。(昨日より角度がきつい)
タスク距離:65.2km
天候:晴天
ゲートオープン:11:30 
スタート:12:15

スタート前は昨日と違ってワンウェイ。対岸に行くパイロットは一人もいない。
カステロの町付近でサーマル探しが難しくここでリセット。その中で一人抜けたのはパトリック・ベロー。それを追いかけるように50機ほどの大集団が飛んでいく。

一人旅のベローをみながら牛歩の集団に見切りをつけたのはマティアスと只野。先行して先で待つ作戦だったが、一人旅のベローとともにG11で低空飛行。後続の集団は弱いサーマルを拾って乗り継ぎながら高めでG11をクリア。 ここは丘陵地帯なのでこれといったサーマルトリガーが分かりにくい。集団で行っても低い人から振り落とされる。

G11から集団は二手にわかれ、80%はダイレクトコース。低くなった組は少し迂回して山で上げてから合流という形になった。 ダイレクトコースは大集団で小さな山のリーサイドでサーマルをかき集めてガグルを立ち上げた。山コースも1300mぐらいまで上がるが、少し遠回りなので追いつくのは難しい。

残すは、岩盤のある山を越えればゴールまで8km。宮田は一人高くなったが、無難にということで少し山のほうへシフトしてからゴールに流したが、2kmとどかなかった。ダイレクトならば可能性はあったという。結果10位。 扇沢はゴール1km手前で小山が超えられず降りた。わずか数m足らなかったそうだ。 一人旅から少数の集団で飛んでいた只野はゴール手前の大きな壁のある山を越えられず降りた。

ゴール者は4名。 初めて出たワールドカップのアンディーアビ選手が1位。
彼は、アドバンスのテストパイロットをやっているそうだ。





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