朝からあいにくの雨となりました。会場をフライトエリアからMKクラフトショップに移動してパラグライダーレスキューの講習会を開催しました。あいにくの天気にも関わらず、パラモーターのパイロットの方々20名にお集まりいただきました。パラモーターのスクールでツリーランの講習？と思う方もいらっしゃると思いますが、ここMKクラフトでは着水トレーニングとともに必須受講項目となっています。
まずはツリーランディングに関する講義を教室で少々。そしてさっそくショップ裏の倉庫に移動しました。倉庫は2階まで吹き抜けていますので高さは十分。さらにMKクラフトでは様々な機械を所有されているので、それら機械を有効に活用することで手際の良い講習が行えます。

-自己確保のセットの仕方
-ハーネスの作り方
-エイト環での懸垂下降
-自己脱出

と段階を踏んでトレーニングです。機械の上げ下げで懸垂下降の高さを調整できるのがここでの最大のメリット。交代でハーネスをつけながらみなさん最終的には10mほどの高さから懸垂下降ができるようになりました。

昼食をはさんで、最終科目はモーターユニットを装着した状態での自己脱出。お一人ずつ慎重にチャレンジしますが、地上にいる方はロープの補助であったり、カラビナのセットの確認であったりとグループごとで安全管理、バックアップが確実に行えていました。

外は雨が降り続き肌寒い1日でしたが、トレーニング会場は1日熱気にあふれていました。みなさん、お疲れ様でした！

写真はMKクラフトFACEBOOKよりいただきました。