2014 第1回リガー更新研修会・兵庫県 1/7(火)

 2014年初となるリガー更新研修会が兵庫県で開催されました。インフルエンザなどで欠席となってしまった方もいらっしゃいましたが、定時前にはみなさん集合し、予定より早く開始となりました。

 今回はパッキングよりもパラシュートの構造、設計に理解を深めるため、パラシュート、ハーネス、ディプロイメントバックといったレスキューシステムがどのような意図で作られたものなのか参加者全員で探ることとしました。使用する道具はそれがどのような意図で作られたものかということがわからなければどう使用すべきかということも見えてきません。さらに、道具というものには完璧なものというものはなく、その長所、短所を見抜ける力もリガーとしては必要です。特にパラシュートはラストチャンスとして使用するものです。パラシュートがハーネスから出なかった、うまく開かなったでは済まされません。いずれにせよ言い訳の通用しない場面での使用となるはずですので、リガーは常に緊張感を持つ必要があります。

 また、今回はリガーの総合力を試すために、普段扱わないタイプのパラシュートのパックにもチャレンジしました。これも同様、コンストラクションがはっきりとわかれば、どうパックすべきかということは見えてきます。

 研修は日暮れ過ぎまで続きました。お疲れ様でした。

更新: 森 永年(VANスカイスポーツ)
    大澤 行英(バーズパラグライダースクール)
    大澤 真里(バーズパラグライダースクール)
    望月 聖司(新治こまちパラグライダースクール)