Report By Mizunuma&Sho

■3月23日
TASK4
タスク:→D01-G07-P17-G01 約50kmのアウトアンドリターン
タスク距離: 54km
天候:曇り
ゲートオープン:12:35 
スタート:13:20

朝は快晴だったものの、いつものテイクオフ時間が近づくにつれてテイクオフ周辺はどんどん雲の覆われていき、当初のタスクを変更し、エラップスタイムにするかどうか迷うほどだった。ウインドダミーが上昇しだすと54kmのタスクでレースToゴールをやることに決まりました。

早めにテイクオフした日本チームはスタートまでの約40分間がとても長く感じられました。 ひなたは次第に小さくなっていくので少しでも浮いていられるところを見つけては移動しないと下がってしまう。スタート時間が来ると、それぞれのコースでターンポイント目指して飛んでいきます。コース上には高層雲と積雲のダブルパンチで日射がほとんどありません。 対岸にいた只野が降りた頃に日射が出てきて山で粘っていた扇沢は対岸の尾根へ取り付きサーマルヒット!宮田は、遅れながら日射のあるところへ蛇行しながら進む。

水沼も良いペースで集団と動きます。 途中どんぐり山(通称)のリーサイドで強烈に翼をあおられるシーンがあった。ブレークコードにビシバシするどい風の感覚が伝わります。 ターンポイントP17 からの折り返しで扇沢、水沼と一緒に飛んでいたがジリ貧の高度になり扇沢はヒット、水沼はそこに降りてしまった。 宮田と長島は集団で動くものの、コンディションがコンディションだけに助け合いの精神でドラマチックな展開がありながら42kmと距離を伸ばした。 町の手前まで帰ってきた扇沢は44km地点にランディング。

48km飛んだ「アンディー・アビ(スイス)」が1位。アドバンスのテストパイロットをやっている。ワールドカップ一年目の選手だ。2位にマウラー(去年のチャンピオン)とアドバンスがワンツーをとった。




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