JPAパラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会・九州 2/10

ツリーランディングしたらどうする??日本山岳レスキュー協会 公認パラグライダーレスキュー認定検定会開催!

ハプニングが起きた後の対処方法として木から安全に降下する方法と安全に救助する方法を学んでいくために「レスキューブック」が出版されて一年。今年もこの九州を皮切りに全国各地区でセミナーが開催されています。南は九州地区ということで西日本から只野正一郎が岡田教育部長にかわり講師として九州にやってきました。

現場の経験は半谷顧問の下、長年勉強してきたノウハウと現場で培った経験、去年一年かけて作り上げたメソッドを駆使して今回は検定ですがその中でひとつでも伝えていくべく気合十分で前日を迎えました。今日は、検定会場の準備で一日費やしました。明日から2日間、参加者が無事にベストを尽くして検定が終えられるように頑張りましたよ。地元は、SSA平尾台の飛来さん、エアーハートの富重さんの協力で明日から楽しみなぐらいすばらしい環境を仕上げることができました。ツリーランディングからの自己脱出、救助では過去に苦い経験も少なからずあったわけですから、正しい知識と常に確保された安全の中、救出が行われるように私の引き出しをすべてさらけ出して皆さんに伝えていこうと思っています。これがフィードバックされて一般のパイロットたちがより楽しく安全にフライトできれば最高ですね。明日から厳しく楽しく安全にがんばっていきます。


講 師:只野 正一郎(TAKパラグライダースクール)
会 場:福岡県SSA平尾台

JPA教育事業部のブログ


アシスタントインストラクター、インストラクター、パフォーマンスインストラクター更新研修会 2/8

今回の更新研修会は朝霧パフォーマンスセンターを会場としてお借りし、前日は13:00から準備。

岡田教育部長と最終打ち合わせを夜までじっくりと行い、明日に備えました。

更新会当日、天候は曇り。参加者の皆さんは8時ころには次第に集まりはじめ、到着した方には順次、グランドスラロームと2人組でのライズアップについてビデオ撮影をおこなうことを伝えました。

突然の実技実施に皆さんの戸惑いを感じます。そして、全員朝霧アリーナへ移動。

8時45分には全員が揃い、簡単に挨拶を行ったのち、早速グランドスラロームからビデオ撮影開始。
JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ

寒気の流入に伴い、風速は次第に強くなりグランドスラロームを終えたところで予定を変更し、室内へ。ここでは撮影したビデオを見ながら皆さんに解析を行って頂き、「パラグライダー教育学」 との整合性について理解を深めて頂きました。そして、テイクオフの各パートごとに実際どのような指導を行っているか、具体的な指導方法を皆さんに上げて頂き、同じパートの指導も様々な角度から行い、スクールの生徒さんやパイロットの方々が客観的に自分の技量を把握することが重要という点においての理解と指導方法の共有を深めました。
JPA教育事業部のブログ

昼食をはさみ、午後は抜き打ちで学科試験を実施。緊張感が高まったところで、スカイパーク宇都宮の谷田校長より保険について話を頂き、その後、午後のテーマ、ランディングアプローチについての再確認と旋回技術について講義が進みます。さまざまな意見、指導方法についてディスカッションが行われ、今回の研修会を通じて、エリア管理と指導についての考え方を共通の認識とできたと思います。

掲げたテーマについての講義が終わったところで、緊急回避等についても話し合いを行い、時間となりました。

JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ

今回の研修会を通じ得たことが、各エリアでフィールドバックされ、意識・知識・技術に磨きのかかったパイロットが増えることを期待しています。今季のインストラクター更新研修会は4月の獅子吼 を残すのみとなります。3年に一度更新をしませんと資格を失効しますのでご注意ください。

