ガーナ・パラグライディングフェスティバル 4/3(金)

昨夜、少し雨が降ったようで空気にも潤いのある朝となりました。今日はまず、観光局の大臣がお越しになってのオープニングセレモニーがテイクオフの横の広場で行われます。警察の車が先導して、VIPが到着すると、それまでのスピードがウソのように急ピッチで準備が進みます。私たちパイロットは風が良いのですぐにでも飛びたいところですが、セレモニーの準備を横目で見ながらヤキモキ。準備のペースが上がったところで一安心です。それでも予定を一時間遅れてセレモニーがスタート。式次第通りに進み、大臣の開会宣言とともに、足早にテイクオフに向かいました。

 私もすぐにパッセンジャーの方と合流し、ファーストフライト。久々のアフリカの風を楽しみました。コンディションは良好で、パイロットも次から次へテイクオフします。2本目に上がる頃には、今まで空いていたテイクオフの観客席も満員御礼。すでにタンデムフライトの受付には長い列ができています。これは休んでいられません。テイクオフにつくやいなやすぐにフライト。3本目までは順調に進みましたが、テイクオフでは徐々に追い風が強まり出しました。なんとかサーマルブローで飛び立つパイロットがいますが、空中のパラグライダーの動きは怪しげ・・ ボスのエドから「Stop to fly」の声が掛かります。しばらく様子を見ますが、今日は好転しそうもありません。See you tomorrow ということになりました。

ホテルに戻ると、ベルギーから参加のツゥーンがザックからなにやら出してごそごそしています。どうやらパラモーターを持ってきていたようです。さっそく組み立ててサンセットフライトを目論みましたが、組み立てる道具がなかなか揃わず、エンジンを掛けることができた時には辺りは真っ暗。明日の仕事後の楽しみにということにしました。