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■JPAのパラグライダー定期点検 ・ GLIDERS CHECK |
グライダーズチェック申し込みとチェックの流れ |
JPA会員スクールに「グライダーズチェック」を申し込む。
「①完全チェック」、か「②簡易チェック」を選択 |
現在、下記のスクールがチェックセンターとなり、グライダーチェックを行っております。
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点検の手順と詳細 |
1.キャノピーの空気透過率測定 |
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キャノピーの空気透過率測定はまずもっとも傷みやすいセンターの上面、エアインテークから30〜40cmほどのところを最初に測定します。 |
JDCの測定器で限界値は大体30秒といわれますが、上面のこの部分だけが顕著に低い値を示すこともあります。基本的な考え方としては、上面の3箇所と下面の1箇所を測定していきます。そして、もっとも悪い値のところがあれば、その値が評価の基準になります。 |
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Bランク : |
30秒以上、50秒未満・・・1年ごとのチェックが必要 |
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キャノピーの空気透過率の限界値は使用素材によって若干異なり、またキャノピーはさまざまな素材が用いられているために、新品の数値も異なります。ガルベノールでは800秒以上で、ポルシェマリンでは300秒程度といった具合です。基本はこの30秒が限界値です。そのため例えば見た目がかなり傷んでいるなというグライダーの場合、まずセンターの上面と下面を計測し、一方でも30秒未満ならこのグライダーは寿命と考えられます。その場合は点検を中止します。 |
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2.ラインの長さ測定 |
ラインの長さ測定は専用のコンピューターシステムを使って測定します。このシステムではラインにはメーカー指定のテンションをかけて長さを計測します。メーカーによっても異なりますが、Aラインのセンターから順番にすべてのラインを計測します。
すべてのラインの計測結果は記録されます。計測結果をもとに、ライン調整が必要かどうか判断されます。判断基準は全体の背丈、ピッチ、左右のバランスが許容範囲がどうかということです。 |
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※機体の調整
機体の所有者、機体メーカーと相談の上で行われます。完全検査の料金には含まれません。 |
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■GLIDERS CHECK 料金 (※詳しくはチェックセンターにお問い合わせください。) |
■完全検査(1.および2.)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
\15,000 |
1.キャノピーの空気透過率測定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
\5,000 |
2.ラインの長さ測定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
\10,000 |
■機体の調整、プレフライトチェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
\15,000 |
■全ライン交換・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
\20,000 |
■交換用ライン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
実費 |
■送料、運賃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
実費 |
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