リポート : 競技事業部 大澤行英

■4月28日 大会3日目
初日は日本チームとしましてはもっと頑張りたかった成績の人が多く、昨日タスク2がキャンセルとなってしまいましたので、特に今日は気合が入っている選手が多いです。その中でも日本チームは一番の気合いの入れようです。

風は昨日よりも弱いというものの強め。夕方にサンダーストームの予報があることから、44キロの短いタスクが発表されました。距離が短いといっても初日のようにテクニカルな今回のタスクの傾向。今日の44キロという距離だけでは計り知れないほど、風の強さに翻弄されるので、よく観察し考えることが必要な展開になりました。

ほとんどの日本チームのメンバーはスタートを良いタイミングで決めて距離を伸ばします。高さ違いますが風上側のコースをとってコマを進めていきます。それでもそれ以上の強さの風が吹くのでせっかく稼いだ高度が風上へ向かいだけで使い切ってしまうこともあります。

そんな中、私、大澤は、序盤のレースを引っ張ったバリッジ選手の後を高度を維持しながらついていくことができ、一番風上側のターンポイントを取りに行く際に、サーマルでできた大きな積雲の上昇を受けながら、効率よくターンポイントをクリアーできました。
ターンポイントを取ったと約15キロで高度は1700mでしたので一気にファイナルグライド!といきたかったですが、山の追い風側に入ったときのシンクが非常に強かったため、300mほどあげなおしました。そうしているうちに私よりも低く追い抜かしたセイヤン選手(韓国)が、私の上空を通過して行きました。私もすかざさずファイナルグライド。
横からはデニスコルテラ選手(フランス?)もファイナルグライドを仕掛けてきました。ですが、私のほうが早かったので2位でゴールできました。
バリッジは見切りが速すぎて途中で降りてしまったようです。
私もターンポイントからのファイナルグライドを考えましたが、途中であげなおして正解でした、。

その後、日本チームが続々とゴールしてきました。小林選手、宮田選手、扇澤選手、植田選手、呉本選手、竹尾選手7人がゴールです。

明日からも、大会が連続してできそうです。日本チーム一丸となってがんばりますので、最後まで応援よろしくお願いいたします。


スタート
 
宮田ゴールカット
 
ゴール



このページの先頭へ