2014年 JPA セミナー開催要項

JPAセーフティートレーニング2014 開催要項

日本パラグライダー協会では年を重ねるごとに人気の高まっているセーフティートレーニングを今年も開催します。トレーニングでは、フライト実技を重ねるだけではなく、事前の机上講習、ビデオ解析に重点を置き総合的な知識、技術を身につけていきます。

機材の安全性に頼ることなく、フライト技術を磨くことで積極的な安全を手に入れましょう。トレーニングでは失速、潰れなどを体験するだけではなく、そのようにならないためのリアクションを覚えていきます。 最近のEN-Bクラスはどのグライダーも安全で良く飛ぶようになっていますが、コンディションが難しくなるほどパイロットが正しい操縦をしなければトラブルになります。これは今年の春のインシデントを見れば一目瞭然です。

普段のフライトでは異常飛行にならない、またはなってもすぐに理解でき対応できるようになるためには定期的なトレーニングは必要不可欠です。

また、今回は琵琶湖でボートトーイングによるトレーニングです。湖畔からトーイングでパイロットを600~800mほどの高さまで上げてからマニューバーを開始します。琵琶湖はご存知の通り日本一の淡水湖です。その湖畔からトーイング、フライト後は同じ湖畔に着地です。終日、湖畔で過ごせますのでみなさんの演技を見学したり、フィードバックを受けたりと時間を過ごすことができます。

数少ない機会ですが、今後のアクティブでセーフティーなフライトにお役立ていただければと思います。

名称 JPAセーフティートレーニング2014
主催 日本パラグライダー協会
協力 MKクラフト
開催場所 滋賀県MKクラフトクラブハウス および 滋賀県琵琶湖佐波江ビーチ(予定)
募集人数 各10名
参加費用 第1回(2日間)-¥35,000-
第2回(3日間)-¥45,000-
(宿泊、食事などは実費を別途ご負担下さい)
参加資格
  • JPAパイロット技能証所持者~
  • JPAパイロット登録が有効なもの
  • JPAクラブ傷害保険もしくはJPAインストラクター保険に加入しているもの
  • JPA正会員スクールで購入したパラグライダー
参加申し込み WEBオンラインフォームより申し込んでください。
申込を受理した方には後日、承諾書は所属スクールに送付します。
参加費用は、参加承諾書を受け取りましたら、期限内にお支払い下さい。
申し込み開始 8月18日(月)  AM10:00 WEB オンライン申し込み開始
申し込み期限 第1回:9月18日(木)
第2回:9月18日(木)
※ただし定員になり次第〆切
参加費について 参加費は、参加者の所属スクールへ請求いたします。
日程 第1回:10/8-9(水、木)の2日間  ※8時開始
第2回:10/11-13(土、日、月)の3日間  ※8時開始

スケジュール(予定)


【初日】
8:00
開始 オリエンテーション
8:30
机上講習
10:30
フライト開始
16:00
フライト終了
17:00
ビデオ解析
18:00
終了

【2-3日目】

8:00
机上講習
10:00
フライト開始
16:00
フライト終了
17:00
ビデオ解析
18:30
終了
講習内容
  • ピッチングの理解、マニューバーに必要なリアクションの理解
  • 失速
    • Bストール、フルストール、スピン、アシメトリックストール、クィックターン
  • 潰れ
    • フロントコラップス、サイドコラップス&カウンターブレーク、オートローテーション、サイドコラップス(0%,50%,100%)
  • アクティブ操作
    • アクセルターン&クライミングターン、ローリング、ウイングオーバー、スパイラル
  • 降下手段
  • アクロの初歩
    • SAT
講師 岡田 直久(日本パラグライダー協会 教育事業部長)
持参するもの 普段使用しているパラグライダー 一式、筆記用具。
下記の用意を必ずお願いします。
  • ヘルメットには必ずヘッドセットを取り付けていること。
  • 150日以内にJPAリガーによってリパックおよびハーネスに収納されたレスキューパラシュート。
  • 以前に使用していたような古いパラグライダーで受講しないこと。
宿泊などのご案内 ご希望の方には紹介いたします。
セーフティー
トレーニングでは・・・
  • 緊急事態からの脱出、レスキューパラシュートの開傘よりも、まずは通常のフライトを想定して、パラグライダーを正確にそしてより積極的にグライダーをコントロールすることが最大の目的です。
  • そして、パラグライダーが自分の許容範囲を超えて動いた場合、どう対処するかを学びます。
  • 最終的にどうにもならなかった場合、レスキューパラシュートを使用し安全に降下することを学びます。
  • セーフティートレーニングを通して、より自信をもってパラグライダーをコントロールし、パラグライダーの動きを正確に見極めることができればと思います。そのためには継続的に参加することが効果的です。

※ご不明な点は教育事業部までお問い合わせください。

※昨年のトレーニングの様子はこちらでご覧になれます。
●2013年セーフティートレーニング・神崎

開催会場案内

◆ 滋賀県【MKクラフト】

現地スクール:MKクラフト →MAP
〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦5125-4
電話:0748-46-5654
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