2018年 ルール改正について(要点)

競技事業部

2018年 競技ルール改定

改定1

対象リーグ : PNL / N2L

改定内容 :「ランキング計上条件について」

現状では 改定

「ランキングに計上される得点は、JPA公認PNL(N2L) 大会で、PNL(N2L)成立条件を満たしたタスクのみとする」

となっていますが、最高得点の低いタスクも成立本数として数えられ、いたずらにタスク計上本数を増やす結果となっている。計上本数の算出に影響するタスクに条件を付けた方が良いとの指摘が多く寄せられていた。

タスク計上本数

  • 成立~6本までで、3本
  • 成立7~9本で、4本
  • 成立10~14本で、5本
  • 成立15~19本で、6本
  • 成立20本以上で、7本

の計上本数を算出する成立タスクの条件を、タスクバリディティが0.3以上のタスクに限定する。

ただし、0.3に満たないタスクもランキングに計上することができる。

この規定は、あくまで、タスク計上本数を算出するタスク(計上加算対象タスク)の条件を定めるものである。

※解説を参照ください
「リーグランキング計上対象タスクと加算対象タスクについて」

改定2

対象リーグ : PCL

改定内容 :「ランキング計上本数の変更」

現状では 改定

ランキング計上本数

  • 成立~6本までで計上数、3本
  • 成立7~9本までで、4本
  • 成立10~14本までで、5本
  • 成立15~19本までで、6本
  • 成立20本以上で、7本

となっていますが、リージョナルステージなどに開催もあり、年間成立タスク数が現状の20本よりも多くなっている。

現状の20本以上7本を以下に変更。

成立20~24本までで7本。

さらに以下を追加。

成立25本以上で8本。

改定3

対象リーグ : PCL

改定内容 :「チャレンジリーグのランキング細分化」

現状では 改定

現状のチャレンジリーグは、従来のチャレンジリーグ大会(以後ノーマルステージと言う)と、リージョナル大会(以後リージョナルステージと言う)の成績を合算した形で運営されてきました。

リージョナルだけのランキングや、ノーマルステージだけのランキングもあった方が良いのではないか?との意見がありました。

チャレンジリーグのランキングを

  1. PCL総合ランキング
  2. ノーマルステージランキング
  3. リージョナルステージランキング

に細分化する。

それに加え、ファイナルへ招待する条件を次のように変更する。

ファイナルイベント招待選手

  • PCL総合ランキング成績が上位3位までの選手
  • PCL女子ランキング成績が上位3位までの選手
  • PCLオープンクラスランキング成績がトップの選手
  • 当年度PCL各大会においてPCL総合クラスで優勝した選手
  • ノーマルステージランキングの1位と女子1位の選手
  • リージョナルステージランキングの1位と女子1位の選手

※リージョナルステージランキングのみ、他の招待条件と重複した場合は、下位選手に繰り下げる。リージョナルランキングからは、必ず1位と女子1位に相当する2名を招待する。

改定4

対象リーグ : PNL

改定内容 :「海外獲得ポイント」

現状では 改定

2017年シーズンより、海外大会で獲得したポイントを年間ランキングに計上できるように変更しましたが、選手からは多くの異論をいただきました。

競う環境の違うポイントを同列に扱うのは趣旨が違うとの意見が多数を占め、改善を要求されています。
また、競技委員会としても導入した意図が選手の意識と大きな乖離があると認識いたしました。

海外獲得ポイントの計上ルールを廃止。

改定5

対象リーグ : PNL

改定内容 :「日本グランプリ成立条件の変更」

現状では 改定

ナショナルリーグでの日本グランプリ成立要件は、リーグの威厳なども考慮して設定されていました。

しかし、成立条件を満たすことが結果的に困難になり、たらいまわし的にグランプリ大会が移動していくことや、今シーズンの八方における事例から変更する必要があると判断しました。

GAPのタスク成立パラメーターを日本グランプリのみ以下に設定する。

  • ノミナルディスタンス:35㎞
  • ノミナルタイム   :1時間15分
  • ノミナルゴール   :10%
  • ミニマム距離    :5㎞

このパラメータでタスクバリディティが1になれば、日本グランプリ成立とする。

シミュレーション1(八方)

シミュレーション2(四国)

改定6

対象リーグ : PNL

改定内容 :「タスクストップの運用変更」

現状では 改定

ナショナルリーグのタスクストップはPWCルールに準じており、その処理は判定ソフトに委ねられています。

しかし、タスクストップが成立する要件などは、日本の環境にそぐわない部分もあり、特にDPクローズ時間から1時間5分経過する必要性は、日本においてゴール者のある有効なタスクを無効にしてしまいかねない懸念もあることから変更する。

PWC準拠のタスクストップから、JPAローカルの「タスクペンディング」に運用を変更する。

この「タスクペンディング」は、チャレンジリーグやN2リーグでは既に実施されており、競技委員長がタスクペンディングを宣言した時刻までのログが有効となり、最終的にそのタスクが有効か無効かを競技委員長、タスクコミッティ、JPA競技委員によって協議して決定するものであり、選手のフライトを無駄にしないような運営を目的としています。

改定7

対象リーグ : PNL

改定内容 :「チーム戦のメンバー選抜要件の変更」

現状では 改定

ナショナルリーグのチーム編成の際にランキングTOP15の選手はチームに1名としていました。

しかし、昨今の参加者減少によりチームに参加できない選手もあり、改善を要望されていました。

ランキングTOP15の選手は2名まで可とする。

チーム戦の集計方法は従来どおり。(2位の選手の得点を採用)

改定8

対象リーグ : PNL / N2L / PCL

改定内容 :「大会申込の締切について」

現状では 改定

2011シーズンより受付締め切り日を設けておりません。

1週間前(土曜日または日曜日)に受付の締切とする。