レポート:前堀善斗
最終日、終日最高のコンディションに恵まれた日でした!
ランディング場を越えて少し行くとこの辺りで一番建物が密集している集落の上空です(上の写真)。
しかし、暑かった!!ひたすら暑くて、尋常じゃないほどの汗。ランディングするたびにペットボトルの水をもらい、どんどん飲み干していきます。
いったいどのくらいの水を飲んだのか!?
2日目は大気の状態が不安定だったせいか、らんでの風がなかなか定まらず、難しい場面が多かったのですが、今日は安定感のある程よい風が吹き続けてくれました。
やはりランディングの風が良いと随分と負担が減ります。
今日のランディングヘルパーの子供達!
サポートもどんどん要領を得て、立派なスタッフになってきます。
夕方になっても雲が発達する事もなく、至福のアーベントタイム。
最後のテイクオフは17時半頃。
先行していた岡田さんが風待ちで、たまたまラストは日本人2人で一緒にフライト。
もう、次のテイクオフは日没に間に合わないので最後はのんびり。
最終日は11本のフライトでした。
3日間のイベントは無事に終了!
今年もガーナの地で、世界中から来た沢山の方々にパラグライダーでのフライトを楽しんでいただくことができました。
ガーナでは徐々にパラグライダーのパイロットが誕生したり、目指す若者がいたり、子供達もパイロットになる事を夢見たり、着実に広がりを見せています。
自分自身のパイロットとしての学びや気付きも多く、他のタンデムパイロットからの刺激もたくさん受けることができました。
昨年に引き続き、このような機会をいただいた事に感謝です!
レポート:前堀善斗
フェスティバル2日目は朝から青空が広がり、一段と暑くなりそうな感じ。
初日とは違い、テイクオフに到着するとすぐに準備に取り掛かり、パッセンジャーを割り振られ、フライト開始です。
テイクオフの風は問題なく、大歓声に見送られながらガーナの空へ。
2本目の頃にはテイクオフ前にいい感じの大きくて穏やかな上昇気流が。雲底はテイクオフ+200mといったところ。今日も湿度が高めです。
ランディング場にはサポーターとして現地の子供達が5〜6人待ち構えていて、ランディングすると駆け寄ってきてパッキングやパッセンジャーのハーネスを外すのを手伝ってくれます。
そして、パッキングが終わるとグライダーを車まで運んでくれるのです。
9本目のテイクオフ。
ランディング場の少し奥で雲が大きく発達してきています。
やはり、高い湿度と強い日差しで活発なようです。
とりあえずまだ大丈夫と判断して、1フライト。
衰退の可能性を期待しましたが、結局そのまま、発達しきった雲により強風と雨。
最後は少し残念でしたが、最終日に備えて少しずつ早めの休息です。
レポート:前堀善斗
約24時間の移動でようやくガーナに入国。首都アクラに世界中から集まった総勢11名のタンデムパイロットが集結しました。準備を整え、翌日にフライトエリアがあるNkawkaw(カーカウ)へバスで移動。イベント前日の18日夜に無事に到着!
そして、19日にはいよいよイベントスタートしました!!
民族衣装を纏った地元の方々も参列し、オープニングセレモニーが行われます。
はじめは風が悪く、巻き込んで吹いてくるフォローが、広げたグライダーを後ろからクルクルとめくってきてしまうほど。
その後、なんとかタイミングを見ながらテイクオフできるようになり、結果的には夕方までフライト出来ていい感じの初日を迎えることが出来ました。
あと2日!
沢山の方々とガーナの空を満喫したいと思います!
レポート:前堀善斗
ガーナ・パラグライディングフェスティバル
開催期間:2019年4月19日〜21日
14回目の開催になるこのイベントへ、今年も日本からタンデムパイロットを派遣させていただくことになりました。
岡田氏の何年にも亘る実績が評価され、昨年からは日本人パイロットへ2名の要請をいただいています。
今回の派遣パイロットは昨年に続き、岡田氏と私(前堀)の2名です。
西アフリカのガーナというはるか遠い、ほとんどの日本人にとって『チョコレート』しか思い浮かばない国でのプロとしてのタンデムフライトは非常に良い経験でもあり貴重な経験です。
今夜の飛行機で移動し、実際にフライトするのは19日〜21日の3日間です。
現地の通信環境によりますが、なるべくリアルタイムでのレポートが出来れば、と思っています。
まずは飛行機よ、Happy Landing!!
前夜は関東方面が大雪で参加する方々が来られるか心配でしたが、早めの出発で全員無事に現地に到着いたしました。
今回のテーマはクロスタイプのパラシュートを用いてリガーとしての役割を深めることです。前回の更新講習会ではクロスタイプはまだ出始めで新しいものでした。それから3年経過した今、進化している様々なノウハウを学びました。受講している方々は十分に経験を積んでいるリガー達です。講義中は活発な意見があってお互い学びがあって有意義な時間でした。
実技では、全員もくもくとパラシュートを畳んでいきます。
使用したクロスタイプパラシュート5種類ありそれぞれ形が違いますが、基本は同じことです。均等にパックしたものが正しく展開されるようにイメージしながら畳むだけ。
細かい疑問点を解決したり、技術的なものも修正しながら、あっという間に時間がすぎていきました。
17時には片付けをして、更新講習会終了しました。
おつかれさまでしたー