第2回目のJPAレスキューパラシュートリガ‐・マスター研修検定会のリポート |
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2004.02/17−19日 |
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【一日目】 2月17日(火)今日は,第2回目のJPAレスキューパラシュートリガ‐・マスター研修検定会が行われました。 集合は9時だったのですが、参加者すべて8時前には、到着しており、この研修検定会にかける意気込みが伝わりました。 講習は予定より早く8時30分から研修検定会が始まりました。 まずは,講師の藤原氏からアメリカFAA(米国連邦航空局)におけるマスターリガ‐の説明からパラシュートの開傘原理等の講議から始まりました。そしてレスキューパラシュートを実際に出しインスペクション(点検)重要性及びパラシュートの基本的なリパックのデモンストレーション。 皆とても新鮮な,気持ちになっているのか,手の動き道具の使い方を真剣に見ていました。 2回目ということもあって,午後にはミシンを使った修理と各種リパック組みと二組に分かれ各自質問等をしながら6から8個のリパック。修理組みは,ミシンの使い方基本的修理。集中していると時間の経つのも忘れ、藤原氏の合図で実技は,終了。 午後8時位まで実習が続きました。実技の技術もそうですが,その前に安全に対してして強い姿勢を感じました。 その後は,講師の藤原夫妻と美味しい食事と,少しのお酒で座談会にて盛り上がりました。 リポート 三浦 |
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【二日目】 日替わりでレポート者を変えたいと思います。 結構な爆風の夜明けで始まった研修2日目は8時30分からの講習開始となりました。 予定では午前中はロガロタイプの予定だったのですが、予定以上にトレーニングに熱が入り、ロガロタイプは午後へと後送り、午前中もたっぷりと通常タイプのレスキューパラシュートのトレーニングとなりました。 そして午後になると、慣れないミシンに向かって一生懸命がんばるグループと、ミシンが終わるまでさらに通常タイプのリパックトレーニングを行うものに分かれて、講習が進みました。やがてミシンが一段落つくころにロガロタイプの講習が始まり、なんと臨時講師として研修参加者が指名されてしまいました。 そしてロガロタイプが一段落するころに、本日の講習は終了して、少し遅い夕食となりました。 本日の感想、考えなくても手が動くようになってきた! こう答えた方がいる位に、本日のトレーニングは実りあるものになっています。 レポート 高橋 |
広くて、清潔。とても作業しやすい環境でした。 |
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【3日目最終日】 最終日は8時からの講習開始。学ぶべきことが多く、とてもゆっくりしていられません。 何回も何回もリパックを行います。 ライン、キャノピー、ライザー、金具・・・細部に渡りチェックを行います。 リパックだけで終わりではありません。インナーパックの形状、コンテナの形。トグルの位置などを考慮し、ハーネスのコンテナ部分に正しく挿入・装着しなくてはいけません。 そういう大切なことなどの講習を受けつつ、夕方5時くらいから本セミナーの最終実技試験を受けることになります。一人、30分ほどの時間をかけて、参加者全員検定に望みました。 3日間で20個、最初は少なくも感じましたが、細部にわたるチェック、安全を追求したパッキングを行っていくと、なかなか・・・ レスキューパラシュートそのものについても、大きく考えさせられたセミナーでもありました。ただ装備していたのでは・・・また定期的にしかも正しくリパックしていなければ無意味なこと・・・ 使用頻度が低いパラシュート、しかし正しい知識をしっかりもちつづけ、いざと言う時にしっかり役立てられるよう、このセミナーを生かしていきたいと思います。 レポート 岸 正弘 |
参加者全員でのスナップ。・・ 次回、第三回目は来週の月曜日からまた 3日間行います。藤原さんお世話になります。 |
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第二回レスキューパラシュートリガ−・マスター研修検定会 参加者 参加者は全員レスキューパラシュートリガーマスター研修検定を修了、リガーマスターライセンスを取得しました。 |
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スカイウエイPGS パラグライダーパーク青木 今井浜フライングスクール 阿久津博昭 岸 正弘 西野力也 |
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KPS那須高原PGS JMB富士見パノラマPGS 三浦新二 高橋康浩 |