日本で初となる本格的なタンデムパラグライダーに対するセミナーが兵庫県丹波市の「丹波少年自然の家」を会場に開催されました。今回は関西地区から16名の方が参加されました。
日本ではスクールカリキュラムがない状況で、数年前にタンデム技能証というものがスタートしました。「欲しい!」といえばもらえたような状況で事故も多く発生しました。当然といえば当然の結末です。その状況を打破すべく、JPAでは発足と同時に、しっかりしとした技能証課程を作り、タンデム技能証をスタートさせました。そして今回、基礎技術の普及がひと段落したところで「タンデムセミナー」の開催となりました。
今回はDHVが発行している「タンデム教本」、スカイダイビングのタンデムシステム、ニュージーランドでプロタンデムパイロットのための教材資料、各スクールでのお話をベースに教材を作り上げました。
まずは午前中いっぱいかけて、タンデムパイロットの責任、そして世界的に見た事故などの実情などの説明。いかにタンデムパイロットに求められる技術、知識資質が必要なのかということを重点的にディスカッションしながら講習。半谷顧問にもかけつけていただき、保険の話を含め、深く掘り下げながら講習は進みました。 |