クラウス訪問 5/9(水)

お昼過ぎまでアカデミーでミーティング。その後、車を走らせクラウス氏のもとへ。2年ぶりに会ったクラウスはすでにパラグライダー心理学で博士号を取得。大学で教鞭を取りながら、パラグライダースクールの管理運営をしています。昨年には本も出版したそうです。

近況を報告しながら話をしていましたが、後半はクラウスからの質問攻め。クラウスのパラグライダーに対する情熱をヒシヒシと感じながら、同時に大きな刺激を受けました。

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エネルギー充電したところで、明日から新たなセッションが始まります。


明日からはブログが更新できないことも予想されますが、ご了承ください。


アカデミー(EAPR)訪問 5/8(火)

毎年恒例となっているアカデミーに訪問です。快晴のハイウェイをミュンヘンから走ること2時間。アカデミーのあるバードゴーデンバッハに到着です。ドアをノックするとギドー社長がお出迎え。エスプレッソを飲みながら、さっそく最近の状況について色々と話合いが始まりました。特に話題となったのは最近のパラグライダーの認証テストに関して。アカデミーとしての見解、ギドー氏個人の乾燥など色々と伺いました。


午後はランチを取りながら、そしてテストハウスに場所を移したっぷり1日話をすることができました。ざっくばらんに色々な話ができるので、かしこまったテーブルミーティング以上に実りあるものになりました。


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インストラクター更新会 4/19 石川県獅子吼

レポート:岩村 誠(グランボレパラグライダースクール)

4月19日、JPAの教員更新研修会が石川県獅子吼エリアで開催されました。朝8時半に獅子吼エリアの近くの鶴来公民館に15名の参加者が集合すると、岡田さんの提案で午前中にフライト実技を行うことになりました。冬の間にフライトしていない方も多いようで、フライト実技ではBストールやスパイラルで不安定になるなど、コントロールに苦労する参加者の方も見受けられました。参加者の方には、大分緊張感があったかと思いますが、普段自分で課題を意識してフライトする必要があることを、参加者の方にも認識してもらえたと思います。

1本ずつのフライト後に室内に移動して、フライト実技の振り返りとフライト課題の教え方の確認を行いました。デモフライトの内容について、どのような目的でどんな教え方をするかが、重要になってきます。岡田さんからフライト課題の目的と方法をシンプルに分かりやすく教えるという提案がありました。クライミング、サーチ、アクセレーションのピッチの3要素を教え方の基本に取り入れるとローリングなどすべてのコントロールが理論的に説明しやすくなります。参加者の方も、新しい教え方についてまた刺激をうけたと思います。

昼休憩をはさんで、午後は岩村からタンデムとランディングの事故対策について、パワーポイントを使って話をしました。タンデムとランディングの事故は件数としては、減少しているもののタンデムなど社会的に認知される安全対策を求められています。まずは、実際の事故例や現場のインストラクターが感じているヒヤリハットの事例を聞きながら、インストラクターとしてどのような事故対策ができるかを話合いました。

リスクマネージメントの手法としてSHELLモデルという、医療現場などで使われているヒューマンエラー防止の分析方法も使って、タンデムの事故事例と参加者の方々のインシデント、事故対策などを聞きながら傾向を分析しました。タンデムの事故の原因は、パイロットとその技術などのソフトに原因となるものが多くあります。パイロットの技術や経験、教育カリキュラムなどが重視されると考えます。また、それと同時にグライダーなどの機材や、ランディングエリアなどの環境、お客さんとのコミュニケーションやほかのスタッフとのコミュニケーションなども見直しが重要で、教科書にも書いてあることですが基本が大切です。

 ランディングの事故対策の話では、最近のグライダーの高性能化にともなってランディングアプローチの難しさが増大しており、スタンディングをとって滑空比を抑えることで、アプローチしやすい状態をつくることをメインに提案しました。参加者の方にとっては、すでに知っている技術ですが、細かい技術を見直し、基本に忠実になることでヒューマンエラーを防ぐことができることは、今回の講習会で認識できたかと思います。

