パラシュートリガー更新研修会 福岡県平尾台 5/30(金)
レポート:富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)
リガーが制定されて今回で4回目となるリガー更新研修会が福岡県行橋市で開催されました。更新内容は、①開傘事例 ②DHVによる軽量ハーネスのテスト内容 ③チェックシートによるレスキューシステムの構造細部確認 ④リパック ⑤開傘シミュレーションの見直し。
まず、開傘事例から開傘シミュレーション実施の効果の有効性およびパックの重要性の再確認。ハーネステストから構造の違いによる問題点等を確認しました。
次にハーネス、ディプロイメントバック、パラシュートのチェックシートによる構造、製法、素材の説明を行い、個々の違いによる製品コンセプトの確認を行いパラシュートシステムの理解を深めました。
そして各自、パラシュートシステムを確認しチェックシートに記入後、リパック実技開始。
リパック終了後はシミュレータを使いハーネスからの引き出しテスト。今回は通常と違う体勢で、さらに厳しい方法で引き出しを行いました。
レスキューパラシュートはラストチャンスです。緊急時に1秒でも早く確実に開傘させるためには構造を理解しタイプの違うパラシュートや違うハーネスとのセットに合わせたリパック・収納が必要です。パラシュートのスペシャリストとしてのJPAリガーの役割は重要です。
各自、タイプの違う2セットのチェック、リパック、引き出しテストを行い更新会終了。
参加の皆様、お疲れ様でした。
会場:福岡県行橋市 行橋研修センターゆくとぴあ
講師:富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)
協力:SSAスカイスポーツ振興会、エアーハートパラグライダースクール
更新:
高木 弘志(JMB四国パラグライダースクール)
河辺 清治(トップアウトパラグライダースクール)
飛来 尚美(SSAスカイスポーツ振興会)
山口 博史(長崎フリーフライト)
山本 雅史(タートルズパラグライダースクール)
岸 正弘(パラグライダーパーク青木)