開催地 : 長野県北安曇郡白馬村八方尾根 「白馬八方フライトエリア」
リポート : 大会実行委員長 前堀博史

■10月12日

大会2日目
中層・下層の雲量は少なめなのですが、高層雲が50%と多く上空には寒気も入りレースをするにはあまりいい条件とは言えない条件の中、下記のタスク発表がなされレースが始まりました。

ゲートオープン 10:55
ゲートクローズ 13:30
デパーチャーオープンタイム 11:10
デパーチャークローズタイム 12:30
ゴールラインクローズ 17:00
ランディングクローズ 17:00
タスク(距離 56.6km)
D71-B26(Start 8000m)-B17-B29-D72-B21-A59
シリンダー400m

ゲートオープンする直前までは「Race to Goal」で、八方ではお馴染みのエアースタートとなるはずでしたが、兎テイクオフ+100mしかゲイン出来ず、ゲートオープン40秒前でテイクオフクローズ!タスクコミッティーはもちろんの事、選手の皆さんも緊張の一瞬でした。ゲートオープンもこれ以上待てない事もあり、テイクオフ前で混雑する事での危険回避の為、Elapse time to Goalに変更し。再度ゲートオープンとなりました。殆ど同高度のテイクオフ目の前で見るガーグルは見ていても緊張感がビリビリ伝わってきます。そんな中集団から少しでも高度を稼いだグライダーが次々とファーストパイロンに向かって行きます。


レース中盤には高層雲も朝より多くなり始め日差しも弱く、佐野坂・がくも・五竜…と次々にランディングを余儀なくされたグライダーが降り始める中、凄くゆっくりしたペースであるが確実に駒を進めバリッチ選手はスノーハープ近くにランディング。もう終了かと思われた頃、数機のグライダーがスノーハープに向かっているではないか!ゼッケン37川上選手・ゼッケン48張本選手・ゼッケン54上山選手!しかし渋い!ゴールするには非常に難しいコンディションの中、じりじりと進み張本・上山選手はスノーハープにランディング。本部に帰って来ている選手は皆ある一点を見つめている。そんな中ただ一人川上選手は弱いグランドサーマールを捉え旋回しながら少しづつ八方に近づいて来る。ゴールとは行かないもののトップは45.5kmと予想より遥かに距離を伸ばしてタスク成立し終了となりました。

大会2日目の夜には、白馬の豚の丸焼きをメインに焼肉ウェルカムパーティを行い、各選手の交流を深めました。「早く白馬でPWCが開催されるといいですね!」って、選手からの要望が多く努力しなければ…と思うひと時でした。



2日目、大会結果 総合成績表(英語)
  総合成績表(日本語)
  女子成績表(英語)
  女子成績表(日本語)
  チーム成績表

【 動 画 】  提供:パラワールド
テイクオフにて
43.7MB
  ゲートオープン
95.3MB
  移動
37.4MB
   
帰着した選手へ
40.3MB
  パーティ<1>
48.8MB
  パーティ<2>
26.4MB



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