【1日目】
今日から第一回のレスキューパラシュートリガ−・マスター研修検定会が、栃木県藤岡のアドバンスエアースポーツのロフトで始まりました。
参加のインストラクターの皆さんは8時過ぎには到着。予定より早く、研修会は始まりました。
まずは、スカイダイビングでのリガ−役割、そしてパラグライダーの現在の問題点などを話し合い、今回のこの研修会開催の趣旨をはっきりとさせました。その後は、さっそく実践。参加者のリパックを見ながら、講師の藤原氏から的確なアドバイスが飛びます。
そして、話はパラシュートの開傘原理におよび、それを理解したうえで、リパックが何度も行われました。
最後には、レスキューパラシュートの組み立てをして第1日目は終了しました。思った以上の効果に、研修会実施の確かな手ごたえを感じました。
|
|
|
熱心に受講する参加者。さらに2日間あります。レスキューパラシュートの知識を一層深めます。 |
|
|
【2日目】
今日も予定通り、朝早くから講義が始まりました。午前中はロガロタイプのリパックに様々なアプローチを試みました。
午後は航空機のパイロットが装着するタイプのレスキューパラシュートのリパックをはじめ、参加者みんなが様々なレスキューパラのリパックを繰り返し行いました。
最後は、レスキューパラシュートの修理も試み、様々な視点からレスキューパラシュートに対して勉強をしました。参加者は実技をしながら、気づいたことはノートをとり、後で読み返し理解を深めています。
講習は夜遅くまで続いています。
|
|
|
「今回の講習会のようなことは10年前にすでに提案していた。」と一喝されました。言葉もありませんでしたが、それに対し、本当に実行したことを良く評価していただきました。 お世話になっている講師の藤原ご夫妻 |
|
講師
藤原 誠之 SKYDIVING INSTRUCTOR FAA PARACHUTE RIGGER JUMP 歴/
26年 JUMP 数/ 4,900回
|
藤原 京子 SKYDIVING INSTRUCTOR FAA PARACHUTE
RIGGER JUMP 歴/ 16年 JUMP 数/ 2,300回 |
|
|
|
【3日目】
今日で最終日。ロフトに着くと早速、各々作業開始。今回、3日間を通して特に決まった講習内容はありませでした。ただ、どんどん作業をしている人には、的確なアドバイスが次から次へと飛びます。疑問のある人には答えをくれます。なにもしない
には何もありません。もちろん、そのうよな参加者は一人もいませんでしたが、イントラとしての姿勢も試されるような講習会でもありました。
さて、作業のほうは最終日ということもあり、ミシンでのパラシュート修理の練習、苦手なタイプのリパックを交代で時間の許す限り行いました。
そして最後には、今回行ったリパックのログブックにサインを頂き、JPAレスキューパラシュートリガー・マスターとして認めて頂きました。ただ、これはスタートラインであり、リガー・マスターがはっきりとした目的をもって活動しない限り結局なにも変わらないということになりかねません。一人一人、気を引き締めて今後の活動に活かしていきます。 ご期待ください。
|
|
|
|
参加者全員で集合写真。三日間の講習ありがとうございました。
この研修会はさらに続き第二回目の研修会は2月17日ー19日、第三回目は2月23日−25日
引き続き講師の藤原ご夫妻にはお世話になります。宜しくお願いします。
|
リポート:岡田 |
|