レスキューパラシュートリガーおよびリガーマスター更新研修会・
北海道札幌市

開催日程:2010/03/13    開催地:北海道札幌市    リポート:JPA教育事業部 岡田 直久

 


 

 

3月13日(土)

札幌市内は朝から猛烈な風が吹きつけていました。今日は札幌市郊外に位置する青少年会館でリガー更新研修会です。

 

現在、北海道にいるリガーは3名。少ないのか、多いのか・・・見識のある、怖さを知っているリガーが道内に1名いれば十分です。逆に怖さもなく、ちょっとした知識でパックをするような方が大勢いると、これは必ず大きなトラブルとなるはずです。リガーとはちょっとして練習で身につけられるものではありません。今回も真剣です。

 

さて、今回も8時半開始。すぐに机上講習からスタート。すでに更新研修会、検定会と今年に入り数多く行っているのでデータベースも充実してきています。1回目より2回目、2回目より3回目・・・と研修会の内容は反省をふまえ、充実したものとなってきています。

 

今回もそうですが、パッキング技術はすでにある程度身についています。あとは、なぜそのようなことを行っているか、もっといい方法はないか、これを行うことで発生するデメリットは・・・といかに考えが及ぶかということが重要です。これは普段、いかに考えをもってパッキングするしかありません。“怖さ”と“疑問”を持ったリガーであれば最高です。

 

今回も5個、それぞれ違ったパラシュートをパッキング。なぜという問いかけをしながら、作業はゆっくり進みます。理屈のないパックはすぐにやり直しとなります。結果、1つのパックに要した時間は2時間。ただ、理屈がわかり、それを応用できればそれ以降はさほど難しくないはずです。

 

お昼さんさんと射していた太陽も沈み、真っ暗な空から真白な雪が舞い落ちるころ、すべての作業を終えました。



 

このページのトップへ