日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : レスキュー開傘

タグを絞り込む : アプローチミス クラバット スパイラル スピン ツリーラン テイクオフ プレフライトチェック 失速 潰れ 空中接触 講習高高度フライト

プレフライトチェックミスによりレスキュー開傘

発生時間 : 11:00~
年齢(才) : 69
性別 : 男
経験年数(年) : 20
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : 100日~
天候状況 : 晴れ
風速 : 1m
状況 : 穏やか
【内容】
テイクオフしようと走りだしてレスキューパラシュートが出ていまい、本人気づかずにそのままテイクオフした。
無線で指示しとりこもうとしたが寸前で開傘、SHOP近くの杉林二本に引っ掛かりました。

【考えられる要因と対策】
レスキューコンテナのグリップは確認したが、ピンは確認していない。(本人のはなし)

今後フライトする日はピンの確認を毎回指導します。


2012/06/08

潰れ→旋回

発生時間 : 14:00~
年齢(才) : 74
性別 : 男
経験年数(年) : 10
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : ~100日
天候状況 : 快晴
風速 : 1m
状況 : 強いサーマル発生

【内容】
ソアリング中 (サーマルを探してうろうろ)TO前で突然フロントが電柱にでもぶつかったかのようなV字につぶれた。キャノピ-がフロントダイブの様な動きで回復、すぐに方翼が折れ、操作できずに旋回に(5・6回)入りレスキューパラを開傘低い林に不時着無傷でした。

【考えられる要因と対策】
サーマルを探してうろうろしていた時にバリオに気を取られていたらしい!

つぶれる前の前兆は感じていない。

グライダーがクラス2で春に乗り換えた。

年齢的にグライダーの動きに体がついていかない。
(本人は認めていない・・・頑固)

ゆっくりしたパラに乗り換えを進める。


2011/11/10

空中接触

発生時間 : 14:00~
年齢 : 54
性別 : 男
経験年数 : 10
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : ~40日
天候 : 快晴
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : リッチソアリング中に空中接触二人絡んで外れなくなり レスキュー解散杉の木にツリーラン 怪我なし。

考えられる要因 : ビジターさんが下方を飛んでる須藤さんのキャノピーに包まれるように絡んでしまった。ことから他機警戒の確認判断ミスと思います。

本人は、3時間近く飛んでおり集中力がなくなっていた・・・・と言っていました。


2010/08/22

ブレークコードの縮み?

: 11:00
: 男
: パイロット
: 曇り
: 1m
: サーマル発生
: テイクオフ後、直線飛行でサーマルに進入。グライダーを安定させようとブレークコードを軽く引いたところアングルが上がり、コンスタントストールからフラットスピンに移行しグライダーがスパイラルダイブに入るところでレスキューを投げる。
レスキューの判断が早かったため、本人、機体、その他に損害はありませんでした。
: ・パイロットはフライトのブランクが長く年間日数も数日と少ない。
 そのため、ついブレークコードを引き気味になっていたのではないか?
・機体をチェックしたところ、ブレークコードが縮んでいた兆候があり(約5cm)
 ストールに入りやすい状態だったのでは?
などの条件が複合して起きたものと考えられるが、ブレークコードの縮みが大きかったことは見逃されがちなので注意が必要でしょう。


2006/08/16