JPA教育事業部のブログ これが私たちインストラクターのバイブルです。

場所:ウイングキッス朝霧内「アエロタクト&エアハートパフォーマンスセンター」

講師:
伊代野 正成(X-ZONE甲府白根パラグライダースクール / パフォーマンスインストラクター)
西野 力也(今井浜フライングスクール / パフォーマンスインストラクター)


補助動力付きパラグライダー技能証

今季より本格的に「補助動力付きパラグライダー」が動き出します。ヨーロッパではすでに電気モーターユニットが数多くリリースされています。補助動力の分野は2年前に先行して環境整備を進めていましたが、電気モーターの開発には思った以上に時間がかかり足踏み状態でした。ただ、各社時間をかけて開発を続けただけあってより良いモデルが数多く市場に登場しています。

どのようにこの電気モーターを楽しむか、すでにJPAにはカリキュラムができあがっていますが、再度すべてを見直す上で、琵琶湖のMKクラフトを訪れました。一日、たくさんのお話をうかがい、また実技を通じて理解を深めました。詳細は3月のJPA総会で発表させていただきます。


JPA教育事業部のブログ

JPA教育事業部のブログ

JPA教育事業部のブログ


レスキュー認定検定会

インストラクター更新研修会から一夜明けましたが、丹波市には断続的に雪が降り続いています。それでも林の中は比較的乾いていたので、2月から始まるレスキュー認定検定会の事前の準備を行いました。今季初の認定検定会は2月11,12日に九州で開催されます。九州での開催自体初めてとなり、すでにたくさんの申し込みをいただいています。

今年はすでに教本があるので、それに沿って行うだけですが、ちょっと環境が変わるだけで対応がかわります。このあたりが自然の中で行う救助のむずかしさでもあります。今回も雪という環境だけで感覚が変わりました。認定検定会当日まで各講師は準備万全に整えます。


2月の九州のあと、3月末に関東(エアパークCOO)での開催となります。みなさんのスクールには正しい技術と知識を持ったレスキュー認定者がいますか?



JPA教育事業部のブログ

JPA教育事業部のブログ


インストラクター更新会・関西 1/27(木)

更新会の前日、TAKパラグライダースクールのご協力で、スクール事務所をお借りし、一日かけて準備をしました。朝9時から始め、昼になると雪がちらつく天候の中、夕方まで行い明日に備えました。

更新会当日の朝は雪がうっすらと積もっていました。参加者の皆さんが無事到着できるか心配でしたが、雪は交通には支障なく、8時45分の時間に全員が揃い開始することができました。


JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

 はじめに只野会長からあいさつのお言葉をいただきました。
 そして本題のイントロで事故を検証。参加者の皆さまからいろいろなご意見が出され、活発なミーティングがなされました。事故防止には「エリア管理」と「指導」が大切ですが、今回のテーマ「指導方法について」講義が進みます。よりよい指導方法を目指して、パイロットのスキルを上げることで事故「0」を目指します。事故が起こりやすい「テイクオフとランディング」の基礎の再確認と、常に新しい指導方法、より効果的なアドバイスが各スクールで行われることでしょう。


JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ

昼食をはさんで、午後からは「正しい操作」。三次元を止まることなく動き続けるパラグライダーの操作の指導は非常に難しいものです。だからこそ勘違いや理解不十分、まったく理解できていないということあってはなりません。気流によっても動き方が違うパラグライダーの「正しい操作」は気流によって変化させなければなりませんので、指導方法はより難しいものとなります。
サーマル条件で飛びソアリングの機会が多くなるパイロットは、「危険回避」を安全に行えることが必要。その方法と注意点を説明させていただき、時間となりました。
参加者からの活発な意見交換があった今回の更新会は、指導方法を新しく考える良い時間になったことと思います。今後各スクールで新しい取り組みがなされ、安全な「正しい操作」が当たり前のようにできる全国のパイロットが増えることを期待しています。


講師:大澤 行英(BIRDSパラグライダースクール)

会場:兵庫県丹波市もみじの里

現地協力:TAKパラグライダースクール