リポート : 水沼 典子

■7月14日
日も朝から快晴の空が広がり、テイクオフにはとても気持ちの良い風が入ってきていますが、タスクコミッティはあまりコンディションが良くない、といって仮タスクは発表したもののしばらくウェイティングが続きました。

ブリーフィングの時にはいつも前日の男女トップの選手が発表され、チーム戦のトップは表彰されます。昨日はAdvanceチームでしたが賞品は下着!皆を楽しませてくれました。

さて、しばらくウェイティングの後、タスクは結局発表したとおりで変更なし。今日も南西の風。テイクオフ後東のスタートポイントをとり、Buzetの街に戻ってきてまた東のポイントをとったのち、南に10kmくらい離れたポイントをとってまたテイクオフに戻りゴール、の63kmタスク。ゲートオープン後1時間後にスタートのレースです。

スタートすると、タスクコミッティの懸念どおりちょっと渋い。スタート前はテイクオフ上空の雲底は1700m前後あったのに、その後は1500mくらいまでしか上がりません。また、サーマルも強くはっきりしたものは少なく、上がりきる前にどんどん移動していきます。地形はリッジリフトが働いていそうなのにスティできるところは少なく、高度が低くなってしまった選手はちぎれたサーマルにしがみつきますが、リカバリーが難しく少しずつランディングしていきます。そして南のターンポイントにたどり着けるかどうか、くらいで多くの選手がランディングしてしまい、そこをクリアした10名前後の選手のみがゴールできた、という結果でした。

>>PWCクロアチア 成績表

チーム戦表彰   タスクコミッティー

スタート前空中待機


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