J P A  I N F O R M A T I O N

 熱中症を避けるために
  1. 気温の高い時間帯を避けて練習する。特に朝夕の比較的涼しい時間帯を利用する。
  2. 練習時間を短縮する。
  3. 水分補給する時間を積極的に取る。
  4. 連日の練習は避ける。
 熱中症にかかりやすい方
  1. 体力の弱い方。
  2. 風邪など発熱している方。
  3. 寝不足の方。
  4. 以前、熱中症になっかことがある方。
  5. 前日にアルコールを飲みすぎた方。
 熱中症にかかりやすい状況
  1. 前日までに比べ、急に気温が上がった場合。
  2. 梅雨明けをしたばかりの時。
  3. 気温はそれほどでなくとも、湿度が高い場合。(例: 気温20℃、湿度80%)
  4. 活動場所が、アスファルトなどの人工面で覆われているところや草が生えていない裸地、砂の上などの場合。
  5. 普段の活動場所とは異なった場所での場合。(涼しいところから暑いところへなど)
  6. 久し振りに参加する場合。

傷病者が発生した場合、すみやかに対応する必要があります。
熱中症をあまく考えていると 重大事故に直結します。
現場で行える処置を速やかに行い、すぐに医師の診断を受ける必要が あります。

現場で行える基本的な処置としては・・・
 
 [1]観察
傷病者が発生した際、それがまずどのような症状かを観察する。
具体的には、まず、意識の状態を確認して下さい。名前を呼ぶ、 肩を軽くたたく、応答ができるならその者が絶対にわかるはずの質問をするなどをしつつ、意識の状態がどの程度なのかを判断してください。
あわせて、生の兆候(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行き、手当に必要なものを用意する。
 
 [2]手当の基本
休息 (rest)
安静をさせる。そのための安静を保てる場所へ運ぶ。
衣服を緩める、また、必要に応じて脱がせ、体を冷却しやすい状態にする。
冷却(ice)
涼しい場所(クーラーの入っているところ、風通しの良い日陰など)で休ませる。
症状に応じて、必要な冷却を行う。
水分補給(water)
意識がはっきりしている場合に限り、水分補給をおこなう。意識障害がある、
吐き気がある場合には、医療機関での輸液が必要となる
 

※詳細に関しては、救急救命講習会などで専門的な知識・技術を身につける
  必要があります。間違った処置は、二次的なトラブルへつながります。
 
JPA教育事業部  岡田 直久  



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