リポート : JPA教育事業部 岡田 直久

■1月28日

先週の丹波でのリガー検定研修会に続き、今日、明日の日程で栃木県宇都宮で検定会です。
朝、会場に到着すると、今回の会場の手配など開催にご尽力いただいたスカイパーク宇都宮の谷田校長がお越しになりました。丹波でもそうですが、研修会やセミナーの開催は地元の方のお手伝いがないと不可能です。今回もリガーに最適な会場を手配していただきました。ありがとうございます。このような研修会は全国各地で行いたいと思っています。JPAの活動を間近に見たり参加していただくことは、その後のスクールに大変有益になることは間違いありません。



さて、今日ですが・・・
事前の練習はしていることが前提ですので、さっそく実技開始です。型は習ってこられているようですが、「なぜ?」そのようなことをするかということに理解が及んでいないため、肝心なポイントがないがしろなったりします。ここまでこだわるのと言われそうですが、こだわらないぐらいであれば、レスキューパラシュート(=ラストチャンス)を扱う資格はありません。それだけ、講習は厳しいものとなります。

パッキングにマニュアルはありませんが、必要なポイントはリガー研修会でお伝えしています。すでにリガーの方は、そのようなポイントをこれからリガーを目指す方に正しく伝える義務があります。でない限り、リガー検定会は毎回1日につき12時間以上行わなければなりません。今回も同様、会場を借りられる21時ぎりぎりまで行い、その後も宿題を出した上で初日を終了しました。

「正確で速いオープン」をさせるという得たい結果は決まっています。それにたいして、どうするかということを考えた結果がマニュアルです。パラシュートをどう開かせたいか、それを常に念頭において作業をしていれば、どうしなければいけないかということがおのずとわかってくるはずです。

明日も早朝から開始します。

会場:栃木県宇都宮市「菊沢コミュニティセンター」
講師:岡田 直久(FAA Parachute Rigger)
協力:スカイパーク宇都宮



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