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2019 JPA安全対策会議を開催しました


今年もJPA安全対策会議を開催させていただき、全国各地から会員の皆様にお集まりいただました。
2018年に発生してしまった事故から何を学びどう生かしていくのか、安全普及事業部からの提案に皆様のご意見を反映させて2019年のJPAの安全対策に対する取り組みテーマをまとめることが目的です。

残念ながら2018年は重大事故が複数件発生してしまいました。非常に残念ではありますが、我々は2度とこのような事故が再発しないように、しっかりと学び、今後の安全対策への取り組みに生かしていかなければなりません。



2018年はベテランパイロットによる事故が目立った年でした。グライダーやハーネスはどんどん進化し、その特性や対応する技術は変化しています。人間は意識して新しい情報を入れ、トレーニングしなければ道具進化に置いていかれてしまいます。我々はどのようにして、パイロットの皆さんにこれらの情報を伝えていくことが出来るのか?



目に見えない道具の劣化が思いもよらない事故を生むことがあります。ラインやカラビナはパラグライダーにとって要となるパーツですが、劣化具合を確認することが非常に難しい部分でもあります。
劣化を実感するのは破断してから。それでは手遅れです。ではどうするか?



これまでも安全対策に対して真摯に取り組んできましたが、まだまだ考えるべきことはたくさんあります。
今回も多くの会員の方々にご参加いただき、有意義な時間を過ごすことが出来たと感じています。
そして、今年2019年に取り組んでいく具体的な内容も打ち出すことが出来ました。



それらに各スクールで試行錯誤しながら取り組んでいただき、フライヤーの皆さんがより安全にパラグライダーを楽しんでいただくことが出来る環境になりますようJPA安全普及事業部としてサポートさせていただきたいと思います。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

2019年もHappy Landing!!