【注意喚起】フランスでタンデムフライトにおける重大事故発生

先日、フランスにてタンデムのスプレッダーが破断、パイロット、パッセンジャーともに亡くなるという痛ましい事故がありました。
詳細はフランスの連盟が調査中ですが、ライザーのアタッチメントポイントが破断し、パラグライダーから切り離されてしまったそうです。パラシュートを投げたものの、パラシュートも破断。
パラグライダーは買い替えたばかりだったそうですが、スプレッダーは古いものだったそうです(何年かは不明)。
JPAでは、タンデムの安全運用基準として、「スプレッダーはLTF認証テストまたはそれに準じたテストに合格していること。」としています。
スプレッダーに関しては使い慣れたものが良いということで、交換をしたがらないパイロットがいますが、パラグライダーの劣化とともに劣化しているものです。
フランスでは今回の事故を受け、5年または500時間でスプレッダーを交換するという決定をしました。

現状で把握されている情報元は>>コチラ<<


グライダーチェックミーティングレポート

グライダーチェックミーティングが行なわれました。
各チェックセンター担当者、今後チェックセンターを希望するスクールのインストラクター12名が集まりました。

2006年にこのグライダーチェック制度を開始して早8年が過ぎました。
グライダーマテリアルの変化、ヨーロッパのグライダーチェックセンターの最新情報が話され、どのようにJPAのチェックセンターの運用に反映されるべきかが議論されました。

みなさんのグライダーが、良好な状態を保たれることによって、本来のグライダーの持っているフライトポテンシャルが引き出され、安全性の機能が発揮されます。

定期的なチェックセンターでの、グライダーチェックをお勧めします。

ミーティング出席者
三上 祐司(チャレンジフィールド パラグライダースクール)
岸 正弘(パラグライダーパーク青木)
前堀 善斗(スカイブルー八方尾根 パラグライダースクール)
岩村 誠(グランボレ パラグライダースクール)
水沼 典子(スカイパーク宇都宮)
中川 克平(ウイングキッス朝霧)
青木 翼(浜名湖パラグライダースクール)
辻 強(エアパーク COO)
佐藤 良太(エアパーク COO)
岡田 直久(KPS富士見高原 パラグライダースクール)
宮田 歩(アエロタクト コーポレーション)
上野 陸(エアハート コーポレーション)






事故対策会議 3月5日 in 朝霧高原

安全普及事業部では、本年度も総会に合わせて事故対策会議を行いました。
今回のテーマは「タンデムフライト」。
JPAのタンデムパイロットが、より安全にタンデムフライトを行いパラグライダーというスポーツの楽しさを多くの方に伝えることができるように、という目的のために基本的なところから徹底的に見直していきます。

朝7時半にはウィングキッス朝霧に集まっていただき、フライト準備をおこない8時にはスタートです。
普段はタンデムパイロットとしてフライトする事がほとんどの方々に、パッセンジャーも体験していただき、お客様目線でも考えていただきます。
前日の気象予報ではフライトできるかどうか微妙なところでしたが、当日は天候・風ともに恵まれ予定通りにフライトすることができました。
フライト後はクラブハウスにてスプレッターバーの種類や特徴などの再確認を行いながら、他のパイロットが使っている道具も見せていただき知識を広げていきます。

午後はYMCAに移動し室内で午前中の振り返りや安全なタンデムフライトのための要点についての話を行いました。
あいだに保険会社の方からのお話もいただき、いざという時に大切な保険に関しての知識も深めていきます。
夕食後に午前中のフライトビデオを見ながら分析を行い、各パイロットスキルアップのためのきっかけが掴めたと思います。

各スクール、今回の事故対策会議の内容を持ち帰り全てのタンデムパイロットに伝え、実践していただきたいと思います。
来年度も多くの方にパラグライダーを安全に楽しんでいただけるよう、タンデムパイロットの方々は気を引き締めてください。

会場:ウィングキッス朝霧
   富士山YMCA

協力:ウィングキッス朝霧




森林での作業には・・・

安全普及事業部
教育事業部からのお知らせ

■安全装備の徹底をお願いします

安全装備の装着の徹底を!

ニュース報道などでご存知の方も多いかと思いますが、森林の中での
体験学習中に重さ5kgほどの枝が小学一年のお子さんに直撃し、死亡
するという痛ましい事故が発生しました。

JPAパラグライダーレスキューでも、作業中、ヘルメットは必ず装着する
よう指導しています。みなさまのスクールでも山中に入っての作業を
一般のパイロットがお手伝いすることがあると思います。今一度、ヘル
メット、グローブなどの安全装備の装着の徹底をお願いします。

重体の小1女児死亡 大垣の枝直撃、業過致死視野に捜査
2012年11月27日09:40

大垣市上石津町の市かみいしづ緑の村公園で開かれた森林体験イベントで、
折れて落下した杉の枝が大垣市神田町、興文小学校1年の○○○○さん(6)
の頭に直撃した事故で、意識不明となっていた○○さんが26日未明、頭部
外傷による脳挫傷で死亡した。

県警捜査1課と養老署は、業務上過失致死容疑での立件も視野に、事故当時
の状況や、主催者の安全管理に問題なかったかなどについて詳しく調べる。
同署などによると、○○さんは18日、県の「清流の国ぎふ森林・環境基金」
補助事業で、公園を管理する社団法人かみいしづ緑の村公社が企画した「親子で
森林体験」イベントに、父で会社員の○○さん(39)ら家族4人と参加。指導
員から間伐体験の説明を受けている最中に、直径約5センチ、長さ約3メートル、重さ

約5キロの枝が頭に直撃した。

枝は15メートル以上の高さにある枝同士がこすれるなどして折れ、自然に落下した
とみられている。参加者は34人いたが、全員がヘルメットを着用していな
かった。

亡くなられたお子さまのご冥福をお祈りいたします。


JPA安全普及事業部
JPA教育事業部


低血糖で運転中の記憶がない

シーズン本番をひかえ、お忙しいことと思います。
以下の記事は自動車運転中によるものですが、パラグライダーでも考えられるこ
とですので事前に注意喚起させていただきます。

「低血糖で運転中の記憶がない」
1日午後1時半ごろ、大津市京町3の空き事務所に、滋賀県草津市の40代男性
運転の乗用車が突っ込んだ。

手前で乗用車2台とも接触し、この男性が額に軽傷。県警大津署によると、男性
は「糖尿病を患っており、低血糖で記憶がない」などと説明しているという。

パラグライダーでこのような事例はいまだありません。
ただ、冬には低体温症によりランディング後に病院に搬送される、または昨年の
夏には空中で脱水症状となり今回の交通事故と同じように記憶がなくなってしま
い不時着というケースも発生しています。
過去には、穏やかなコンディションにも関わらず空中で原因不明の異常飛行状態
となるということありました。

まずは、フライトされる方の病歴、普段服用している薬の有無などをスクールで
は把握しておく必要があります。フライトしたいばかりにそのようなことを隠し
ている方もいるようです。
朝のミーティングでは各自の健康状態を確認することも大切です。
一部のスキューバダイビングスクールでは潜水する前に各自の心拍数をチェック
するようなにして、安全管理を行っています。
最近では腕時計タイプの心拍計もあります。

また、長期予報ではこの夏も暑くなることが予想されています。
体が気候に順応できなければ、体に不調をきたす方も出てくると思われます。

無理せずこの夏を乗り切っていきましょう。
現在、事業部では抜本的に良い解決策がないか調査しています。

もし、スクールなどで良いアイデアがありましたら事業部までお知らせください。
よろしくお願いします。

JPA安全普及事業部