昨日の予報では、曇りベースの晴れでしたが、朝起きると快晴!今日もビックタスクが期待されます。8時にはほとんどの選手が受付を終了し、ゴンドラへ次々と乗り込んで行きました。1日成立すれば良しの日本の大会ですが、今回のように2日間の競技が当たり前のように行われることは、まるで海外大会に参加しているかのようです。Task1で失敗した選手も、すっかり気持ちの切り替えは行われているようで、選手のモチベーションは最高潮です。
しかし選手がテイクオフに集合し終えたころには、次第に高層雲が張り出してしまいました。やはり天気予報は当たってきたようです。ダミーもなかなか上がりきらず、明らかに渋そうに見えます。選手の中には今日はショートタスクを予想した方が多くいたようですが、タスクコミッティが発表したタスクは白馬盆地を大きく使った54.7kmのRaceToGoalだったのです。
高層雲の張り出しは予想されましたが、午後になると気温減率が大きくなり、鉛直P値は大きくマイナスへ転じることから、タスクコミッティは日照が弱くてもサーマル活動は続くと予想されたのです。八方・五竜エリアのコンディションが良くなるのは栂池エリアよりも1時間の遅れが予想されるため、前半は小谷・栂池・岩岳の三角パイロンを2周させることで時間を稼ぎ、後半コンディションの好転に合わせ、八方・五竜・さの坂を往復し栂池ゴールを目指します。
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