新たに3名のインストラクターが誕生しました

9/3-4 アシスタントインストラクターおよびインストラクター検定会・伊豆

1日目、午後から雨という予報もあり、朝早くからフライト実技検定から行われました。
ピッチング・ローリング・フィギュアエイト、サイドコラップス、Bストール・スパイラルを演技します。そして、ただ各課目の演技を行うだけではなくすべてを見やすい位置でつなげてデモンストレーションすることが要求されます。
 その後はグランドスラロームの実技試験を行いました。
 日々の業務に追われ忙しくてなかなか練習できないのかもしれませんが、自分の中で働く時間を勝手に決めてその中で忙しくしているだけではないでしょうか。練習をどれだけしてきたかは一目瞭然です。
 夏場は朝の5時から飛べるはずです。スクール生が朝集まったとき、インストラクターが山頂から飛んでくるのもよいでしょう。忙しいというのは練習をしなくてもよいという理由にはなりません。

 午後は、ツリーランディングからの救助と自己脱出です。
 今回は、2人一組になって自己脱出のみの機材を使い、3メートルの高さにツリーランした生徒を30分以内に救助します。
 要救助者の自己確保は15分以内でできましたが、救助に45分、トータルで1時間かかってしまいました。
 道具をいっぱい使い、教科書通りの救助はスムーズにできても、事故は突然起こるものです。その場にある道具で機転を利かせて救助しなければならない時もあるはずです。
夕方から、あらかじめ決めておいたポイントの座標を入力し、実際のポイントのところまで捜索に行く予定でしたが、雨が激しく降りGPSに座標を入力するところまで行いました。
その後は学科試験。ここまでほとんど休みなしですが、体力、集中力が試されます。『問題集』『ワ―クブック』から出題される240問を制限時間40分で解きます。この程度の問題は瞬時に解けなくてはなりません。現場では素早い判断というものがインストラクターには必要となります。

2日目は学科試験から始まりました。『教育学』『ヒューマンエラー』『救急法』から出題。
ほとんどが記述式。正確な答えはもちろんですが、誤字脱字そしてひらがなも減点の対象となります。当用漢字程度、社会人としての一般常識は持っていなければなりません。
続いては第一次講習実技です。気象学はただ気象について説明するだけでなく、それがパラグライダーにどんな関係があり、実際のフライトにどのような影響があるのか交えて説明するとわかりやすく、また興味をもって聞いてもらえるのではないでしょうか。
第二次講習実技は『フライト実技の事前講習』です。自分の頭の中ではわかっていても、人に説明するためにはより深い理解が必要です。10分という短い時間の中で、何を伝いたいかテーマを絞り、生徒が練習したくなるような講習にしなければなりません。

最後は岡田講師より今年起きた事故の話があり、それを防ぐ為には何がどうすればよかったのか、またインストラクターの心得とは何かをみんなで話し合い、終了となりました。
受験されたみなさま、お疲れ様でした。

協力:伊豆フライトハウス(静岡県)

講師:岡田 直久(JPA教育事業部)

インストラクター合格:
佐藤 良太(エアパークCOO)

アシスタントインストラクター合格:
林 浩嗣(グランボレパラグライダースクール)
野村 瑞紀(今井浜フライングスクール)

レポート:恩田 由希子(伊豆フライトハウス)