タスク
D01(猪之頭TO)-B22(天子山頂ベンチ)-B16(養毛山頂)-B27(天子山稜線上WP)-D03-B27-B16-A11(県境近くLD)
日本列島は移動性高気圧に覆われて、快晴!絶好のコンディションの中、JNL初戦が開かれた。この時期、朝霧エリアは朝8時からソアラブルとなるため、全体のタイムスケジュールは早めに行われ、受付は何とAM7:00から!!8:30には全選手がテイクオフにてセットアップ終了となった。9:00にはダミーが裏の西富士をトップアウト!こんな早い時間でのサーマルに選手たちは朝霧エリアのポテンシャルに唖然!
猪頭エリアの西側花鳥山脈を南北にアウト・アンド・リターン58.1kmのRaceToGoalが組まれた。9:10のウインドオープンから選手は一斉にテイクオフ開始!しかし!いきなりの波乱!数人が上がった後はテイクオフ前は激渋コンディションとなってしまった。約30機がランディング間際まで低くなったが、さすがJNL選手、何とか粘りきり10:10のスタートタイムには全選手が西富士尾根上で一斉にエアースタートとなった。
花鳥山脈尾根上は朝霧名物の上昇気流ハイウェイが形成され、選手はセンタリングすることなく尾根上を突っ走る。扇澤、只野、川地、宮田の先頭グループが全体を引っ張る形となり、かつて無いスピードレースとなった。いかに回さずに荒れた上昇風帯をグライドさせるかポイントとなることは必至。毛無山からのリターンで扇澤がスパート!一気に抜け出し独走態勢に。しかし大倉岳を折り返し、川地、只野が驚異の追い上げを見せた。毛無山麓でついに扇澤を捕らえることに。只野は、さらに思い切り良く、地表近くの強い南風を背負い一気にスピードを上げ、ファイナルグライド!高く行った扇澤を一気にパスしてそのままファーストゴールを決めた。2位でフィニッシュの川地は最後のB16を痛恨のセクターアウト・・・。ドラマがあった。コンディションは午後になっても続き、62名もの選手がゴールすることとなった。ゴールではタスクをクリアした満足感の選手の笑顔であふれていた。
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