3月16日
天気はイマイチで雲行きは昨日と変わらない。
今日もわずかなチャンスにかけるような気持ちでテイクオフへ向かった。
シャトルバス(トラックの荷台)に揺られること1時間。テイクオフに到着すると往年のレーサー「ハンス・ボーリンガー」や日本に来た事のあるアクロパイロットでもある「グレゴリー・ブロンド」やスイスのパイロット数名、昨日もフライトしていたロシアの「ニコライ」達がフライトの準備をしていた。
いよいよシーズンの幕開けが近い雰囲気になってきた。
良いパイロットが集まると曇っていてもサーマルが発生する。
そんな話聞いたことがあるだろうか?これは事実です。
今日も劇渋のコンディションの中、クルヴー(鳥)と一緒に良いハーモニーを奏でるかのようにサーマルを作り上げていくとだんだん良いサーマルに変化していった。
結局、1時間ほど飛んだが、いよいよ雲が厚みを増して日射がまったくなくなる時間が増えるとサーマルはなくなってしまって降りることになった。
日に日に天候は回復するという話なので明日はもっと飛べるでしょう。
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