パイロットセミナーin北海道 巡回コーチング 2ndラウンド

1、名 称     2011年JPAパイロットセミナーin北海道

(JPA巡回コーチング 2ラウンド)


2、主 催     ウィンパルパラグライダースクール


3、内 容     パラグライダーの正しい操縦方法等

           ~飛行経路と迎え角の理解

           ~旋回理論

           *実技主体のセミナーとなります。

*ウィンパルに集合後、ルスツエリアに移動する場合もあります

*天候に応じて内容は変更される場合がありますのであらかじめご了承ください(雨天・荒天時はウィンパルにて座学を予定しております)。


4、対象者    有効なJPAパイロット会員証を有する方

         ウィンパルパラグライダースクール会員が有効の方(練習生から可)


5、日 時    2011年6月18日(土)、19日(日)  

*両日とも9時開始~17時終了予定(朝8時 受付開始)


6、集合場所   ウィンパルパラグライダースクール


7、参加費    12,000円(2日間) 7,000円(1日間)


8、講 師    岡田 直久 (JPAスーパーバイザー)


9、申し込み   所属スクールへ参加申込書をご記入の上お申し込みください。

         申し込み締め切り: 6月12日(日曜日)


10、持ち物   パラグライダー装備一式

         パラグライダー最新テクニックブック


11、その他   ・昼食は各自ご用意ください。

         ・他、必要事項がありましたら追って参加者の皆様に連絡させていただきます。


JPAパラシュートリガー更新研修会・東北 5/26

 朝から快晴の七時雨。集合時間前にマップス、寒風山、安比高原の各スクールの校長が集合し、2年に一度の更新会が始まりました。更新会を終えるたびにやり切った感がありますが、なかなかそうもいきません。この2年の間でもハーネス、パラシュートは著しく変化しています。道具が変化する以上、私たちの技術、知識をリフレッシュしていかなければなりません。2年に一度の更新会は貴重な時間となっています。最初の講義では最近の問題点などを総ざらい。バンジーコードをどうするべきか、グリップをどうするべきか細部までこだわり、事故ゼロを目指します。リガー研修会を始めた当初、ここまでこだわるの?との空気がありましたが、更新会を続けるたびに意識が変わってきました。みなさん、モノを見る目が肥え、このブライダルコードの付け方はこれでいいのかなど今までにない質問も飛び出すようになっています。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

 1時間ほどの講義の予定でしたが様々な意見が飛び交い2時間を超えました。さらにデモンストレーションをしながら講義を終えたのはお昼過ぎ。パラシュートは単純なようで奥が深いものです。昨年、アメリカでのパラシュート学会のセミナーに参加させていただいたとき、膨大な資料を見ながら実感をしましたが・・・。やはり、パラシュートの話は尽きません。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

昼食を取り、午後はパッキング。3タイプのパラシュートをみなさんそれぞれパックしました。パッキングの完成度は高いものの、まだよりよくできる改善点は存在します。そんなこだわりをもって、またなぜこのような方法が必要なのかより理解を深めながら作業を進めました。パラシュートの開傘はすべてが自然の流れで行われなければなりません。そのためにどうするか、よりよい方法はないか色々と考察しながらのパッキングは夕方までかかりました。一通り終えたところで、みなさんでディスカッション。パラシュートのこと、JPAのこと、東北のこと・・色々と話をしました。JPAが非常に良いコミュニティーとして日々進化していることを感じます。

JPA教育事業部のブログ
会場:七時雨山荘

協力:七時雨パラグライダースクール



更新:鈴木 考世(マップスパラグライダースクール)
   小野寺 久憲(寒風山パラグライダースクール)
   立花 圭介(七時雨パラグライダースクール)


パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会 5/25(2日目)

 今日から東北地区の植木理事も視察。要救助者、ビレイヤーも買って出ていただきました。安比のスキー部の学生にお手伝いをお願いし2日目の救助実技の準備は万全です。朝は道具の使い方など再点検。昨日と同じミスはしないよう心掛け、木からの救助の実技開始です。はじめにデモンストレーション。カウンターラッペルのシステムを理解していただき、そのあと登高者、ビレイヤーに分かれ救助。昨日までの実技は自分のことに没頭できますが、今度は助けるべき人がいるので、要救助者のためにといった意識が必要となります。ただ、どう救助するか理解がはっきりしないとなかなか要救助者を思う方向に意識は回りません。それでもみなさん救助は成功。午前中に1~2回の実技を行いました。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

