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パラグライダーで飛ぶことの面白さ
誰にでも出来るシンプルなスポーツ
飛ぶことのリスク
必要な装備
費用は工夫次第
日本全国にあるパラグライダースクール
スクールの選びのコツ
インストラクターになるためには

もともとは、ヨーロッパのアルピニストたちが登山の降下手段としてパラシュートで降下するようになったことが始まり。2012年はパラグライダーが生まれてから27年目を迎えます。
 
今やヨーロッパ、アジアをはじめ世界中で楽しまれているパラグライダー。
パラグライダーで、楽しい空の散歩を始めてみませんか。




 ■パラグライダーで飛ぶことの面白さ
空を飛ぶことは、飛行機やヘリコプター、熱気球などいろいろありますが、その中で唯一自分の力で自分自身が空中に浮くことが出来るのが、パラグライダーです。

ひとたび空中に飛び出してみると、自分の足の下に広がる空間。自分自身が大自然の中でのびのびと浮いている不思議な感覚。よく、夢で見るふわふわと空中を飛んでいる感覚と、鳥のようにまさに滑空していく感覚が得られます。

その日の気象条件により、うまく上昇気流をとらえて空高くあがると、地球がまあるい形だというこが分かるかも。エンジンのついていない、静かな自然の息吹を感じながらとんでいると、鳥になった気分になります。

4月・若葉の萌える緑と山桜の上を飛ぶ。8月・濃い緑の中夏の日差しを浴びて飛ぶ。10月・赤や黄色の紅葉の上を澄んだ秋の空気を吸って飛ぶ。1月・ピンと張り詰めた冷たい空気の中、真っ白な山の上を飛ぶ。四季折々、一度たりとも同じ条件はありません。

ストレスの多い現代、シンプルなパラグライダーでのんびりと遊んでみませんか。


 ■誰にでも出来るシンプルなスポーツ
老若男女、体重のものすごくある人でも軽い人でも、パラグライダーを楽しむのにはやる気があれば十分です。最近では定年を機にパラグライダーを始められる方も多くいらっしゃいます。

基本的に生活に支障がない程度の体を持っていて、走ったりすることが出来れば楽しむことは出来ます。また、スカイスポーツをするのに特別な運動能力は必要ありません。手助けがあれば車椅子の人でも楽しむことができます。だから、パラグライダースクールに集まってくるのは、実に様々な方達です。

自分の仕事や年齢の枠を超えて、純粋にパラグライダーを楽しみたい方達の集まりですから、本当に日頃のストレスが吹き飛びます。



 ■飛ぶことのリスク
「飛ぶ」からには「落ちる」可能性が全くないとは言い切れません。それはどんなスポーツでも同じです。泳げば溺れるかもしれないし、スキーで滑れば衝突することもあるかもしれません。大切なことは、自分自身の技術レベルを正しく把握し、無理をしないこと。

JPA会員のスクールでは、段階を踏んで無理せず楽しくレベルアップできる協会のカリキュラムを取り入れています。スクールは、「技術」「知識」を伝達し、かつ「フライト環境の整備」「フライト条件の確認」を行い、パイロットの安全を常に守る努力をしています。

自然の中でおこなうパラグライダーというスポーツの特性を良く理解し、自然を敬い、仲間との協調、社会的責任を果たすことで安全をパイロット自信も守ることで、危険を回避できます。 実際、事故や怪我をするのは統計や事故例から見て、自分の技術を過信したり、正しい知識がないパイロット、インストラクターのアドバイスを無視したパイロットに多いのが事実です。



 ■必要な装備
パラグライダーで飛ぶための装備は、キャノピーという翼と、キャノピーを体に繋ぐハーネスの2つが基本になります。それに頭を守るヘルメットや、手袋、靴、フライトスーツなど。

装備を担ぐとおよそ20kg近くになりますが、最近ではかなり軽量なものも出てきているので、約10kgに抑えることも可能でしょう。



 ■費用は工夫次第(入校と装備の購入)
パラグライダーに興味を持ったら、まずお薦めなのは体験コースです。スクールによって半日や一日で、なだらかな丘を使って実際に自分一人で浮遊体験のできる「体験フライトコース」と、ベテランのインストラクターと2人で山から飛ぶ「タンデムコース」、体験とタンデムをセットにした「チャレンジタンデムコース」などがあります。  

パラグライダーにチャレンジしてみて、将来自分ひとりで飛べるようになりたいと思ったら、スクールのコースに入校しましょう。 JPAのライセンスに従って、ベーシック取得コース、プライマリーパイロット取得コース、パイロット取得コースがそれぞれあります。

パイロット技能証を取得した後も、さらに技術・知識を高めるエキスパートパイロットを目指すコースもあります。

パラグライダーは、スクールで購入しましょう。安全なグライダーをスクールインストラクターが技能に合わせてセレクトしてくれます。ネットで安い中古グライダーを販売していたりしますが、パラグライダーの知識がないまま安いからといって購入しても使用できないものが多いのが実情ですので注意しましょう。

また、スクールによっては、持込のグライダーは、受け入れしない場合があるので、事前にスクールのインストラクターに相談することをお勧めします。



 ■日本全国にあるパラグライダースクール
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