 参加者の方は、イントラとしてもベテランの方が多く、それぞれの教え方を持っています。現場での経験も豊富で、それぞれの経験に基づく事故対策を持っているはずです。しかし、それが一般社会に理解されるためには、形として残る安全対策や一般の方にもわかりやすい理論に基づいた説明などが必要になります。経験豊富なインストラクターであっても、違った角度から見たり考えたりすることで、指導方法について細かい見直しができる部分もあると思います。今回の講習会でも、全国のインストラクターと安全対策について意見を交換でき、私も参加者の皆さんも自分の教え方を見直すというよい刺激になったかと思います。


会場:石川県白山市鶴来公民館
講師:岩村 誠(グランボレパラグライダースクール)
協力:スカイ獅子吼パラグライダースクール


更新:
上野 亨(トップフィールド)   インストラクター
宇治山 寛(白馬八方尾根) インストラクター
前堀 善斗(白馬八方尾根 / 教育事業部) インストラクター
前堀 博史(白馬八方尾根) インストラクター
中川 克平(ウイングキッス朝霧) インストラクター
後藤 俊文(栂池) インストラクター
大澤 真里(バーズ) アシスタントインストラクター
初瀬 宗子(スカイ獅子吼) インストラクター
鈴木 達之(KPS) インストラクター
佐々木 泰文(ウィンパル) インストラクター
小塚 俊昭(となみ野) インストラクター
阿久津 博昭(スカイウェイ) インストラクター
片桐 正登(JMB中部) インストラクター
鈴木 孝世(マップス) パフォーマンスインストラクター
井上 美奈子(スカイトライ) インストラクター

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パラシュートリガー更新研修会・石川県獅子吼 4/17-18

レポート、講師:関沢 孝之(JMB立山パラグライダースクール)


獅子吼エリア(石川県白山市)でJPAパラシュートリガー更新研修会を2日間行いました。今年の春は遅れ気味、当地ではようやく桜が8分咲きとなっていました。

まずは1日目、最新の事例を踏まえたパワーポイントによる講習からスタートです。ディスカッションを繰り返し、重要なポイントを見極めていきます。パッキング理論では、トラブル原因について深く切り込み、リガ―としてぶれる事のない視点を持つことの重要さが話し合われました。

続いては学科試験。リガ―としての基本知識について、記述形式で行われます。

午後は、パラシュートの開傘原理に沿った新しいパッキングを紹介。今後は従来の方法と並行して行うことにより、より優れたセットアップを目指します。新しい方法論ですが、皆さんは意欲的。今後の継続的な取り組みが課題となります。

最後は各自持参のハーネス(シングル&タンデム)を互いに交換してのリパック実技。ここでは例年通り、基本のチェックを行います。いつも行っている作業ですが、展示するとなると余計な緊張感が加わります。やや疲れもみえる中、自他共に納得のいく、確実な仕上がりをみるまで取り組んで頂きました。この作業を終えたのは20時過ぎとなりました。

2日目も8時半に集合して即、進行。初日のディスカッション等により、自分の中では、論点がよりスッキリしてきました。焦点を絞り込み、リガ―としての視点、意識の共有を目指しました。最終のリパック実技も17時半には全員が終了。以上で2日間の日程を終えました。

更新会はインストラクターとしてのレスキューシミュレーション、リガ―としてのパッキング&ハーネスセットアップ他、新しい知識は勿論、各自が問題点を再認識された貴重な2日間だったと思います。

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更新:

中川 克平ウイングキッス朝霧
初瀬 宗子スカイ獅子吼PGスクール
井川 延仁白馬パラトピア五竜
佐々木 泰文ウインパルPGスクール
阿久津 博昭スカイウェイPGスクール
岸 正弘パラグライダーパーク青木
伊代野 正成甲府白根 X-ZONE白根
後藤 俊文栂池PGスクール
前堀 博史白馬八方尾根PGスクール
上野 亨トップフィールドPGスクール
若林 恵子JMB立山PGスクール