リポート : JPA教育事業部 岡田 直久

■6月25日
トレーニング最終日。エスプレッソを飲みながらの朝のミーティングも今日が最後です。 期間中は毎日フライトできましたが、今日は一番夏らしい最高のコンディションになり そうです。

今日もライフベストを肩にかけ、湖上に飛び出します。日に日に難易度は上がるので事前のイメージトレーニングも各自、十分に行います。いわずもがなの緊張感が、ひしひしと伝わってきます。みんな真剣です。デビットもそんなパイロットの気持ちに応えるべく、気合いが入ります。ヘリコプター、SAT、ルーピング・・・湖上では次々とマヌーバーが行われます。ランディングしたパイロットの顔からは充実感が満ち溢れています。
ビデオ解析も今日で4日目。みんなの理解度も相当深まっています。

今回、アネシーでのSIV&アクロトレーニングは初の試みでしたが、思った以上の成果を残すことができました。これは参加されたインストラクターの所属するスクールには、今後たくさんのアドバンテージとなるはずです。昨年、私は同じ時期にデビットのもとを訪れ、秋にはセーフティートレーニングを実施。相当良いものが行えたと講師陣は満足していましたが、一年が経ち、私たち以上にデビットの講習はレベルが上がっています。

今回、参加したことで再び、今年10月のセーフティートレーニングはより良いものが行えると確信しました。3年前に行ったことが、すでにすごく古く思えるほどの進化を遂げています。アクロは別にしても、通常のフライトでどのように操作することが正しくて、間違っているのか明確にわかりやすく示すことができます。JPAでは教本通り教えるのは当然ですが、それをどう教えるかという部分が大きく進化しています。

JPAでは今後もこのような機会を設けていきます。今後の活動にご期待下さい。
なお、今年のセーフティートレーニングは京都府舞鶴市神崎エリアで10/17-25の期間で3回実施する予定です。詳細は決まり次第、ホームページでお知らせします。

     
 
     
 
     
   





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