リポート : 競技事業部 小林 泰

■プロローグ
2009年からPWCのルールは大きく変わり、ヨーロッパ、アメリカ、アジア&オセアニアの3つの地区で行われる計5つの大会の上位パイロット達が、その年最後に行われるワールドカップ・スーパーファイナルに集い、世界一を競うことになります。
そして、今回韓国のムンギョンという街で行われるのが、ワールドカップのアジア&オセアニア大会です。

ここ、ムンギョンは韓国のほぼ真ん中に位置しており、500mから1000mの山々に囲まれたの街です。この街の東にある尾根上にテイクオフがあり、このテイクオフのから南北に15km程続く山々と、その山々の北の端から東西に伸びる山脈、さらにはその山脈を西に10km程移動したところから北に10km弱続く山々をメインにしたタスクが予想されます。

1000m前後の山々やところどころに見られる岩肌は活発なサーマル源となり、乾燥した空気や昼夜の大きな気温差により、春の日本同様に良質なサーマルコンディションが期待できます。
気象予報も良く、長くタフな戦いになりそうです。


このページの先頭へ