関西地区では初めてのレスキュー認定検定会を丹波で行うことになりました。
場所選びは、1月の講習会で岡田さんに見てもらいOKが出たので地元の方に交渉し、快く場所をお借りすることができました。
場所は、丹波市口塩区にあるもみじの里で春一番の風が吹く中の講習会となりました。講師の南裏さんご夫婦とは前日に打ち合わせと模擬練習をみっちり行い、講習会の方向性を確認しました。
<午前の部>
何人かは初対面ということもあり、研修会は自己紹介から始まりました。
実技は、参加者全員が木からの自己脱出ができている前提だったので、宙吊りからの自己脱出から開始しました。最低2回(多い人は3回)することで基本技術を確認しました。
宙吊りからの脱出で使う「ロープジャッキ」は、目からうろこのテクニックで参加者は驚きでした。このテクニックは、救助で使うことにもなるのでしっかり習得するべき項目のひとつ。慣れるまで何度もすることになりました。
<午後の部>
午後からは、リードで木を登る練習からスタートです。今までいかに安全が確保されていなかったかということをしっかり認識してもらい、ビレイヤーの重要性とコミュニケーションの重要性を理解してもらいました。また、実際に墜落実験も行い、ビレイヤー、ロープを信頼することを学びました。
この日の最後は、講師の南裏さんによるカウンターラッペルのデモンストレーション。見学にこられた方から拍手がでるほど見事なものでした。
講義室に帰ってからは、本日の反省会。質疑応答、ディスカッション、明日へ備えます。