 お昼休みは15分ほど。七時雨パラグライダースクールに届けていただいた弁当を早々に食べ、今回の最終実技、宙吊りからの救助に入りました。要救助者の位置もこの2日間でもっとも高くより実践的なシチュエーションとなりました。この実技は総合科目でもあります。これはデモンストレーションなく、必要な注意事項だけ事前にアドバイスを行い、イメージができた方から救助開始としました。時間には個人差があるものの、大きなトラブル、危険性を伴った行為などはなく全員救助成功。

 すべてを終えたところで支点の回収のため登り直し。道具をしっかりと片付けクラブハウスへと移動しました。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

 評価をしている間に、みなさんはようやくコーヒーブレイク。日焼けした顔には疲れとともにホッとしたような表情も見受けられました。総括ではみなさんの感想を伺い、お一人ずつに対して評価をさせていただきました。結果、全員合格、「日本山岳レスキュー協会」名の認定書を各自受取り、最後に植木理事から総評をいただき、2日間すべての内容を無事終えることができました。合格者のみなさんは、いざというときのための救助技術をより向上させるため、各スクールで練習を繰り返されることと思います。その際には、是非、各スクールのみなさんお手伝いをよろしくお願いします。

会場:岩手県・安比高原スキー場
協力:立花 圭介(七時雨パラグライダースクール校長)




合格者:

鳥谷部 亮(七時雨パラグライダースクール / たっこ229)
JPA教育事業部のブログ

澤口 勝広(七時雨パラグライダースクール)
JPA教育事業部のブログ


久保沢 仁志雄(七時雨パラグライダースクール)
JPA教育事業部のブログ

三上 祐司(チャレンジフィールドパラグライダースクール)
JPA教育事業部のブログ


パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会・東北 5/24(初日)

 8時過ぎにはみなさん集合。すぐにスクールハウスにて趣旨説明、目的を説明しフィールドに移動です。事前に用意されたフィールドは車を横付けでき、また林の横には広場もあり快適な環境でした。

 今回も木登りのデモンストレーションから開始。リードで登る必要性などを解説しながら登頂。さっそくみなさんも実技開始です。ハーネスの付け方、服装、装備基本的なことされど非常に重要なことにこだわりながら実技は進めました。

 一通りビレイヤー、登高者を交代しながら行い最初の実技が終了。毎回のことですが、エイト環の使用方法に難があったのでロープの登り返し。これにはみなさん腕がすぐパンパン。結局、登り返すことはできず、再度木登り。休むことなく昼過ぎまでとなりました。

 お昼をさっと済ませ、午後は宙吊りの自己脱出のデモンストレーション。みなさん練習をされてきていたようでしたので重要なポイント、なぜそうするのかなど必要なポイントをおさえました。

 すぐに交代で実技を開始しましたが、トラブルシューティング続出。慌てず、この作業をしたらどうなるか、次の作業はなになにか十分に考え、かつ迅速に行動をする必要があります。トラブルを解消できない場合はもう一度仕切り直し。同時進行で自己脱出のトラブルシューティングの実技も行い、みなさんほとんど休む暇なしです。平均2~3回の試技ですべてを終了。最後の方が終わったのは日暮ギリギリの19時前。

 ただ、ここでダラッと終わる訳にはいきません。しっかりロープを片付け、装備を点検しすべてが終了です。

 宿泊はみなさんスクールが経営する七時雨山荘。お風呂、食事をさっと済ませ最後に今日の総括。そして明日へ向けてどうすべきかミーティングをして初日すべてのタスクを終えました。終了は21時。

JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ


パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会・東北 5/23(準備日)

磐越道を超え、東北道に入ると「がんばろう東北」の文字がそこかしこから目に飛び込んできます。東の空に目を向け、この先に被災地があるのかと想像をするとなにか気が引き締まる思いがします。今回の研修会も中止になるかと思いましたが、東北の各地のスクールのみなさまのご協力でこのような早い時期に開催することができました。


この季節、安比にお邪魔すると木々の緑の色の強さに圧倒されます。そんなきれいな緑の木々の中で明日からパラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会が開催されます。今日はお昼前からフィールドの整備。明日受験される方にお手伝いいただきながら準備は万端です。


明日、あさってとレスキュー認定検定会、明後日にリガー更新会が安比高原スキー場、七時雨山荘を会場に開催されます。


JPA教育事業部のブログ