競技事業部
これまでのナショナルリーグ・N2リーグにおける年間ランキング算出方法は
「成立したタスク本数の合計によって計上可能本数を決定する」
と言う方式を取っていました。
これまでのタスク計上本数
例えば「成立したタスクが8本」ならば、ランキング計上タスク数は4本となります。
全参加選手がテイクオフ出来る時間(例:参加選手人数×30 秒)が空いていたとき、ウインドオープン時間内に棄権を除く全選手がテイクオフして、かつミニマム距離を一人以上クリアーした時点で成立する。
としていました。しかし、この場合の問題として以下の「1」「2」の問題を指摘されていました。
2018年は、これらの問題を緩和するために次のようなルール改正となりました。
2016年のリーグランキングを例に解説します。
新ルールが適用されると、2016年の計上本数は次のようになります。
「成立したタスクが8本」
「加算対象タスクが5本」
(例)2016年成立タスク
大会タスク名 | タスクバリディティ | 加算対象タスク |
富士山1 | 1.000 | ○ |
富士山2 | 0.981 | ○ |
CooXC1 | 0.959 | ○ |
CooXC2 | 1.000 | ○ |
CooSP1 | 0.390 | ○ |
白鷹1 | 0.063 | × |
八方1 | 0.201 | × |
四国1 | 0.180 | × |
白鷹、八方、四国はタスクバリディティが0.3未満なので、タスク計上数を決める加算対象タスクに含まれません。加算対象タスクが5本となり、ランキング計上本数は3本になります。
ただし、これはあくまでタスク計上本数を決めるための基準であって、タスクバリディティが0.3未満のタスクが切り捨てられる訳ではありません。従来どおり、それらのタスクは成立タスクとしてランキングに計上することができます。
例として、リーグ開始当初からタスクバリディティが0.3未満のタスクしか成立しなかった場合は次のようになります。
「成立したタスクが4本」
「加算対象タスクが0本」
(例)タスクバリディティが0.3未満のタスクしか成立しなかった場合
大会タスク名 | タスクバリディティ | 加算対象タスク |
富士山1 | 0.269 | × |
CooXC1 | 0.174 | × |
CooSP1 | 0.259 | × |
白鷹1 | 0.282 | × |
加算対象タスクは0ですから採用されるタスクは3本となります。タスクバリディティが0.3未満のタスクであっても、従来どおりランキング計上されます。
このような形でランキング計上タスク数を決定し、運用します。