2010年JPAパイロットセミナー in 北海道

開催日程:2010/03/14    開催地:北海道青少年会館     リポート:JPA教育事業部 岡田 直久

 


 

 

3月14日(日)

昨晩は雪もだいぶ積り、札幌市内も真白となりました。フライトできそうなほどの青空でしたが、西風が強いようで安心して講義室に入れます。

 

フライトできないこの季節、どのようなセミナーをすれば効果を出せるかということを考え、今回はレスキューパラシュートを中心にセミナーを構成しました。まずは、ウィンパルパラグライダースクールの浅田校長のあいさつから。そして本題は昨年の傾向について。事故が大幅に減ったこと、ただし気をつけなければならないこと・・・ヒューマンエラーセミナーを行う手法で午前中を展開しました。

 

そしてお昼前から“レスキューパラシュート”。開傘原理の理解から始まり、では実際にどのように使用し、どのようなことに注意をするか細かく分析しながら、講義を進めます。お昼過ぎの眠くなる時間は実技も交え、効果的に理解をしていただけるように工夫をし、みなさんの興味、理解ともだいぶ高まったように思えました。 フライトテクニックのお話もする予定でしたが、レスキューパラシュートに関して深く理解をしていただくことを第一の目標とし、ほぼすべての時間を費やしました。とかく、パイロットのみなさんには興味のない科目ですが、時間をかけじっくり行ったことで重要性は理解していただけたのではないかと思います。

 

最後、質疑応答をするようなかっこうで最近のフライトテクニックでのポイント、これから春本番に向け、どのようなことを意識して飛べばいいかなど短い時間でしたがお話をしすべての講習を終えました。最後にJMBルスツの青木校長からご挨拶をいただき、集合写真を撮り、解散となりました。フライトテクニックに関しては次回、フライトシーズンにじっくり行いたいと思っています。昨夜の雪にも関わらず遠方からもお越しいただき、ありがとうございました。今度は北海道の空でお会いしましょう。
みなさん、お疲れ様でした。

 

  会場 :  北海道青少年会館
  協力 :  JMBルスツパラグライダースクール
  ウィンパルパラグライダースクール


 

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