リポート : JPA教育事業部 岡田 直久

■2月3日(水)
山以外の雪もなくなり、凛とした空気に包まれた気持ちのいい朝となりました。参加者のみなさんも時間より早く集合。さすがインストラクターのみなさん。すぐに開始です。

まずはENの認証テスト、最近のパラシュートトラブルに関して机上講習。1時間ほどお話して、今回もさっそく実技に取り掛かります。注意点、目的は先日同様です。普段あまり取り扱っていないものを交替でパックしますので、まずはどうようにパックされていたのか確認しながら取り出します。午前中で1〜2個のパッキングが終了。室内はパラシュートを痛めないようにブラインドをしめたまま、たまに差し込む日差しに今日はコンディションいいのかな?なんて思ったりしますが、そんな考える余裕もないほど集中してパッキングは行われます。

日が暮れても作業は続きます。一つづつ、どのようにこのパラシュートを開かせたいか考えながらの作業です。パッキングにベーシックなセオリーはありますが、あとはリガーの見識です。デメリット、メリット、そして優先順位、考えながら・・・。研修会では考え方も学び、応用力を養います。

今回もすべての作業を終えたのは20時すぎ、リガー研修会は毎回、1日平均11時間の作業となっています。徹底することでテクニックを学ぶことはもちろん、それ以上に怖さをもってパッキングすることを学んでいただければこの研修会は成功かと思います。
次回のリガー更新会は九州です。



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